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急患センターER/中毒センターと救急医の役割

 突然のけがや病気で具合が悪くなり動けなくなってしまったら、あなたはどこの病院に相談しますか? ふだんかかりつけの病院、医院に相談するのがベストですが、「重症の患者さんは診療できない」と言われてしまったらどうしましょう?
 「すぐに専門医の診察を受けたい」、「夜間でも医師に診てもらいたい」という患者さんの心情は当然です。しかし、24時間にわたってすべての診療科の専門医を待機させことは、人口当たりの医師数が全国で最も少ない埼玉県(*)では事実上不可能な状態となっています。さまざまな傷病の初期診療を担当する救急医も例外ではなく、急速に進む高齢化社会の中で増加の一途をたどる救急患者を、少数の医療スタッフで効率よく診療するため救急医療体制が求められています。
 埼玉医科大学病院「急患センターER」は2016年3月の東館への移転を機に「急患センターER/中毒センター」と改称されました。臓器別の「縦割り」医療ではなく、幅広い種類と重症度の病気やけがの初療に重点を置き、最初に患者さんの重症度判定(トリアージ)を行って診察の優先度を決めます。重症の患者さんから順に診察と各種検査を行い、病気の診断をするとともに初期治療(応急処置)を行って全身状態の安定をはかります。救急科医師は初期診療の専門科として患者さんへのファースト・タッチ(初療)を担当し、中毒、熱中症など特殊な病態を除いて各科専門医による専門治療に引き継いでゆきます。こうしたやり方はアメリカ、カナダをはじめとする多くの国々で一般的な救急医療の方式で、わが国では「ER型救急」と呼ばれます。
 さらに急患センターER/中毒センターではその名にあるごとく、中毒の診療に力を入れてゆくこととなりました。過量服薬などによる医薬品、化学物質の急性薬物中毒のほか毒キノコや毒ヘビなどの自然毒、事故による一酸化炭素中毒、硫化水素中毒などにも対応してゆきます。
 新しい急患センターER/中毒センターの重要課題は「緊急の疾患や外傷への迅速な対応」、「幅広い分野の診療」、そして「安心な医療の提供」です。

*:埼玉県の医師数は人口十万人あたり158.5人(2014年)で、最も多い京都府の(326.3人)の半数以下となっている。

東館全景

 

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急患センターER/中毒センターでの診療内容

 基本方針として、急患センターER/中毒センターを受診される患者さんすべてに対してトリアージナース(**)による病気・外傷のトリアージを最初に行い、緊急度を判定します。緊急度の高い順に全身の診察と検査を行って診断を下し、それに基づいて初期診療を行います。さらに入院治療の必要があれば各科の専門医に相談や紹介をします。
 このように急患センターER/中毒センターでの診療は原則的に緊急度に基づく救急診療であるため、来院順に診療が行われるわけではなく、場合によっては長時間お待ちいただくことをあらかじめご了承ください。とくに夜間は全科の当直医が常駐しているわけではありませんので、緊急度が高くないと判断された場合には専門医の診察を受けるため後日に再来院をお願いすることがあります。また急性期の心筋梗塞や脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)など、緊急性・重症度がともに著しく高い患者さんについては埼玉医科大学国際医療センター 救命救急センターに診療を依頼し転院していただく場合があります。
 東館の新しい施設内では初療室、観察室、病室の患者さんの容態の変化を迅速に捉えるため、モニターカメラを使用して随時状況を把握しております。こうしたカメラによるモニターは突然の容態変化への対応だけでなく、想定範囲を超えた安全上の問題をいち早く発見するために必要不可欠で、今日の医療機関においては一般的なものとなっております。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 なお、急患センターERでの救急の診療後は患者さんの希望に応じて、かかりつけ医や自宅の近くの病院へ紹介をいたします。

**:病気やけがの重症度判定(トリアージ)の訓練を積んだ看護師。

急患センターER/中毒センター 入口
急患センターER/中毒センター 受付

 

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救急ワークステーション

 2016年4月より、西入間広域消防組合と提携し「派遣型救急ワークステーション」の運営が開始されました。派遣型救急ワークステーションとは病院に救急車を待機させ、重症者や特殊な手当てが必要な場合など傷病者の状態によって医師、看護師が救急車に同乗して出動するシステムです。傷病者のいる現場に医師が行って救急隊に医学的な指示をしたり、実際に医療行為を行ったりすることで救命率の向上を図ることを目的にしています。
 病院が直接運営するドクターカーとは異なり、病院と消防署が共同で運営する形式で、埼玉県では当院の他に草加市、戸田市に救急ワークステーションが開設されています。
 当面は平日の昼間の運用から始め、段々にカバーできる時間帯を広げてゆく計画です。救急隊との連携を深め、より迅速・的確に傷病者に対応することは地域の救急医療のレベルアップにつながります。

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大規模災害時の医療

 近未来に予想される大地震、異常気象、大事故などにより近隣地区で多数の被災者が出た場合、埼玉医科大学病院は災害拠点病院として災害医療の最前線の責務を担い、被災者の診療にあたります。東館の急患センターER/中毒センターは、いざというときできるだけ多くの被災者受け入れが可能となるように十分な診療スペースを確保し、緊急用診療機材を設置しています。また院内にはDMAT(災害派遣医療チーム)が結成され、災害時の医療活動に対する研鑽を積んでいます。
 災害時には消防、行政、警察などと協力して地域の医療活動の中心となり、災害規模が大きい場合には災害地域外の医療機関への患者搬送の中継拠点となります。

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急患センターER/中毒センターの診療体制

内科系診療 救急科医師、ER担当医師(当番医)による診療
※夜間は内科当直医による診療
外科系診療 救急科医師、ER担当医師(当番医)による診療
※夜間は外科当直医による診療
小児科診療 【日中】 小児科医師による診療
【夜間】 地域連携小児時間外夜間・休日診療
産婦人科診療 産婦人科医師による診療
眼の症状 眼科医師による時間指定受付診療
耳・鼻・喉の症状 耳鼻咽喉科医師による時間指定受付診療
歯の症状 当院の歯科医師による診療

※日中と異なり時間外の診療では,曜日により血液内科、皮膚科、形成外科・美容外科、泌尿器科、脳神経外科の夜間当直医師が不在となります.

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