

健康医療科学科では、国民の健康維持に対する関心や医療への期待に応えるべく、保健と医療の分野で活躍できる専門的な高い知識と技術を備えた人材の育成を目指しています。
臨床検査コースでは、臨床検査医学について、確かな知識と技術を学び、高い倫理観と人を思いやる豊かな人間性をもった高度医療の一翼を担える力を養います。
衛生・食品コースでは、健康・保健の科学分野について学びます。医療分野とも共通する生命医科学を基盤として、働く場の衛生、環境保全、あるいは食の安全などに関する幅広い知識と技術を修得し、社会において保健活動を積極的に実践できる行動力を養います。
こうした人材育成の目標を達成するために、当学科では臨床検査コースと衛生・食品コースという2つのコースが設定されています。

患者さんから得られたの尿や血液、細胞などの検体を検査したり、患者さんに直接触れて心電図や脳波などを測定する生理機能検査を行うことができる臨床検査技師を養成します。本コースでは、臨床検査医学の講義と実習を最新の設備と内容で提供し、卒業後は医療と保健あるいは研究開発のさまざまな分野で活躍できるようにカリキュラムが整備されています。
職場の空気や騒音などの測定や健康診断のデータをもとに作業する人の健康と安全を守る第一種衛生管理者、また食品や添加物を衛生的に製造・加工を行うように管理、指導する食品衛生管理者、輸入や流通過程における食品の衛生と安全性を監視する食品衛生監視員などの人材を養成します。人の病気や健康に関する医学的知識を土台に、物質や食品の分析、環境衛生の検査技術を学んでいきます。

健康医療科学科では、21世紀に必要とされる予防医学の視点で、健康を科学できる人材あるいは医療を科学できる質の高い人材を育成することを主眼においています。特に、2008年から施行される健康増進法「未病対策」について正確に実践できる医療人を養成して社会に貢献するために、環境科学や食品科学、臨床検査医学など、幅の広い生命科学と健康科学に関わる分野の学問を追究していきます。カリキュラムには、環境や食品衛生に関する知識と技術を修得したり、一方で正しい病気の診断に役立つ高度な臨床検査医学の知識と技術を修得する道があり、どちらも先端医科学を学んだ上に、「食・環境・健康」を科学することができるという特徴があります。また、埼玉医科大学病院とも連携して健康科学を推進できる利点もあり、自己の資質向上を図ることができます。健康を科学したい意欲的な学生を待っています。