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保健医療学部について

カリキュラム・ポリシー

本学部では各資格の指定規則として定められた基礎科目分野、専門基礎科目分野、専門分野の科目群を各学年に適正に配置するとともに、ディプロマ・ポリシーに掲げた各種の目標を達成するため、カリキュラムの編成にあたっては下記のような工夫をしています。

(1)多様な選択を促す充実した教養科目群の配置

教養科目として哲学、文学、法学、社会学、倫理学、心理学、教育学、スポーツ科学、ドイツ語などの諸科目を配置し、学生の多様な選択を促しています。また、看護学科では、ジェンダー学、カウンセリング論など独自の選択科目も開講されています。

(2)医療系専門職としての態度・習慣を涵養する少人数教育

1年次から段階的に行う少人数での問題発見・解決型、かつ双方向・討論型授業として、医療の基本Ⅰ~Ⅲ(Ⅳ)を開講しています。内容はコミュニケーションの基礎、医の倫理、患者・家族と医療人の関係、医療安全管理などで構成され、1グループ6-7名の小グループ学習を通じて、医療系の専門職として身につけるべき基本的な態度・習慣を能動的に学びます。また、看護学科ではこれに加えて、看護におけるコミュニケーション論、病むことの心理などの演習科目が用意されています。

(3)語学教育の充実と海外研修の機会

専任教員およびネイティブスピーカーを含む非常勤教員により、20-30人程度の小クラス構成での英語教育を実践し、医学的内容も加味した質の高い英語教育を目指しています。また、本学国際交流センターが主催する海外語学研修や、理学療法学科で企画する中国や米国での海外研修を通じて、国際的な視野を身につける機会を用意しています。

(4)統合カリキュラムによる基礎医学教育および臨床医学教育の充実

基礎医学教育や臨床医学教育に関しては、解剖学、生理学、生化学を統合的に学ぶ“人体の構造と機能”、さらに臨床医学を臓器・機能別に統合した“ヒトの病気(疾病の成り立ち)”などを通じて、医療人としての最低限の医学知識を身につけるよう工夫しています。

(5)学内演習の強化と臨床現場における実習の重視

臨床現場における実習の準備教育として、学内では各種の演習を通じて臨床実技・検査技術の体得を図り、本学の教育病院としての大学病院、総合医療センター、国際医療センターの3病院および学外諸施設における実習に生かしています。

(6)卒業研究

各学科では卒業研究(看護学科では看護研究セミナー)を通じて、指導教員のもとで個別のテーマについて問題を自から発見し解決する能力を養い、論文作成の基礎を学ぶとともに、研究者の視点を持った医療職者として活動できる素地を養います。

(7)各学科の主要専門科目

看護学科の専門科目としては、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護学、地域看護学の各領域に関する講義、演習および臨地実習に加えて、ケアの質向上のための看護学として、感染看護学、家族看護学、看護過程論、看護管理学、国際看護論、看護倫理、看護研究概論、看護研究セミナーなどの科目を配し、問題解決能力や研究的・科学的判断力およびそれに基づいた実践能力をより高めていくことを目指しています。

健康医療科学科では、臨床検査コースの専門科目として臨床病態、形態検査、臨床化学、病因・生体防御、生理機能、検査総合管理学などの諸科目と臨地実習を、また、衛生・食品コースでは保健栄養学、保健社会学、環境保健学、産業保健学などの保健系、食品学、食品分析学、食品化工学、環境化学、労働衛生法規などの環境食品系の専門科目を配置しており、さらに両コースで臨床検査技師、診療情報管理士、甲種危険物取扱者などの受験資格と第一種衛生管理者や食品衛生管理者などの資格が得られるよう工夫しています。

医用生体工学科では、力学、電磁気学、電気・電子回路、機械工学、電信工学など臨床工学に必要な基礎的科目に加えて、専門科目としてセンサ・計測工学や生体物性論などの医用生体工学科目および生体計測機器、医用画像機器などの医用機器学科目、生体機能代行技術学関連の諸科目および臨床実習を配置するとともに、システム制御論、応用光学、メカトロニクスなどより高度な専門選択科目群を用意して、研究者の育成にも配慮しています。

理学療法学科では、専門科目として理学療法学概論、基礎理学療法学、臨床運動学などの基礎理学療法学関連の諸科目、機能能力診断学などの理学療法評価学、筋・骨格系、神経・筋系、中枢神経系、心肺系の各領域にわたる理学療法学、物理療法学、日常生活活動学、義肢装具学、筋・骨格系および中枢神経系徒手技術学、理学療法機器技術学、運動療法学などの理学療法治療学、地域理学療法学および臨床実習を配置しています。

なお、各科目の評価が進級・卒業に直結するため、科目ごとに厳正な評価を行うとともに、科目の評価方法についてはシラバスに記載し周知を図っています。

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