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核医学診療科は、放射性同位元素を利用した診断、治療、臨床研究を行う部門です。核医学では放射性医薬品を利用しますが、診断で用いる放射性物質は人体に安全な量で、被曝線量は他の放射線検査と同等のレベルであり、心配ありません。また、放射性医薬品に含まれる物質濃度は非常に微量なので薬剤副作用が極めて少ないという特徴があります。核医学診断の利点は、静注のみで低侵襲で安全であること、臓器の機能を局所的に測定できること、全身を対象とする検査では全身を一度に調べられることです。
検査は、通常、検査薬を静脈注射して、薬剤が十分に体内に分布してからガンマカメラという測定器で写真を撮ります。検査によっては、注射や撮像は複数回にわたり、数日に及ぶものがあります。撮像法も、普通の単純写真に相当する平面像と、断層像であるSPECTがあり、目的に応じて使い分けています。さらに、平成19年度より、埼玉医科大学国際医療センターにてPET検査診療を行っています。
撮像したデータを、コンピュータで画像化、解析し、種々の結果を解釈した報告書を画像データにつけてお返ししています。
治療では、甲状腺機能亢進症の患者様に、放射性ヨードを用いた内照射療法を行っています。内照射療法は、放射性ヨードのカプセルを内服するだけの非常に体への負担が少ない治療法です。日本では、通常、抗甲状腺剤治療が出来ないときやコントロールが困難な時に外科療法とともに選択される治療法ですが、米国などでは第一選択とされています。
日本では数少ない専門科として最先端の手法、知識を臨床医療に還元できるように努めています。
平成22年8月現在 (准教)准教授、(講)講師、(非)非常勤 |
核医学診療科 |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 検査・ 診断 | 今林悦子(講) | 瀬戸 陽(講) |
瀬戸 陽(講) | 松田博史(教授) | 久慈一英(准教) | 交代制 |
| 午後 | 検査・ 診断 | 交代制 | 瀬戸 陽(講) | 瀬戸 陽(講) | 交代制 | 交代制 | 交代制 |
| 平成21年度核医学診療実績 | |
検査種別 | 患者数 |
| 骨 | 463 |
| 腫瘍・炎症 | 623 |
| 心・大血管 | 188 |
| 脳血流 | 803 |
| 内分泌 | 149 |
| 呼吸器 | 82 |
| 腎 | 60 |
| 消化器 | 137 |
| その他 | 34 |
| 試料測定 | 4 |
| 甲状腺RI治療 | 10 |
| PET委託 | 119 |
合計患者数 | 2,672 |
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