様々な先輩たち superior

埼玉医科大学 総合医療センター
腎高血圧内科/
神経内科混合病棟勤務
2011年入職

山名さん

最先端の医療と看護技術を求めて
高校1年生のとき、祖父が他界し、悲しい思いをしました。それと同時に、お世話になった看護師の誠意ある心遣いに感動し、この頃から看護師の道を歩もうと決意しました。東京都出身であるため、都内の大学に通いたいと考えていましたが、日本トップクラスの先進医療と看護学を学べる埼玉医科大学の看護学科を選び進学。当大学病院グループへの入職も叶い、現在、恵まれた医療機関の中で、優れた看護技術を体感しています。
褥瘡対策を呼び掛ける専任看護師
病棟看護師と委員会や他職種とをつなぐ、褥瘡専門のリンクナースを目指したのは入職3年目を過ぎた頃でした。キャリアを築く上で、もっと患者さんをケアし、自分の強みとなる褥瘡について学びたいと考えました。養成講座を受け、現在は3つの科の褥瘡対策専任看護師として、褥瘡回診や新卒生向けの講習会など、褥瘡の知識を広める活動をしています。一緒に取得した保健師の資格を活かしながら、より深い看護を心掛けています。
より高度な褥瘡対策を目指します
当院の魅力のひとつは、他病棟の看護師との食事会や、外部の勉強会に積極的に参加できることです。さまざまな人の意見を聞き、情報を共有できるため、自分の看護技術やスタッフへの指導方法、患者さんへの接し方などを見直す良い機会になります。将来は、これらの交流から得た知識を活かし、さらに行き届いた褥瘡の予防や処置を追求していき、褥瘡の理解を深める活動につなげていきたいです。
埼玉医科大学 国際医療センター
医療安全対策室勤務
2008年入職

杉本さん

新卒で救命救急に携われる魅力
埼玉県出身の自分にとって、埼玉医科大学グループは親近感を感じる存在でした。そういった理由から、埼玉医科大学グループの看護学校に入学したことが入職のきっかけです。また、他の病院では、救命救急の新卒枠がなかったのですが救命救急に携わりたいと考えていた自分にとって、1年目から同職種の応募をしていたということが、一番の魅力となりました。応募案内を見たときには「ここしかない!」と思いました。
看護師が安心して働ける環境づくり
現在、私が所属しているのは、医療安全対策室という部署。一言で言えば、医療事故を予防するための組織です。具体的には、患者さんに何らかの影響を及ぼすミスやエラーが起きたときに、各部署からレポートを提出してもらい、その内容を見ることで、なぜミスが起きたのかなどを分析し、改善案を提案するというものです。院内の安全文化の確立するのが私の仕事。患者さんだけではなく、看護師も安心できる病院づくりを目指しています。
温かい記憶と現在の職場に恩返しを
自分が看護師を目指したのは、小さい頃の入院経験がきっかけです。高校生になり、「人の命を救える仕事は?」と考えたときに、看護師が一番、困っている人の近くで寄り添える存在だと思いました。
現在は、医療安全対策室のメンバーに選ばれたことに対する、感謝の気持ちと光栄な思いでいっぱいです。より安全な医療環境を整えることが、職場と、入院したときにお世話になった医師や看護師の方々への恩返しだと思っています。
埼玉医科大学 国際医療センター
脳卒中センター勤務
2005年入職

小澤さん

信頼感や安心感が何よりの決め手
埼玉医科大学グループを選んだ理由は、実習のしやすさにあります。看護学校の実習先が病院と隣接しているので、移動時間が少なく、時間を有効に使えるということが大きかったです。病院の規模の大きさは信頼感や安心感につながりましたし、看護学校が新しく、きれいな場所で学べるという点も魅力的でした。そして、私は山形県出身なので、関東に出たかったということもあります。都会過ぎずに、緑が豊富で落ち着く土地です。
整った環境が看護師をサポートする
脳卒中センターに所属しており、手術前後の患者さんの看護が主な業務内容です。医科大学ということもあり、最先端の医療に触れられることや、医療器具や施設が充実しているので、他の病院に行った友人たちの話と比べると、恵まれた環境なのだなと実感します。研修の充実度も高く、外部の研修で参加したいものがある場合、快く送り出してくれます。自分が得た知識を職場の全員に共有することで、みんなで成長していけることもいいですね。
地方出身者の気持ちがわかる上司に
現在、私は主任という立場なのですが、立場に関係なく、患者さんや同僚から気軽に話し掛けられる存在でありたいと思っています。特に、私は地方出身者ということもあり、働き始めの頃は、誰を頼っていいのかがわかりませんでした。地方出身者の気持ちがわかるからこそ、積極的に話し掛けて、不安を和らげてあげられる存在になれればと思います。全国から人が集まっているので、地元自慢や方言を教えあったりするのも楽しいですよ。
埼玉医科大学 国際医療センター
A棟1階病棟勤務
2017年入職

髙杉さん

入職動機
私が看護師を目指すきっかけをくれたのは祖父の存在です。癌が転移して辛いはずなのに、いつも笑顔で振舞う祖父の姿を見て、私は「助けを必要としている人の役に立ちたい。」と強く思い、看護師を目指しました。就職するにあたり、「幅広い対象・分野で学びたい。救命救急で働きたい。」と考えるようになり、インターンシップに参加したところ、私のなりたい看護師に一番近づけるのが埼玉医科大学グループだと思い入職を決めました。
現在の仕事内容
A棟1階病棟は救命救急センターであり、ICUの後方病棟であるHCUの病棟です。対象は小児から高齢者まで幅広く、業務内容も術前・術後ケアだけでなく、精神的ケアや家族ケア、終末期ケアまで多岐にわたります。救命病棟であるため、入院期間の短い患者さんが多く、短い関わりの中でも、個々の患者さんに合った支援を考え、どうしたらこの患者さんやご家族の助けになれるのか、スタッフ一人ひとりが考えケアしていると感じています。2年目となり少しずつ患者さんだけでなく、ご家族へも目を向けられるようになり、患者・家族の想いに寄り添う意識を持ち続けることが大切だと思います。
目標・ビジョン
患者さんを第一に考え接するスタッフが多くいる職場であり、先輩方の姿を見ていると自分に必要な知識や技術がまだまだ未熟であると実感する日々です。今後は救命の分野で認定看護の資格を取りたいという興味もあり、当グループは学べる環境が整っているため、常にスキルアップを意識し、より広く、深く知識を身につけて自分の目指す看護師を追及し続けたいです。
埼玉医科大学病院
こどもセンター勤務
2009年入職

