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下肢静脈瘤とは何ですか?
下肢静脈瘤は静脈の病気です。足の静脈は血液を心臓に戻す働きをします。重力に逆らって血液を送るために、逆流防止のための弁がついています。この弁が壊れることで、足の静脈に血液が滞ってこぶのように脹れてきます。原因により次の二つに分類されます。
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一次性下肢静脈瘤:主に表面の静脈の弁が壊れ、血液が逆流している状態。
A 深部静脈血栓症後遺症:過去に深部静脈血栓症(下肢の太い静脈に血のかたまりができる病気)を起こしたことがあり、その影響で深部静脈(深い位置にある太い静脈)の弁が壊れてしまっている状態。
どのような人に多いですか?
立ち仕事、座り仕事の方、妊娠・出産後、体重の多い方などに多い病気です。ご高齢の方に多いですが、10代後半からみられることもあります。また足の骨折などの手術後しばらくして生じることもあります。
どのような検査が必要ですか?
超音波検査を行い、必要に応じてCTやMRIなどの検査を追加します。いずれも痛くない検査です。静脈の超音波検査はゼリーをつけて、体の表面から血管の形や、血液の逆流がないかを調べます。
手術は必ず受けなくてはいけませんか?
静脈瘤は良性の病気ですので、必ずしも手術が必要とは限りません。ただし、一次性下肢静脈瘤の方で次のような場合には手術をお勧めしています。
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見た目が気になる場合(スカートを履けない、ひとに足を見せられないなど)
A だるさ、痛み、こむらがえりなど、自覚症状がつらい場合
B 皮膚の症状があるとき(皮膚炎、色素沈着)
深部静脈血栓後遺症の方には手術ではなく、保存的治療(弾性ストッキングや弾性包帯による圧迫療法、生活指導など)を行います。
すねの内側に潰瘍があるのですが?
膝から下の皮膚が黒ずんでいて(色素沈着)潰瘍がある場合は静脈瘤が原因であることがあります。このような方は早めに相談されることをお勧めします。
レーザー治療は受けられますか?
2011年1月から一次性静脈瘤に対する血管内レーザー治療が保険でできるようになりました。当院でも導入に向けて準備をしていますが、現時点ではまだ行うことができません。
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