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第14号 2001.1.1
   
 
 

薬の豆知識 カフェイン含有飲料と薬の相互作用

   
 

 コーヒー、ココア、日本茶、紅茶などの嗜好品にはテオフィリン、カフェイン、テオブロミンといった成分が含まれており、これらには神経を興奮させる作用や強心作用、または利尿作用もあります。これらの中で中枢神経系に対する作用はカフェインが最も強いといわれ、医薬品としてのカフェインは中枢興奮、頭痛治療として使用されています。少量のカフェイン(50〜200 mg)では、眠気を消失させ思考力を増進させます。また疲労感を減弱させたりもします。しかし投与量の増大により、神経は興奮状態となりいらいら感、不眠などが現れてきます。

 湯のみ茶碗1杯程度の日本茶の場合(玉露をのぞく)カフェイン量は約10〜20 mgであり、特に影響はありません。紅茶1杯には、約50 mgのカフェインが含まれ、コーヒー1杯には、コーヒー豆の種類と煎じる方法によって異なりますが、約85 mgのカフェインが含まれています。またコーラ飲料の350 ml 1瓶には40〜50 mgのカフェインが含まれています。

 これらカフェイン含有飲料は種々の年齢層に愛飲されています。通常の量では特に問題はありませんが、急激に多量のカフェインを摂取した場合は以下のような薬との相互作用にも注意をはらう必要があります。

このおくすりで最も大切なことは脂肪分となる食べ物を良く理解し、摂りすぎないことです。総コレステロールの高い場合は動物性脂肪のとりすぎをおさえ、コレステロールの排泄を促すといわれているリノール酸を多く含む植物油を摂るようにします。中性脂肪の高い時は糖質、アルコール、穀類などを避けるようにします。運動は血糖の利用が促進されると同時に血液中のコレステロールや中性脂肪も低下させます。コレステロールが気になる方は食事に注意し、運動を心がけたり定期的な検査を受けるようにしましょう。

ネオフィリン
ネオフィリンM
テオドール
テオロング
ユニフィル
これら薬剤の代謝、排泄を遅らせる為、副作用(吐き気、頻脈など)が現れることがある。

タガメット
カフェインの代謝、排泄を遅らせる為、カフェインの作用(不眠、興奮など)が現れることがある。

※お薬についてご不明な点や詳しいことは薬剤師におたずね下さい。

 
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