

本学看護学科は、緑豊かな敷地の中にたつ学び舎です。
キャンパスは、芝が植え込まれ、記念講堂やテレサホールと名づけられた厚生棟も並び、心豊かに学びあえる環境が整っています。
本学部は30年の歴史をもつ医学部の歴史のうえに、2006年4月より3学科をもって保健医療学部が新設されました。2007年4月には理学療法学科も加わり4学科となりました。医学部をはじめ、臨床検査技師や食品衛生監視員を育成する健康医療科学科、臨床工学技士を育成する医用生体工学科、理学療法学科の学生と学びの場を共有しあえるのです。今、チーム医療の重要性がいわれる中でこうした医療系の総合大学で学べることは、卒後によい医療人として仕事をしていけるための礎になると信じます。
また、埼玉医科大学病院、総合医療センターがあり、キャンパス内に最先端の医療をめざす国際医療センターも新しくオープンし、看護学の中で最も重要な実習を行う施設に十分に恵まれています。各病院とも、強力な実習指導体制をもって大切に学生を迎えてくださいます。看護学科と病院の看護部は常に連携を取り合い、実習を価値あるものにしようと努力しています。また、看護学科教員は建学の精神である「師弟同行」の気風そのものを大切に共に学ぶ姿勢を大事にしています。学生を全員で見守り、ともに看護を育てようと、よりよい看護者になるよう、学生と語り合いながらも厳しく指導していきます。心の豊かさを求めて、ともに専門職たりえる看護者をめざしましょう。2008年4月から3年次編入を行っています。大学院を2010年4月から開設しています。

看護学科の教育目標は、「深い人間理解に基づき、看護に求められる社会的使命を遂行し、生涯にわたり自らの人間性と看護実践の能力の研鑽に努めることのできる人材育成」です。それに基づいてカリキュラム構築がなされています。
ナイチンゲールは、看護者に必要な能力を、「症例に対する理性的な関心」「病人に対する心のこもった関心」「病人の世話と治療についての技術的な関心」の3つをあげています。知識、精神、技術の重要性です。これは、「病んでいる方、苦しんでいる方に、少しでも楽になって頂きたい」と願う看護者の心と、主体性をもって看護学を学び、生涯に渡って実践力を研鑽していこうとする姿勢を語っています。 また、医療の高度化に伴って、看護者に求められることも多くなっています。隣接する国際医療センターをはじめ、関連病院の種々の職種の方々から、時代に求められる医療人として、看護者として、多くを学ぶことができます。看護学科の教員は、看護専門職の育成を目指して教育的な環境づくりに絶えず努力していきます。本学が出発点となり、生涯教育である看護学の深さを実感されていくことを心より願っています