山﨑さん

学校の先輩が職場にいる安心感
高校時代、テレビで小児看護師の密着取材の番組を見て、小児看護師を目指すようになりました。子供が昔から好きだったので、その役に立てる仕事に就きたいと思ったのです。埼玉医科大学グループを選んだのは、東京出身の私にとって、同グループの短期大学が通学しやすかったことなどが理由です。何よりも、実習していた学校のグループの職場で働けるということが大きく、学校の先輩が同じ職場にいるという安心感もありました。
小児アレルギーの専門として奮闘
小児アレルギーエデュケーターとして、喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどを抱える小児患者さんの看護が私の担当。保護者の方に、お子さんに合った薬の吸入器の選び方や薬の塗り方、生活面の悩みに対するアドバイスなどもしています。埼玉医科大学グループでは、私のように専門的な治療を行っている科がいくつもあります。つまり、自分が興味のある看護に携われる可能性に、満ちあふれているのです。
子供が安心して暮らせるために
小児アレルギーは、近年、ようやくピックアップされ始めた分野です。そのため、学校や地域によって、給食などの制限の設け方が異なっているので、子供たちが安心して日常生活を送れるようなサポートをできれば良いと考えています。新たな情報が日々発信されているので、学ぶべきことは尽きません。専門の医師の方たちにもいろいろと教えてもらいながら、より広く、深い知識を身に付けていきます。
埼玉医科大学病院
形成外科・美容外科外来勤務
1993年入職

森内さん

地元で育み実現させた自分の夢
実家から近く、幼い頃から親しみのあった埼玉医科大学グループ。将来は資格を持ち、自立した仕事に就きたいと考え、地元で看護師の道へと進みました。勤続年数を重ねるにつれて教育制度も進化し、医療リンパドレナージ上級セラピストをはじめ、FSIフスフレーガー、弾性ストッキング・コンダクター、リンパ浮腫療法士、フットケア指導士とさまざまな資格を取得することができました。ここ埼玉で、夢を実現できている今を実感しています。
治療改善を喜び合える専門業務
形成外科の診療では、診療介助をしながら、リンパ浮腫ケア外来と爪矯正外来を受け持ち、保有資格を活かした業務に就いています。学んだことをすぐに実践でき、患者さんの経過が良くなっていくことを共に喜び、気持ちを分かち合えることが、この仕事のやりがいです。また、当院には、各々が持っている専門の知識や手技を尊重し、理解した上でケアに向き合わせてくれるので、担当業務に全力で励むことができています。
セラピストが育つ地域医療へ
近年、近郊の医療機関でもリンパ浮腫治療を行えるようになりましたが、患者さんの数と比べると、セラピストが少ない状態です。そのため、当院の特徴である地域医療をさらに活性化させ、勉強会をはじめ、病院同士で情報交換をするなど、横のつながりを強化させたいと思っています。そのためにも、多くの人の手本となるリンパ浮腫セラピストを目指し、県内のリンパ浮腫治療が充実するよう、セラピストの育成に力を入れていきたいです。
埼玉医科大学 総合医療センター
総合周産期母子医療センター勤務
2009年入職

中嶋さん

命を紡ぐ仕事を志して
看護の道を目指すようになったのは、出身地である北海道でお世話になった看護師の方との出会いからです。その中で、新生児の命を未来へ紡いでいく仕事がしたいと思い、新生児に携わるNICUを希望。周産期医療が充実し、助産師学校への推薦入試制度がある埼玉医科大学グループに心惹かれ、いろいろな形で新生児医療に携われると確信して、入職しました。子ども好きの自分にとって、とてもやりがいのある場所です。
指導は新生児を包む豊かな心から
超早産児や疾患を持つ重症児など、集中治療を必要とする新生児の看護業務を行っています。後輩指導では、厳重な全身管理など業務におけるプレッシャーを少しでも和らげられるよう、新生児や母親、そのご家族との関わり方を伝え、NICUの看護師として、やりがいや楽しさを感じてもらえるように心のケアも大切にしています。そして、小さな体で生きようとする赤ちゃんたちの力になれるように、心を込めた看護を大切にしています。
ぬくもりのある場を提供する認定看護師へ
当グループには、キャリアアップを目指す看護師を後押しする教育体制が整っています。現在、病棟スタッフの理解と協力の下、新生児集中ケア認定看護師になるため、講義時間を考慮した業務体制を組んでいただき、資格取得におけるさまざまなサポートに支えられています。チーム医療の促進を図り、赤ちゃんとご家族との絆を深められる、ぬくもりのある場所を提供するためにも、いち早く認定看護師になり、病院に恩返しをしていきたいです。
埼玉医科大学 総合医療センター
中央手術部勤務
2013年入職

鈴木さん

多様な症例を知る環境に心惹かれ
岩手県で看護学生だったとき、どこの病院で自分の力を発揮するべきか悩みました。就職説明会で埼玉医科大学グループのことを知り、多くの症例に関わることができる環境に魅力を感じた私は、すぐさまインターンシップに応募。就業体験中は、困ったことや難しい処置などを、先輩看護師をはじめ、医師、薬剤師など、さまざまな職種のスタッフに質問できる雰囲気を肌で感じ、働きやすさを実感しました。入職して5年が経った現在も、それは変わりません。
細心の配慮が不可欠な業務です
中央手術部に所属し、手術室の看護師を務めています。医師の側で手術に付き、メスなどの器具を渡す器械出しの業務と、手術中に患者さんを介助し、容態を医師に報告する外回りの役目があります。手順や器具を把握するまでに時間は掛かりましたが、1年を通して独り立ちできるように徹底した指導が行われるため、当院の教育制度はとても心強かったです。誰もが安心して安全に手術に対応できるような、慎重さが求められる仕事です。
命を支えられる知識と技術を
入職して以来、命の大切さを改めて感じる機会が多々あり、日々の実習や勉強に力を注いできました。現在、リーダー業務に就いていますが、自分に必要な知識がまだまだあると実感しています。また、各科の手術に付く以上は、数多くの症例を経験することも課題であると感じています。手術室という空間で、自分の持てる能力をいかに活かせるか、常にスキルアップを意識し、終わりのない看護の道をこれからも追求していきたいです。
埼玉医科大学病院
呼吸器内科病棟勤務

