研究・活動
臨床検査学科
臨床検査学科 研究・活動内容
市岡 正適(いちおか まさゆき)
- 主な担当科目
- ドイツ語
- 資格・学位
- 教授 修士(文学)
研究紹介
- 専門分野
- ドイツ文学 ドイツ語教育
- 研究テーマ
- 1.ワイマール共和国時代のドイツ文学
2.ドイツ語CALL教育 - 研究概要
- 1.孤独の意識は、現代の社会と個人が乖離した意識の状況を表す現象である。ケストナーやホルバートから始めて、ヘッセの孤独の意識の分析を行っている。このテーマは常に私の心の中で抱え続けている。
2. 現代では、コンピュータを利用しない語学教育は考えられない。授業の一部をコンピュータソフトでの学習に置き換える工夫から始まり、CALLソフトであるWebOCMの利用によって、授業そのものの大部分をコンピュータ上での学習に置き換えることが可能であることを確認したが、現在はLMSとして最も利用されているmoodleを用いて、旧来の授業と同等か、それ以上の効果を上げる教材の作成に努めている。 - 著書・学術論文
- 著書:
1.パスポート独和辞典(共著、平成9年1月、白水社)
学術論文(単著):
1.孤独の対話-ホルバートに沿って-(昭和56年10月、「詩・言語」17号71頁~86頁)
2. エーリッヒ・ケストナーにおける意識の基本的様相(昭和57年9月、「詩・言語」18号37頁~80頁)
3. 合理の無意識-『デミアン』の場合(昭和59年6月、「埼玉医科大学進学課程紀要」第三号1頁~14頁)
4.市民への回帰-ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』におけるハリー・ハラーと市民との懸隔について(平成元年4月、「埼玉医科大学進学課程紀要」第五号1頁~8頁)
5.コンピュータ室でのドイツ語教育-チャット技術を利用したプロトタイプソフト作成-(平成12年3月、「埼玉医科大学進学課程紀要」第八号59頁~65頁)
口頭発表:
1.パーソナルコンピュータを用いたドイツ文学研究の統合的環境構築の試み(平成6年5月、日本独文学会春季研究発表会)
2.コンピュータと外国語教育(平成13年7月、成城大学LLセンター研究会での講演) - 所属学会
- 日本独文学会 ドイツ語情報処理学会 eLearning教育学会