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埼玉医科大学病院/形成外科・美容外科


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美容外科について

 美容外科は形成外科の重要な一分野です。

 形成外科での他分野との相違は、美容外科診療は現在他覚的に形態の問題が無いものの自覚的に問題を感じ、患者さん自身の生活の質を向上させる目的で行われるという点です。

 美容外科は現在ある状態をさらに自覚的に向上する形態に変化させる診療(狭義の美容外科)、加齢により生じた形態をその人自身の若い時分に近づける診療(アンチエイジング、抗加齢医学)に大別されます。

 よって疾患の部類には属せず、健康保険の対象にならないため、多くは自費診療になります。

 美容外科はその特殊性ゆえ、医療従事者をも含めた多くの人に特別視されることがあります。しかし正しい診療を行うことにより、その人の容姿で悩む非生産的な時間を減らし前向きな人生を送るのに大きく寄与できる可能性があります。しかし反面、不適切な診療は逆にその人に新たな悩みを生じさせることにもなります。

 美容外科に限らず医療というものは、従来のような経験則に頼らず科学的根拠に基づく方法で行われるべきものです。このような医療をEvidence Based Medicine(EBM)と呼びますが、最近は特に重要視される傾向にあります。EBMにより医療は体系的、普遍的に行うことが可能になります。

 美容外科は開設されている大学が未だ少なく、他科よりEBMの領域が少ないのが現状です。これらの事を改善するためにも大学での美容外科診療の意義は大きいと思われます。また多くの人に真の美容外科診療を理解してもらえるようなオピニオンリーダー的な役割もあると言えましょう。

 当科はこのような、大学における美容外科診療のあるべき姿を目標に日々診療を行っています。



当科で扱っている主な施術

・二重まぶた
・眼瞼下垂  
・鼻  
・禿髪治療
・輪郭
・若返り
・その他

* 症例写真は全て患者さんの同意を得ているものです。



眼瞼の美容外科


・埋没式重瞼術

 細い糸を使って上瞼の皮膚(真皮)と瞼の裏の瞼板というところを固定し、二重をつくります。
 瞼板前組織を切除していないので、二重のラインが薄くなったり、消えたりする場合もあります。
 その場合は埋没法の適応がないことが多いので、小切開法などの別の手術を選択することがあります。

・小切開式重瞼術
 埋没法の適応がないときに行います。
 二重を作成したいところの中央部を1cmほど切開します。
 瞼板前組織を切除するため上瞼の皮膚(真皮)と瞼板との癒着が強く生じ、消えにくい二重を作成することができます。

小切開法
 
 
 
術前
術後
 













・全切開式重瞼術

 二重を作成したいところのライン上を切開します。
 たるみをとり、二重を作成するとき行います。


・内眼角形成術(目頭切開術)

 重瞼術は縦の瞼裂(眼の幅)を増す手術ですが、目頭切開術は横の瞼裂(眼の幅)を増す手術です。
 蒙古人種に特有な目頭の皮膚のかぶりである蒙古ひだを切除する手術です。
 多くは二重のラインは平行型になり、西洋人的な印象になります。
 ただこの手術は切開部が二重に隠れず露出する部位なので、適応の選択とデザインが重要です。


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眼瞼下垂の手術


 眼瞼下垂は上瞼を開ける筋肉である、眼瞼挙筋およびミューラー筋の機能低下によるものです。生来よりその機能が低下している先天性と後天的に生じるものに大別できます。
 後天性眼瞼下垂としてはコンタクトレンズやアイプチなどの慢性的な外力によるもの、手術などを含めた外傷によるもの、加齢によるものなどがあります。
 眼瞼下垂は額の筋肉を使い代償性に眼を開けようとするので、額のしわができやすくなり、頭痛や肩こりなどの不定愁訴の原因になるとも言われています。
 また重症例は視野の狭小などで日常生活に困難をきたすこともあります。

眉毛下切開を併用した眼瞼下垂手術
例 1
 
 
 
術前
術後1.5ヶ月
 
 
例 2
 
 
術前
術後3ヶ月
 




























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鼻の美容外科


・隆鼻術

 多くはシリコンプロテーゼなどの人工材料を用い鼻を高くします。何らかの理由で人工材料を用いられない場合は耳介軟骨や鼻中隔軟骨、肋軟骨、腸骨等の自家組織を用います。切開部は鼻の穴に沿った切開なので、外見上見えません。

・鼻尖形成術

 だんご鼻を細く見せるなど、鼻先を整える手術です。鼻の鼻翼軟骨を寄せたり、耳介軟骨や鼻中隔軟骨を用い鼻先を立てたりする方法があります。

・鼻翼形成術
 鼻の穴の形を小さくしたり、縦長にする手術です。

・整鼻術
 高すぎる鼻や、かぎ鼻や斜鼻(曲がっている鼻)を修正する手術です。鼻骨や軟骨を処理します。

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禿髪(男性型脱毛症)治療

 
 男性型脱毛症(AGA)の主な原因物質は活性型男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)です。DHTが頭皮に作用することにより、男性型脱毛症が促進します。
 したがって、まず治療としてはプロペシアR(フィナステリド)が有効な場合があります。
 プロペシアRは5α-還元酵素を阻害し、DHT産生を抑制します。

 プロペシアRの使用により、多くの人に発毛がみられますが、さらなる改善を求める場合は単一植毛法が有効です。
 これは後頭部などのまだ髪が豊かな部位より毛を採取し、毛包のユニットごとに脱毛部に植毛する方法です。

 このように症状により、様々な方法を組み合わせることで、大変満足度の高い治療となります。

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埼玉医科大学かわごえクリニック美容外科のご案内

 埼玉医科大学かわごえクリニックにて美容医療外来を行っています。
 現在、毎週月・火・木曜日(午前・午後)に行っています。
 美容診療全体の相談を行っていますので、川越の方が便利な方は受診してみてください。

かわごえクリニックのホームページ
受診案内



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