糸井さん

経験値を高める環境に惹かれて
自分の能力を活かせる仕事に就きたいと、埼玉医科大学附属の看護専門学校に進学しました。その後、埼玉医科大学グループへ入職。3つの病院が連携し、病院間での異動が可能な当グループには、それぞれに特化した医療技術があるため、看護師としての経験値を上げる最適な環境といえます。興味のある看護の分野にチャレンジできる病院であり、看護師として大きく成長できる職場だと感じています。
学生の成長に日々感動しています
リンクナースとして病棟勤務をしながら、埼玉医科大学短期大学の非常勤講師を務めています。実習で担当した学生が看護師として独り立ちし、院内で懸命に看護業務に取り組んでいる姿や、職場になくてはならない存在として成長している様子を見ると、大変うれしい気持ちになります。学生教育に関わることは、看護の在り方を見つめ直し、自分にとっても仕事の基盤をつくる大切な機会です。貴重な役割に日々感謝し、学生指導にあたっています。
職員全員で育てる学生指導を
職場には、産休明けの同僚や子育て中のスタッフも働きやすい、アットホームな雰囲気があります。互いに声を掛け合い協力する姿勢が見え、円滑なコミュニケーションが魅力であると感じています。こうしたスタッフ同士の助け合いが、看護学生にも体験できるよう、病棟の全職員が学生教育に携われたら良いと感じています。今後は、学生が主体的に行動し仲間意識を持てるよう、スタッフへの指導や環境整備に努めたいです。
埼玉医科大学 総合医療センター
消化器・肝臓内科、
内分泌・糖尿病内科病棟勤務
2015年4月入職

川鍋さん

入職動機
母が看護師だったので、仕事のやり甲斐や大変さなど、いろいろと話は聞いていました。高校時代に進路を考えたとき、看護師は一生の仕事になると思い、埼玉医科大学の保健医療学部へ進学を決めました。高度な医療を施している大学病院で多くの経験と技術を身につけたいと思い、当院に入職しました。
現在の仕事内容
外科志望でしたが、内科に配属されました。はじめは内科のイメージがなかなかできなかったのですが、職場に入ってしまえばそんなこと関係ありません。毎日先輩たちから指導を受け、必死に業務をしているうちに慣れました。この病棟では完治して退院される患者さんは多くはありません。そのため、退院後の生活を見通した看護計画を立てる必要がありますが、これは経験がモノを言います。先輩方の対応を見ていると、その迅速さだけでなく、発想の引き出しの多さに感心します。学ぶべきことは多いと思いますね。ときどき退院時の患者さんのアンケートに、「川鍋くんが丁寧に対応してくれて有り難かった」などと感謝の言葉を書いてくださる方もいて、胸にグッとくるものがあり、この仕事に就いてよかったなあと実感しています。
目標・ビジョン
どの科の患者さんのケアもできるゼネラリスト看護師になるのが目標です。だから、得られる知識やスキルはどんどん身につけていきたい。入職して一年、病棟の先輩たちによるさまざまな研修、たとえば心電図検査、輸血の処置、内視鏡検査、吸引ケアなどを受けてきました。自分のスキルが上達することが実感でき、それにつれて仕事へのモチベーションも高まります。いつの日になるかわかりませんが、将来的には地元に帰って、地域医療に携わりたいと思っています。
埼玉医科大学 国際医療センター
乳腺腫瘍科・婦人科腫瘍科病棟勤務
2015年4月入職

川嶋さん

入職動機
子どもの頃、母が婦人科系の病気で入院しました。私は幼すぎて、見舞いに行っても面会することができなかったのですが、そのときの看護師さんが親切に母の様子を説明してくれたことを覚えています。そのとき、将来こんな人になりたいなと思ったことがきっかけです。看護学校を卒業し、母と同じ病気の婦人科を希望しました。いくつか病院見学をして、雰囲気が自分に合っていること、包括的がんセンターとして高度な医療を実施していることなどから、当院への入職を決めました。
現在の仕事内容
包括的がんセンターの乳腺腫瘍科・婦人科腫瘍科病棟で、乳がんや子宮がんの患者さんの術前・術後のケアと、化学療法を受けている患者さんのケアを行っています。乳がんの患者さんに、術後のボディイメージの変化について説明するのも大切な仕事です。実際に乳房の変化を目の当たりにしてショックを受ける患者さんは少なくありません。看護学校時代にもそうしたことは学習しましたが、実際に患者さんに接すると、人それぞれの個性があって難しいです。乳がんの場合、小さなお子さんがいらっしゃる患者さんも多く、お子さんにどう説明したらいいかわからないという方も多いですね。そういうときは患者さんの状況に合わせて一緒に考えます。一方、終末期の患者さんもいらっしゃいます。ご家族を含めて精神的にケアすることが大切な役目だと実感しています。二年目に入って、少し仕事中に余裕を持てるようになり、患者さんやご家族と関われる時間が増えてきたところです。
目標・ビジョン
まずは今の職場で一人前の看護師になることが目標。仕事中にわからないことがあったら、その場ですぐ先輩に教えていただきますが、帰ってから自分でも調べて、次は自分でも処置できるように心がけています。当院ではさまざまな研修が行われているので、積極的に活用し、より多くの、新しい知識を吸収していきたいです。また、当院は認定看護師を目指す人のためにサポート体制も整っています。将来、私も認定看護師の資格を目指したいと考えています。
埼玉医科大学 総合医療センター
脳神経外科病棟勤務
2009年4月入職

池田さん

入職動機
幼い頃、総合医療センターに入院したことがあります。その時の看護師さんがやさしくて、今でも顔を覚えています。看護師への夢は、この時に生まれたのでしょう。
看護学生時代には、外科病棟で実習しました。外科の患者さんは元気な状態で入院し、手術で一時的に体調が低下しますが、回復して退院される方が多い。元気に歩いて退院する姿を見送れることがうれしくて、外科を志望しました。はじめは消化管外科、血管外科に勤務しました。これらの科には終末期の患者さんも多く、ここで終末ケアを学びました。さらに他の分野も学びたかったので、脳神経外科への異動を希望しました。
現在の仕事内容
2013年、希望が叶って脳神経外科に異動しました。脳神経外科では新しく学ぶことばかりで、同僚や先輩の看護師に、とにかく連絡、報告、相談の毎日です。
患者さんの意識レベルはいつ変わるかわかりません。モニターで心電図や血圧をチェックしていますが、反応が鈍いとか顔色が悪いとか、ちょっとした変化に気付けるのは私たちだけ。もし見逃したらと思うと、入職1年目とは違った緊張感があります。でも、昨日まで意識のなかった患者さんが目を開いた、手を握った、そんな瞬間は喜びで胸がいっぱいになります。
脳外科には、言葉で意志を伝えられない患者さんも多くいらっしゃいます。アイコンタクトやうなずき、口の動き、あらゆる動作でコミュニケーションを図ります。「痛かったら2回瞬きしてね」、そんなコミュニケーションが通じるようになるとうれしいですね。
目標・ビジョン
私はずっと臨床に関わっていきたいので、幅広い知識と技術を持ったゼネラリストを目指しています。埼玉医科大学グループの院内研修制度では、他の診察科目で4カ月間研修することができます。私は入職4年目に循環器科で研修しました。院内にいながら様々な科を経験できるのは、当院の大きな長所です。5年、10年先、結婚や出産などで生活環境は変わっていくかもしれませんが、看護師は一生続けていきたいと考えています。そのために今、経験できることはどんどん吸収していきたいですね。
埼玉医科大学 国際医療センター
包括的がんセンター
消化器病センター勤務
2012年4月入職

