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第16号 2001.7.1
   
 
 

薬の豆知識 水虫について

   
 

 水虫【足白癬】は真菌の1種である白癬菌が人間の皮膚などに寄生することによって生じる感染症の1つです。白癬菌は家の中やスリッパなどの環境を介して拡散され、他人の足に付着して感染します。ケラチンという物質を栄養とする事からこれを多く含む角質層に潜んでいる事が多いのです。
 みなさんの中には水虫の部位を石けんで洗ってはいけないと思っている人がいるかもしれませんが、新たな白癬菌の付着を予防するため、そして白癬菌が潜んでいる角質層を厚くしないために患部を刺激の少ない石けんで洗うことは重要です。また、白癬菌は高温多湿で増えるため患部が濡れているときはよくタオルで拭いて乾燥させることも大切です。
 治療薬の使用にあたっては、指示された回数に従って必ず塗ることです。最近の抗真菌外用薬は1日1回塗布で効果があり、つけ忘れることも少なくなりました。特に皮膚の軟らかくなっているお風呂上がりが、よく薬がしみこんで効果的です。塗り方も患部だけ薄く塗るだけでなく、その周囲を含めて広めに塗るようにします。
 しばらく続けているうち、かゆみなどの自覚症状が落ち着くと勝手にやめてしまう場合がみられますが、これはよくありません。まだ完全に菌が死んでおらず、角質層内に潜んでいて再び症状をあらわすからです。ですから医師の指示があるまでは続けながら、以上の点を守るようにして下さい。
 なお、薬をつけていてかぶれたり何か変わった様子がみられたときは、医師または薬剤師にご相談ください。

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