学部案内

先輩・卒業生からメッセージ・学生生活

入学式とオリエンテーションで学生生活をスタート(5年生の声)

入学して最初のイベントと言えば、入学式とオリエンテーションです。みなさんも参加すればわかることですが、入学式で学長先生や理事長先生のお話しを伺っていると、自分が責任ある医療の道を歩み出したことに、自覚が生まれます。勉強に対しても高校時代とは違った積極的な姿勢で臨まなくてはいけない、と思ったりしました。まさに医大生になった、という感じでちょっと誇らしい気分になったことを憶えています。式典の終了後には、賑やかな部活の勧誘もあり、これから始まる大学生活に想いをめぐらせ期待で胸がふくらみました。当時の私はこの勧誘で空手道部に入部。臨床実習が忙しくなり、練習には出られなくなりましたが、今でも在籍しています。またオリエンテーションでは、学内施設を見学したり、担任となっていただいた先生との親睦を深める1泊の歓迎会があったり、ゲームで盛り上がる催しがあったりと、楽しい時間が目白押し。新しい学生生活のスタートにふさわしいイベントでした。

大学N0.1のイベントと言えば何と言っても大学祭(6年生の声)

大学祭の風景僕は現在6年生ですので、もうすぐ卒業になります。振り返ると、勉強にも部活にも全力で臨んだ学生生活でした。この6年問で最も印象に残っているイべントと言えば、やはり毎年秋に開催される大学祭です。部で参加する模擬店やタレントによるイベント他、実にいろいろなプログラムが用意されていますので、学祭期間中は仲間と楽しく過ごし、みんなが大いに気分転換を図ります。また学祭の中でも一番人気を集めるのが"M(毛呂)-1グランプリ"です。これは各学年を代表する強者たちが、その学年のプライドを賭けてリング上でぶつかる異種格闘技戦。観衆となる学生たちも自分の学年を応援しますから、その盛り上がりにはすごいものがあります。学祭は2007年から、保健医療学部と医学部の共催となったことで、学生数も増え、唯独開催だった頃より賑やかさも増し、まさに大学N0.1のイベント。受験生の皆さんも、もし時間ができたら、ぜひのぞきにきてください。そうすれば、その熱気や楽しさがわかると思います。

臨床現場で活躍する卒業生

埼玉医科大学病院研修医/颯佐かおり先生

学生時代に十分な知識の構築を

埼玉医科大学病院研修医/颯佐かおり先生私は現在、埼玉医科大学病院で研修医として2 年目の初期臨床研修を行っています。臨床現場に立って最初に感じたのは、教科書で学んだ症例と実際は全く違うということでした。例えば、入院患者さんの場合、バイタルを24時問、注意深く見なくてはならない重篤な方や経過を看視すればよい方など、当然、個々によりその症状や疾患のステージは異なります。さらに治療するにしても、どこを、また何を、最優先にするのかといった順番も異なってきますので、その見極めがとても難しいわけです。ですから実際の臨床現場では、個々の症状や疾患を柔軟かつ総合的に診て判断する力が求められます。そしてこの力を身につけるには、その礎を揺るぎない頑強なものとできるよう、学生時代に十分な知識の構築をしておくことが必要になるでしょう。
臨床医を目指すなら、こうしたことを肝に銘じ、学生時代を大切に過ごし、積極的に学んでほしいと思います。

ゆずの木台クリニック院長/鈴木将夫先生

大きな財産となった大学病院時代

ゆずの木台クリニック院長/鈴木将夫先生私は埼玉医科大学の一期生で卒業して33年経ちますが、思えば埼玉医科大学に在籍していた頃は、実にいろいろな体験をさせていただきました。研修医を終えて医局に入り、すぐにカリフォルニア大学アーバイン校に2年間留学。医局に戻り、しばらくしたら今度は福島の病院で内分泌・代謝の部長として仕事に従事し、その後、再び大学に戻り講師として診療に携わりました。忙しい毎日でしたが、この間、多くのことを学んだことはもちろん、たくさんの患者さんと出会い、いろいろな症例を診ることができ、現在、私が開業医として診療していく上で大きな財産となっています。うちのようなクリニックは、地域医療を支える礎とも言うべき機能を果たしていますから、毎日、さまざまな症状の患者さんが来院されます。これに対応するには、豊富な疾患を診療した経験が大切になるわけです。ですから当時の私を伸び伸びと学ばせてくれた埼玉医科大学には、たいへん感謝しています。

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