五十嵐さん

入職動機
伯母が看護師で、子供の頃に遊びに行くたびにいろいろと話を聞いていました。患者さんの状態に応じたケアや夜勤など大変だなと思う話もありましたが、それ以上に病気の人の為に働くということに尊敬の念を抱いていました。同時に、自分も看護師になりたいという気持ちが芽生え、話を聞くたびにその気持ちが大きくなっていったのです。最初の頃は、伯母から聞いたとおりの大変な仕事だと感じながら、とにかく仕事をこなしているといった感じでしたが、最近は仕事にも慣れ、気持ち的にも時間的にも余裕ができてきました。
現在の仕事内容
消化器センターで手術を目的として入院された患者さんのケアをしています。安心して手術に臨めるように患者さんの訴えに耳を傾け、手術後は点滴の管理や合併症の予防を行い、早期離床を促しています。術後の痛みがあると歩くのをためらう患者さんもいますので、痛み止めを使いながら励ましのお声がけをしたりして、歩くためのサポートもしています。多くの患者さんは短い入院期間ですが、少しでも早く元の生活に戻れるように一人ひとりの患者さんに合った支援をしています。
目標・ビジョン
患者さんが自宅での生活に戻ったときに不自由なことがないように、入院時から退院後のことも考えるようにしています。術後の状態や年齢によっては介護保険の申請が必要な場合もあります。ソーシャルワーカーさんとも連携して、今後はもっと退院支援に力を入れていきたいと考えています。当院は大学病院なので、研修や勉強会も多く、学べる環境が整っています。院外の講習会も希望すれば参加できるように配慮してもらえます。学びたいという意志と向上心を持っていれば、どんどん成長出来ますので、私も早く先輩に追いつくように頑張っていきたいと思っています。
埼玉医科大学病院
糖尿病看護認定看護師
内分泌糖尿病内科病棟勤務
2000年4月入職

中泉さん

入職動機
中学生の頃にボランティアでお年寄りのケアをしたのが、看護師になりたいと思ったきっかけです。看護師になって最初は内分泌糖尿病内科病棟、その後に腎臓内科の病棟を経験しましたが、当時は忙しい毎日で自分を振り返る余裕もなく、ただ時が過ぎていくという感じでした。そうした中で、自分は看護師に向いていないのではという思いを抱き、看護師長に相談したりしました。その時にいろいろとアドバイスをいただき、今の自分に何ができるのかを考えたのです。ずっと糖尿病の患者さんを看てきたので、この分野での認定看護師資格を取れば自信がつくのではと考え、認定看護師を目指す決断をしたのです。
現在の仕事内容
2008年4月から1年間学校に通って、2009年に糖尿病看護認定看護師資格を取得しました。取得した後は、内分泌糖尿病内科の外来勤務になりました。外来患者さんの多くは1カ月に1度の来院ですので、その時に伝えるべきことを伝えなければなりません。自宅での食事指導をはじめ自宅での生活指導など、必要があれば奥さんやご家族の方にも指導していきます。患者さんの生活に踏み込む必要がありますので、いろいろと大変です。でも、患者さんの糖尿病のコントロールが良くなってきたり、「中泉さんの話を聞いて良かった」といった言葉をいただいたりした時は、とてもうれしいですね。
目標・ビジョン
現在、患者さんに糖尿病を理解していただくために1週間の教育入院を実施しています。また、認定看護師として患者さんに対してだけでなく、スタッフのレベルアップにも力を入れています。認定看護師全員で専門領域教育委員会を組織していて、その中で自分が取得している分野の勉強会や事例研究会を定期的に開催しています。また、他病院や地域とも連携し、市民講座や無料相談会を開くなど、糖尿病の理解促進のための活動にも力を入れています。今後もマニュアル的な看護や指導だけではなく、患者さんの状態や普段の生活状態をしっかりと把握して、それぞれの患者さんに合った糖尿病看護・指導をしていきたいと思っています。
埼玉医科大学病院
不妊症看護認定看護師
産婦人科病棟勤務
1995年4月入職

加藤さん

入職動機
入職当初は、具体的に何科で働きたいという希望はなかったので、様々な科がある大学病院を選択しました。最初は脳神経科の外科病棟の勤務になり、日々の業務を進めながら神経科の勉強をしていましたが、ある日、妊婦さんが入院されました。その患者さんのケアをしながら、ふと自分の将来を考えた時に助産師の資格も必要だと感じ、資格を取得しました。その後、いろいろな経験を積んで、10年前に産婦人科の病棟勤務になりました。当時も不妊症の患者さんと接する機会があったのですが、自分から積極的に声を掛けられませんでした。それは自分の知識に自信がないからだと痛感し、不妊症看護認定看護師資格を取得しようと思ったのです。
現在の仕事内容
現在は、助産師として外来患者さんに産前の指導をしながら、不妊症看護認定看護師として不妊症で悩む患者さんの相談に乗っています。不妊症の患者さんは相談できる相手も少なく、とにかく話を聞いてもらいたいと思っています。まずは親身になって話を聞くように心掛けています。出産は一人でできることではないので、ご夫婦やご家族での話し合いも大切です。そのために間に入って、話し合いが良い方向へ進むように注力しています。晩婚化で出産年齢が上がっていますので、今後はもっと不妊症看護認定看護師が必要とされると思います。そのためにも、自分たちが道筋をつけていく必要があると感じています。
目標・ビジョン
不妊治療の相談は増えていくと思いますが、不妊治療をしたからといって必ずしも出産に結びつくとは限りません。そのため、治療や相談を進めながら、出産だけがゴールではないということを理解してもらい、どういう結果になっても納得できるように患者さんの気持ちを整理するのも私の使命だと思っています。病棟の看護師から電話相談を受けることもあり、頼られている喜びを感じますが、同時にもっと自分の知識を多くの人に伝えていかなければという思いが強くなります。より多くのスタッフと不妊症治療の知識を共有するために、院内での勉強会や他病院との情報交換にも力を入れています。
埼玉医科大学病院
慢性呼吸器疾患看護認定看護師
呼吸器内科外来勤務
1990年4月入職

