研究・活動

臨床検査学科 研究・活動内容

飯野 望(いいの のぞみ)

主な担当科目
遺伝子検査学 血液学 臨床血液学 臨床血液学実習
資格・学位
准教授 臨床検査技師 遺伝子分析科学認定士 医学(博士)

研究紹介

専門分野
造血器腫瘍・固形腫瘍の遺伝子検査学
研究テーマ
1.WT1遺伝子と発癌
2.ALP発現と肺がんとの関連
研究概要
AMLの再発、あるいはMDSにおける白血化等の際にWT1遺伝子発現が関与していることが知られている。WI1遺伝子は早期再発診断に有用とされているが、癌化以前の未病の段階でWT1遺伝子発現に変化がないか現在解析し検討している。
著書・学術論文
学術論文:
1.飯野 望、市川 明、尾澤 巌、五十嵐 誠治ほか:肝細胞癌の核内にみられる鍍銀染色強陽性顆粒の基礎的検討-鍍銀染色法の確立と画像解析による核の染色濃度評価- 医学検査 48(11):1558-1565,1999
2.飯野 望、五十嵐 誠治:In situ hybridization法におけるハイブリダイズ可能な組織内のRNA保存度の評価法の検討、臨床検査栃木20:46-52,2000
3.Koyama I, Komine S, Iino N, Hokari S, Igarashi S, H.Alpers D, Komoda T:α-Amylase expressed in human liver in encoded by the AMY-2B gene identified in timorous tissues. Clinica Chimica Acta309,73-83,2001
4.鈴木 兼一、増渕 秀子、飯野 望、五十嵐 誠治ほか:子宮頚部腺癌における抗ムチンモノクローナル抗体(HIK-1083)の有用性について、全国自治体 病院協議会雑誌、42(5):88-92,2002
5.Hokari S, Miura K, Koyama I, Kobayashi M, Matsunaga T, Iino N, Komoda T:Expression of α-amylase isozymes in rat tissues. Comparative Biochemistry and Physiology PartB135、63-69,2003
6.五十嵐 誠治、飯野 望、平林 かおる:表在性大腸癌に対する内視鏡治療の適応拡大と病理学的評価基準の見直しについて、Lab Clin. Pract, 22(1):21-24、2004
7.Iino N, Matsunaga T, Harada T, Igarashi S, Koyama I, Komoda T:Comparative characterization of pulmonary surfactant aggregates and alkaline phosphatase isozymes in human lung carcinoma tissues. Cell Tissue Res328、355-363,2007
所属学会
日本臨床検査医学会 日本検査血液学会 日本医学検査学会
教員からのメッセージ
分子生物学的手法が臨床検査の分野にも次々と導入され、臨床現場においても診断に不可欠となってきています。遺伝子検査など新しい検査法に興味のある学生の方々、共に学んでみませんか。

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