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第36号 2007.2.28 | |
薬の豆知識 上手なサプリメントとの付き合い方(上) | |
サプリメントには、ビタミン、ミネラル、たんぱく質やアミノ酸、脂肪酸、植物繊維、西洋ハーブ、微生物やその発酵産物などがあります。偏った食生活によって現代人はカロリー過剰あるいはビタミン、ミネラルなどの微量栄養素不足になりがちです。これら不足する栄養分を補う目的でサプリメントを摂取してきました。最近は若者の間で「体によいというイメージ」からファッション化し、また医学的効能や効果を期待してなど徐々にサプリメント摂取量は増えてきています。 | |
サプリメントの副作用 | |
サプリメントにも副作用はあります。しかし通常商品に表記されている指示量の範囲内であれば心配ありませんが大量に摂取することにより過剰症が現れたり、薬との併用により副作用が出現したりする場合もあります。例えばビタミンAを過剰に摂取すると頭痛や吐き気を引き起こしたりします。その他ビタミンD、K、ミネラルなどは過剰摂取に注意しましょう。副作用を防ぐには少量から徐々に量を増やしていくことです。錠剤やカプセル剤の場合は指示量の1/3、薬草を煎じる場合には指示量の1/10から1/5くらいから始めるのがよいでしょう。 | |
薬とサプリメントとの相互作用 | |
サプリメントは基本的には薬と併用してもほとんど問題にはなりませんが、医薬品や病気の内容によっては注意が必要な場合もあります。例えばビタミンKを多量に摂取すると血栓症予防薬であるワーファリンの効果を減弱させてしまう可能性があります。 | |
サプリメント各論 | |
各種サプリメントの期待される効能効果、副作用、薬との相互作用
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