北川さん

入職動機
小学校1年の時に交通事故に遭い、2カ月間脳外科に入院したのですが、その時の看護師さんが優しくて、自分も看護師になりたいと思ったことがきっかけです。看護学校で学んでいた頃は外科の看護師になりたいと考えていましたが、入職2年目から呼吸器内科で看護師をしています。当時、呼吸器内科に同期の看護師が多かったので心強かったですし、管を挿入したりと外科に近い部分もあったので興味を持ちました。でも、一番大きかったのは看護師長の存在です。常にスタッフに気配りをされる素晴らしい方で、自分もそうなりたいとあこがれを抱きましたし、今でもその方を目標にしています。
現在の仕事内容
COPDや肺炎、ぜんそくなどで通院されている外来患者さんのサポートをしつつ、禁煙指導、吸入指導、服薬指導、食事などの生活指導を行っています。できるだけ待ち時間を少なくするために、「時間を短く、内容を濃く」をモットーに効率的にわかりやすく説明するようにしています。しかし、難しい点も多く、しっかりと説明するには時間が足りないと感じる毎日です。日々の看護業務に加え、院内で知識を共有して全体がレベルアップしていくために、月1回の頻度で定期的に勉強会を開いています。また、学校で知り合った他病院の認定看護師と連絡を取り合い、わからないことを確認したり情報交換をしたりしています。
目標・ビジョン
現在、睡眠時無呼吸症の患者さん向けにシーパップマスク導入のフォローアップを提案しています。マスクがきちんと装着されていれば無呼吸が改善されますので、2回目以降のデータを検証し、きちんとマスクが装着されていないようであれば指導を強化していこうというものです。マンパワーや時間的な課題もありますが、うまく回っていくように努力しているところです。また、院内だけでなく地域とも連携していきたいと考えています。悪くなってから治療するのではなく、少しでも早めに気づいて症状が軽いうちに治療するなど、予防環境を構築していくために役立っていきたいと思っています。
埼玉医科大学 総合医療センター
集中ケア看護認定看護師
ICU勤務
2005年10月入職(中途)

青栁さん

入職動機
2002年に正看護師になり、はじめの3年間は別の病院の消化器外科に勤務していました。そこでは人工呼吸器を着けた患者さんなど救急看護の必要もありましたが、小さな病院なので救急の症例は少なく、学べることは限られていました。そこで本格的に救急看護の経験を積みたいと思い、2005年に総合医療センターへ転院し、2006年からあこがれのICUで働いています。認定看護師の資格取得は、ICUに勤務して3~4年が経った頃から考え始めました。後輩に指導する際、「なぜ今、このケアが必要なのか」を説明するのに自分の経験だけでは不十分だと気づき、専門的な知識を得るために認定看護師を目指しました。
現在の仕事内容
他の病棟と違い、ICUでは患者さんが元気になって部屋を出ていく姿は、ほとんど見られません。自分の仕事の効果が見えにくく、患者さんからのリアクションも少ない。それだけに看護師一人ひとりの技量が問われます。刻々と変化する患者さんの病態に合った最良のケアを選択していかなくてはなりません。医師の指示を受けたあとは、看護師がイニシアチブをとって看護を実践します。少しでも処置が遅れれば、患者さんの命に関わりかねません。どのケアが最良か。その選択をしてスタッフに指示することが私の役目です。スタッフが納得して動けるよう、根拠を示しながら説明するよう心掛けています。認定看護師の資格を取ったことで、自信を持って指導できるようになりました。
目標・ビジョン
第一の目標は、ICUの看護のレベルアップです。集中治療の情報はアップデートがとても速く、去年の情報が今年には古くなっていることもあります。スタッフに正しい指導ができるように、常に自分の知識もアップデートするよう努めています。また、総合医療センターでは一般病棟で重症患者を看るケースもあります。そのため、一般病棟の集中ケアのレベルアップにも貢献していきたい。認定看護師として、ICUはもちろん、病棟全体の集中ケア医療のクオリティを高めることを目標に頑張っていきたいと思います。
埼玉医科大学 総合医療センター
新生児集中ケア認定看護師
NICU勤務
1998年4月入職

野口さん

入職動機
入職当初は、埼玉医科大学病院の小児科に勤務していました。子どもの病気は子ども自身には何の罪もないので、早く元気になってほしいという思いが自然とわき上がり、無心でケアすることができました。入職3年目の2000年、総合医療センターにNICUの新病棟がオープンし、最新のNICUで最先端の医療を学びたいと異動の希望を出しました。
認定看護師の資格取得を考え始めたのは看護師になって2~3年目、後輩の指導に関心を持つようになってからです。私はあくまでも臨床に関わっていたかったので、自分の経験やスキルを専門的な立場で指導するために認定看護師を目指しました。
現在の仕事内容
認定看護師の仕事は「実践」、「指導」、「相談」の3本柱。「実践」は患者さんへの看護。「指導」は主に対看護師です。「相談」は看護師から相談を受け、指導的立場からコーチングし、次からは自分で解決できるようになってもらうこと。コーチングした後輩から「わかりました!」と報告を受けると、とてもやり甲斐を感じます。
病室では一部の看護師のスキルが優れているだけでは不十分です。特にNICUのような緊急性を求められる病室では、スタッフのレベルが一定でないといけません。ナイチンゲールの言葉に「あなたがそこにいない時も同じ処置ができるようにしなさい」とあります。看護師のスキルを一定レベルに高めることが、認定看護師の役目だと思います。
目標・ビジョン
現在、NICUの看護マニュアルを作成しています。これまでの経験によって蓄積されてきた看護のスキルを、客観的に数値化。つまり“見える化”して指導に役立てたい。そのベースになる研究も課外活動的に行っています。若手スタッフと看護データを収集・分析し、レポートを学会に発表しています。自分たちの仕事をひとつの成果として発表でき、また院内外から注目されますので、やり甲斐をもって取り組んでいます。医師もデータの提供などに協力してくださいます。研究・指導機関としての大学病院らしい一面です。
NICUの方針としては、新生児の命を救うだけでなく、親子の絆を育めるケアを目指しています。例えば、NICUの中でも母親におむつ交換をしてもらうことはできます。このように、病院と家族が協同でケアできる体制をつくっていきたいと思います。
埼玉医科大学 総合医療センター
精神看護専門看護師
メンタルクリニック外来勤務
2009年3月入職

