研究・活動 Study & Activity
理学療法学科 School of Physical Therapy

理学療法学科 研究・活動内容

三浦　佳代

主な担当科目
地域理学療法学、日常生活活動学演習、臨床運動学
資格・学位
助教　博士（人間科学）、理学療法士、専門健康心理士

研究紹介

専門分野
地域理学療法、健康心理学
研究テーマ
ご高齢の方や、病院から退院した方々が、社会で活動的に生活できるような支援について研究をしています。
研究概要
理学療法によって向上した機能・能力を実際の生活活動に活かすには、対象者が自ら活動を行っていく必要があります。対象者が活動を行いはじめ、そして行い続けるための支援方略について、行動変容理論・モデルに基づき検討しています。
著書・学術論文
・在宅脳卒中者を対象とした活動および参加状況尺度の開発: 三浦佳代, 島崎崇史, 高山侑子, 竹中晃二. Journal of Health Psychology Research 31(1): (in press)

・社会参加につなげるための支援―行動変容の視点からの提案―: 三浦佳代. 地域リハビリテーション13(6): (in press)

・シリーズ心理学と仕事12　健康心理学　現場の声28脳卒中のリハビリテーション／健康心理学と仕事の未来を占う: 竹中晃二（編）　小沼佳代. 北大路書房, 2017

・Cross-cultural validity of the theory of planned behavior for predicting healthy food choice in secondary school students of Inner Mongolia：Shimazaki, T., Bao, H., Deli, G., Uichi, H., Lee, Y. H., Miura, K., & Takenaka, K.　 Diabetes & Metabolic Syndrome: Clinical Research & Reviews Suppl 1: S497-S501, 2017

・在宅脳卒中者の活動および参加状況にあわせた推奨活動の検討: 小沼佳代, 島崎崇史, 高山侑子, 竹中晃二. 理学療法科学 31(4): 521-525, 2016

・加齢に伴うバランス能力低下と理学療法: 田口孝行, 新岡大和, 菊池裕美, 小沼佳代. 理学療法 33(6): 517-527, 2016

・在宅脳卒中者の活動性が生活の質に影響を与えるプロセス: 小沼佳代, 島崎崇史, 高山侑子, 竹中晃二. 理学療法科学 31(2): 247-251, 2016

・Exploring physical activity with a low psychological burden and high feasibility in Japan: A qualitative study: Shimazaki, T., Iio, M., Lee, Y. H., Konuma, K., & Takenaka, K. Psychology, Health & Medicine 21(8): 1006-1015, 2016

・Construction of a short form of the healthy eating behavior inventory for the Japanese population: Shimazaki, T., Iio, M., Lee, Y. H., Suzuki, A., Konuma, K., Teshima, Y., & Takenaka, K. Obesity Research & Clinical Practice Suppl 1: S96-S102, 2015

・脳卒中患者の退院6ヵ月後の社会的活動性に影響を及ぼす要因の検討―Health Action Process Approachの視点から―: 小沼佳代, 島崎崇史, 矢作友里, 竹中晃二. 理学療法科学 29(6): 989-993, 2014

・一次予防を目的としたメンタルヘルスプロモーション行動に関する研究：行動の抽出および評価尺度の構成: 島崎崇史, 李氤華, 小沼佳代, 飯尾美沙, 竹中晃二. ストレスマネジメント研究 11(2): 27-41, 2014

・退院後の脳卒中患者における社会活動と意図の関連性: 小沼佳代, 島崎崇史, 矢作友里, 竹中晃二. 理学療法科学 29(5): 679-682, 2014

・退院後の脳卒中患者を対象とした社会的活動性尺度および実施意図尺度の開発: 小沼佳代, 島崎崇史, 矢作友里, 竹中晃二. 理学療法科学 29(3): 361-365, 2014

・回復期リハビリテーション病棟における脳血管障害患者の転倒とFIM得点の関係: 内田亮太, 廣瀬圭子, 小沼佳代, 諸持修, 岡崎喜紀, 八舟美樹, 田口孝行. 理学療法‐臨床．研究．教育 18(1): 39-43,　2011

・障害物回避における歩幅と歩行速度の変化: 小沼佳代, 田口孝行, 相馬正之. 理学療法‐臨床．研究．教育 15(1): 21-25,　2008
所属学会
日本理学療法士協会、理学療法科学学会、日本健康心理学会
教員からのメッセージ
理学療法士は、対象者の方々のニーズを敏感に感じとることが大切だと思うので、学生のうちから人と話す機会をたくさんもってほしいです。