地域医療科

地域医療科・プラチナ外来
地域医療科
Department of Community Medicine
高齢者を中心に認知症や多臓器疾患を有する患者に対し
臨床能力の高い医師が診療します。

診療部長ご挨拶

地域医療科では、超高齢化社会において地域住民の多くが多併存疾患を抱える中で、臓器別の専門領域に限らず患者中心で幅広い連携重視の診療をいたします。地域医療科はプライマリ・ケア、総合診療、家庭医療、老年医学を含んでおり、対象は高齢者を含む成人全般です。

多臓器にわたる複数疾患を持ち、また認知症を含めた精神神経障害を合併することも想定し、診察では患者さんならびにその家族から十分な時間をかけて医療情報を入手し、丁寧な診療を行います。外来診療は各専門診療科と連携している病院診療部と一体になり、患者さんにもっとも適切な医療を提供いたします。
中里 良彦
診療部長、教授
中里 良彦 NAKAZATO, Yoshihiko

診療内容・専門分野

高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病のみならず、なんとなく元気がない、食事の量が減ってきた、歩き難くなったなどの老年症候群(加齢とともに現れてくる身体および精神的諸症状や疾患)と考えられる症状に対し、高齢者総合機能評価を行い診断、治療を行います。臓器別診療が必要な際は担当医師が責任をもって診療情報を提供し、コンサルテーションを実施します。スタッフ拡充に伴い、更に院内外の連携重視の一般診療を展開してゆくことを考えております。

主な症状

  • いろいろな病気とどうやって付き合えばよいかわからない
  • 困った症状がたくさんあって、どこを受診したらよいかわからない
  • 特に病気はないが、健康を保つにはどうしたらよいか相談したい
  • 家族から見て、明らかに以前と違うが、どこが悪いのかわからない
など

病気の説明と治療方法

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フレイル
症状
筋力低下、歩行速度低下、倦怠感・易疲労感、活動性低下、体重減少
治療方法
老年症候群
症状
摂食・嚥下 障害、体重減少、関節・体の痛み、歩行障害・ 転倒 他
治療方法
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