大賀さん

入職動機
大学を卒業後、はじめに勤務したのは他院のがん病棟でした。そこでは、がんの告知現場や、手術や化学療法などの治療、その後の再発、再入院、終末期と、さまざまな局面に立ち会いました。そこで痛感したのが、患者さんの精神面のサポートの大切さでした。入院生活が長くなるなかで不安が募り、精神疾患を発症し、治療を受けることが難しくなる患者さんもいらっしゃいます。そんな時、いちばん近くにいる看護師にメンタル面のサポートができればと思い、精神看護専門看護師を目指すことにしました。当院に入職したのは、身体的疾患と精神的疾患をつないで診療する「リエゾン活動」において、先進的な取り組みをしている病院だったからです。
現在の仕事内容
患者さんが安心して治療に専念できるようバックアップすることが、私の役目です。はじめに、患者さんの話をじっくり聞きます。何に不安を感じ、何を希望されているのか。話だけで気持ちが落ち着くという方もいらっしゃいます。精神的苦痛で治療が受けられなくなった方には、ご自分の病気と状態について理解してもらえるよう、一緒に向き合います。病棟の看護師から相談を受けることも多いです。看護師も患者さんの精神的ケアを心がけていますが、対応の難しいケースに私が介入することになります。先日、すでに意識のない患者さんで、ご家族が胃ろうのためのチューブを入れるかどうか判断しなければならなくなりました。たいへん難しい局面で、病棟スタッフから「家族にどう対応したらよいか」と相談を受けました。病棟看護師を中心にご家族と一生懸命かかわり、迷いながらも胃ろうチューブ造設の決断をして転院されました。後にスタッフから「相談してよかった。勉強になった」と言われたりすることが、私自身の励みになります。
目標・ビジョン
症例は一人ひとり違います。教科書から学ぶことも大切ですが、実践を通して学ぶことが非常に多いと感じています。好きで入院している患者さんはいません。一人でも多くの方に、苦痛なく治療を受けていただきたいと思っています。看護師をはじめ医療スタッフとのチームワークも大切です。協働して、患者さんの精神的ケアを充実させていきたいと思います。幼い子どもがいますが、子育てに奮闘しながら、専門看護師の仕事を充実させていくことが今後の目標になります。若手の育成にも貢献していきたいです。
埼玉医科大学 国際医療センター
がん化学療法看護認定看護師/
がん看護専門看護師
通院治療センター勤務
2003年4月入職(中途)

玉木さん

入職動機
東京都内の大学病院に勤務していたのですが、家庭の事情もあり実家に近いところで勤務できる大学病院を探して、埼玉医科大学病院に2003年に入職しました。埼玉医科大学病院では化学療法を行う腫瘍内科勤務になりましたが、それまで経験してきたものとは違い、専門的な治療をチームで行っており、とても新鮮な印象を受けました。そして、もっと専門的な知識を学びたいという気持ちを抱き、認定看護師を取得しようと思ったのです。その後、国際医療センターが開院し、現在の部署に異動しました。
現在の仕事内容
通院治療センターで化学療法を受けている患者さんへの様々な指導が、私のメインの業務です。がんの医療は進歩が早く、目まぐるしく変わっていくので、常に治療法や薬の知識を習得していかなければなりません。また、看護師の視点で大切だと思っていることが、患者さんが困っていることと一致しないこともあります。患者さんのQOLを上げるために、まずは患者さんの思いを受け止めることが大切です。国際医療センターは治験も行っていますので、新しい薬が承認されたといったような、ここでしか出来ないことに関われる喜びもあります。やりがいであり誇りですし、モチベーションアップにつながりますね。
目標・ビジョン
認定看護師として、院内に知識を広めていくという役割も担っていますし、国際医療センターはがん診療連携拠点病院ですので、地域の看護師向けの勉強会も行っています。まだまだこの分野の認定看護師は少ないので、認定看護師を目指したいという人のサポートを行うなど、後輩育成にも力を入れていきたいと思っています。埼玉医科大学に看護研究科が創設されたので、さらに知識を高めるために2010年にがん看護専門看護師の資格も取得しました。今後は、組織横断的に病院の枠組みを超えた体制を構築したり、研究活動をサポートしていければと思っています。
埼玉医科大学 国際医療センター
乳がん看護認定看護師

包括的がんセンター外来勤務勤務
1993年4月入職

小島さん

入職動機
子どもの頃は病気がちで病院に行く機会が多く、その時に看護師さんのやさしさを感じて看護師になりたいと思うようになりました。最初は一般外科病棟配属となり、看護師としてのスタートを切りました。キャリアアップをしていこうという仲間が多く、仕事をしていく中で、自分も専門性を高めていこうという気持ちを持つようになりました。そうした時期に、乳がんで乳房を取ってしまう患者さんに泣かれてしまったのです。掛けてあげる言葉が見つからず自分の無力さを感じて、乳がん看護認定看護師資格を取ろうと思い、2007年に取得しました。
現在の仕事内容
私が認定を取得した2007年に国際医療センターが開院し、包括的がんセンター外来に異動しました。がんセンターですので、様々ながんの外来患者さんが来院しますが、その中で乳がんの患者さんをメインにサポートしています。患者さんの辛さを私たちチームで分け合うことで、患者さんの気持ちを軽くできるように努力しています。乳房が無くなったり、抗がん剤の影響で髪が抜けたりと、女性としてデリケートな問題が多いので、心の深い部分のケアが大事だと思っています。患者さんと1対1で接して、信頼関係を築いていくようにしています。
目標・ビジョン
日々の業務だけでなく、乳がんに関しての知識を院内に広めていくための活動も行っています。また、埼玉県内の乳がん看護認定看護師が集まって「看護研究会」を立ち上げました。年に2回、薬剤メーカーさんと協力して、県内の看護師向けに勉強会を開催しています。今後も多くの患者さんやご家族の笑顔のために、自分の知識をより高めていきたいと思っています。また、心のケアに関して、埼玉医科大学の看護研究科に通い、もっと専門的な勉強をしたいという希望もあります。明るい笑顔と患者さんを支える強さを持った看護師を目指して、さらに成長していきたいと思っています。
埼玉医科大学 総合医療センター
NICU/GCU勤務
2014年4月入職

橋本さん

入職動機
小学校の低学年のとき、祖母ががんで入院しました。お見舞いに行った時、看護師さんのやさしい対応が温かく心に残りました。もともと子どもが大好きだったこともあり、進路を考えた時に看護師か保育士かと迷いましたが、病気の人を元気づけられることのすばらしさに惹かれ、看護師を選びました。子ども好きですから、当初から小児科を志望。当院を希望したのは、新生児に関する先進的な医療、看護を行っている「総合周産期母子医療センター」で働きたかったからです。NICUは早産や障害を持って生まれた新生児の急性期から慢性期、在宅医療に向けたケアまで、一連の流れが見られることから希望しました。
現在の仕事内容
NICUでは、早産や先天性の疾患を持っている新生児の看護を行います。ちょっとしたことで容態が急変するので気が抜けず、はじめの1年は毎日緊張の連続。マイペースな性格なので、先輩の指示についていくのがやっとでしたが、2年目になってようやく同じペースで動けるようになりました。疾患の知識は呼吸・循環器、脳をはじめ、全身にわたって必要になります。稀な疾患もあるので、日々勉強です。ご家族の気持ちを考えながら対応する難しさも感じています。先輩の対応を見ながら、次は自分でできるよう、しっかり吸収することを心がけています。そのなかでホッとするのは、退院していった赤ちゃんの成長した姿を見られること。NICUでは生と死の間をさまよっていた子が、お口から食べられるようになったとか、ハイハイできるようなったなどの話を聞くと、うれしさがこみ上げてきます。
目標・ビジョン
将来は地元の福島県に戻って、地域医療に貢献したいと考えています。そのためにも、現在所属しているNICU/GCUの仕事はとても有意義に感じています。新生児や小児の看護について、幅広い知識と技術を身につけて地元に帰りたいですね。少しでも多くのことを吸収できるよう、当院の研修会や勉強会にも積極的に参加しています。
埼玉医科大学 国際医療センター
CCU(急性心血管センター)勤務
2014年4月入職

今井さん

入職動機
小学生の時に祖母の入院がきっかけで知り合った看護師が、私の進路を決めたと言えるかもしれません。祖母にはもちろん、家族にも思いやりのある対応をしてくださいました。「看護師ってやさしくてカッコイイ!」。高校生になって将来を考えた時、心に浮かんだのが、あの時の看護師でした。当院を希望したのは、埼玉県出身で身近だったことと、最先端の医療現場で働きたいと思ったからです。祖母の疾患が循環器系だったこともあり、診療科も循環器系を希望しました。
現在の仕事内容
主な仕事は、心臓疾患、循環器疾患の患者さんの内科的治療のサポート。急性期病棟なので補助循環装置や人工呼吸管理下の患者さんも多く、機器の適切な管理が重要です。緊張でドキドキすることがありますが、患者さんを笑顔で一般病床に送り出せることが喜びです。長い間チューブ食だった方がご飯を食べられるようになったり、絶対安静だった方が車椅子に乗れたり、歩けるようになったり。その喜びを患者さんやご家族と共有できる瞬間にやりがいを感じます。その一方で、回復が望めず、終末期になる患者さんの対応に日々、悩んでいます。先日、痛みで苦しむ患者さんからその辛さを聞いた時、何も言えず、ただ寄り添っていることしかできませんでした。どうしてあげるのが患者さんとご家族にとってよかったのか。先輩たちの対応を見ながら試行錯誤しています。
目標・ビジョン
型にとらわれず、患者さんの状態を把握したうえでエビデンスに基づいた看護をしていきたいです。そのためには自己研鑽が欠かせません。さまざまな研修に参加し、なるべく幅広い知識と技術を習得していきたい。薬剤、画像診断、検査機器の操作や管理方法についても学んでいます。自分の知識不足で患者さんを危険な目に遭わせるようなことは絶対にあってはなりませんから。認定看護師の資格取得も視野に入れています。目標としているのは、患者さんとご家族の精神的サポートができる看護師。疾患だけに気を取られず、患者さんやご家族の話を聞いて、最善の道を一緒に考えられる看護師になりたいですね。
埼玉医科大学 総合医療センター
救命救急センター勤務
2014年4月入職

梶野さん

入職動機
高校生の時、親族が急死した体験があり、急性期の患者を救いたいという思いで看護師になりました。そのためまず、急性期のケアを身につけたくて救命救急センターを志望しました。科を問わず、さまざまな疾患の勉強をするためにも、救命救急センターは最適です。緊張した状態が続くセンターで、看護師として自分がどこまで出来るか試したいという思いもあります。また将来は、被災地で医療活動ができる看護師になりたいと考えています。ドクターヘリを備えた高度救命救急センターのある当院は、私の第一希望でした。
現在の仕事内容
救命救急センターは外傷系と内科系に分かれ、私は内科系に従事しています。初療室やカテーテル室など、病棟以外での処置についても学ぶ必要があります。ICUでは24時間、常にモニターをチェックしています。急変に気づくのも看護師の大切な役割のため、とても責任を感じます。救急に運び込まれた当初は、意識レベルが悪い重症患者さんが多いです。それでも日に日に点滴の本数が減り、人工呼吸器から離脱し、会話できるようになり、一般病床へ移動する姿を見送る時、看護師になって良かったと感じます。また後日、院内でその患者さんと会った時に「あの時はありがとう」と感謝されることは、大きな喜びです。
目標・ビジョン
1年目で学ぶことがたくさん見えてきました。まず、急性期や術後の患者さんの訴えをきちんと読み取り、不安を和らげるような処置や声がけができるようになること。人工呼吸器を付けた患者さんとのコミュニケーションや、家族に対する接し方も、もっと上達したいと思っています。大きな目標は、ヘリナースの資格や、DMAT(災害医療派遣チーム)に参加できる看護師になること。当院は研修制度に加え、認定看護師や工学技士による勉強会も充実しているので積極的に参加し、ひとつでも多くのことを学んでいきたいと思います。
埼玉医科大学 国際医療センター
包括がんHCU勤務
2014年4月入職

宗像さん

入職動機
中学生の頃、祖父が入院しました。とても頑固で、点滴もいやがった祖父に、担当の看護師さんは辛抱強く説明をされていました。そのうち祖父は看護師さんの言うことを聞くようになり、やがて無事に退院。看護師の仕事のすばらしさを知った出来事でした。HCUには希望して配属になりました。看護学生時代に急性期の患者さんの実習を受けた時、苦痛を訴える患者さんに対し、私はオロオロして何もできませんでした。その時、テキパキと、やさしく患者さんに対応される看護師の姿に圧倒され、憧れたからです。また、臨床で全身のケアを学べることも、ICU/HCUを希望した理由です。
現在の仕事内容
私の所属するHCUは包括がんセンターの中にあり、術後のがん患者さんのケアが主な仕事です。午前中にHCUから一般病棟に患者さんを送り、午後はオペ室から帰ってきた患者さんのケアをします。当院の包括がんセンターには頭頸部から呼吸器、消化器、泌尿器、乳腺と、ほとんどの科の患者さんがいらっしゃるので、覚えるべき内容は膨大です。術後の患者さんは疲労し、痛みもあり、ベッドの上で動けない状態です。痛みをこらえていないか、排泄を遠慮していないかなど、気をつける点がたくさんあります。十分な会話ができない中、まだまだ患者さんの訴えを読み取る力が足りず、先輩に尋ねては学ぶ日々です。
目標・ビジョン
急変に対応できる看護師になるのが目標です。術後の患者さんは血圧が急に上昇するなど、バイタルの変動が激しく、急変にいち早く気がつくことが重要です。その変動の幅も状態や患者さんによって違うことを、入職して学びました。術前術後の状態を勘案しながら、個々の状態を把握し対応できるよう日々勉強中です。また、苦痛で十分に話せない患者さんから訴えを引き出せるような声がけも学んでいます。患者さんの立場に立ち、また面会に来られるご家族も含めて、人の気持ちをくみ取れる看護師になるのが目標です。
埼玉医科大学病院
がん化学療法看護認定看護師
南館11階勤務
2006年入職

柿沼さん

入職動機
小学2年生の時に肺炎になり約2週間小児科に入院したのですが、その時の看護師さんがとても優しかったこと、母親が看護師であったこともきっかけでした。入職2年目から呼吸器内科病棟で勤務し、その当時肺がん患者さんに出会い、自分の力不足を感じました。抗がん薬の知識があれば主治医と相談しながら副作用を最小限にして、その人らしい生活を送れるように支援ができるのではないかと思いました。その思いを胸に目指すことになったのが、がん化学療法看護認定看護師です。
現在の仕事内容
主な仕事は、がん化学療法を受ける患者さんとご家族が、安全で安楽に治療を受けながら、QOLが維持できるように努めることです。また、がん化学療法に携わる看護師への勉強会を開催して、質の高いケアが実践・提供できるように取り組んでいます。多職種チームに主体的に関わり、医療者からの相談や各部門の調整など横断的な活動をして、患者さんにとって有効的なリソースとなるように日々励んでいます。
目標・ビジョン
患者さんとご家族が主体的に取り組んでいくことが、がん化学療法を継続することを支え、自己効力感を高め、がんと共に生きる力になると考えています。外来がん治療認定薬剤師と協働して、副作用症状の確認をしていきたいと考えています。
埼玉医科大学病院
救急看護認定看護師
救急センター・中毒センター
2012年入職

守屋さん

入職動機
社会人時代に人の為に役立つ仕事をしたいと思ったことがきっかけでした。当初は消防職員を目指すか、看護師免許を取得するか迷いましたが、看護師であった母のアドバイスもあり、看護の道ヘ進むことを決意しました。入学したのが埼玉医科大学グループの学校であったため、臨地実習を経験して、努力次第でスキルアップの機会が多く巡ってくる環境に魅力を感じました。また、卒後教育の充実性からも当グループへの入職を希望し、卒業後は国際医療センター救命救急センターに配属となりました。充実し学びの多い日々でしたが、一般小児科や初期・二次対応の救急医療も学びたいと思うようになり、埼玉医科大学病院救急・中毒センターへ異動しました。そして、現部署で経験を重ねるうちに、より救急看護を深く学びたいと考え救急看護認定看護師の取得を志しました。
現在の仕事内容
現在の部署は二次救急指定病院となっていますが、高度な医療の提供が求められる特定機能病院です。よって、臨床推論に基づいた疾患別の特徴を踏まえた、的確なアセスメントが必要となってきます。どのような状況下でも、患者さんの訴えに耳を傾け、患者さんに生じている問題の本質を見極めるように努め、チームー丸となって最善の医療、看護を提供しています。また、埼玉医科大学病院は災害拠点病院としての役割も担っており、日本DMAT隊員として災害医療に対応できるような定期訓練も重ねています。こうした訓練に参加する一方で、認定看護師活動の一環として、定期的に救急領域の講習会を企画し、病院全体の救急医療の質向上も目指しています。
目標・ビジョン
当グループは職員の努力を評価してくれます。そのため、経験年数に捉われず院外研修制度を利用し、勤務を続けながらスキルアップのチャンスを掴めることが特徴です。このような充実した環境で勤務できることを誇りに感じ、今後も自己研鑽を怠らず、救急看護実践を通して、救急医療における看護の役割モデルを示していきたいと思います。また、病院全体の看護の質向上を目標とし、患者さんから当グループの看護を受けたいと言って頂けるような、寄り添う看護を提供していきたいと思います。
埼玉医科大学 国際医療センター
E棟5階勤務
2014年入職

小林さん

入職動機
高校生の頃に、祖母ががんで亡くなりました。その時の自分には、医学の知識がなく、祖母の苦しんでいる姿をただ傍にいて見ていることしかできませんでした。その時の経験から、苦痛を感じている人の役に立ちたいという気持ちが強くなりました。もともと、人に関わる仕事に就きたいという思いを持っていましたので、看護師になろうと思いました。
国際医療センターに入職した理由は、包括がんセンターがあり、がん拠点病院としての機能を果たす病院だったので、私がやりたい「がんにより身体的、精神的苦痛を感じている患者さんの看護」が、ここにあると思いました。
現在の仕事内容
私が所属している病棟は、包括がんセンターの部署で、乳腺腫瘍科、婦人科腫瘍科の診療科の患者さんを対象にしています。主な仕事の内容は、手術療法・化学療法・放射線療法などがんの治療を受ける患者さんの看護や終末期にある患者さんの看護になります。
がんの患者さんは、症状があってから精査して、「がん」という告知を受けてから、様々な治療の選択肢から自己決定し、治療に臨みます。その過程において、看護師がすることは、検査・治療を安全に遂行するだけでなく、意思決定の支援に携わったり、不安に押しつぶされそうなこころのケアをします。
また、病状が進行し、終末期をむかえた患者さんには、苦痛の緩和をはじめ、身体上の苦痛の緩和に努めます。残念ながら、看取りをしなければならないこともあります。その際には、ご家族の思いを察しながら、グリーフケアに努めます。
目標・ビジョン
人との関わりを大切にして、がん患者さんの役に立てるよう自己研鑽していきたいと思っています。将来的には、がん看護の認定看護師を目指していきたいと思っています。どんなときも、初心を忘れず、患者さん中心の温かい看護ができるよう日々の経験を大切にしていきたいと思います。
埼玉医科大学病院
医療安全対策室勤務
2012年入職

岡田さん

入職動機
大学進学を考えていた当時、看護師は「看護婦さん」「看護士さん」と呼ばれ、男性の“看護士”はまだまだ少ない頃でした。物珍しさに惹かれ、「やってみたい!」と意気込む一方で、病弱でよく入院していたこともあり、「縁があるのかな?」とも思いつつ、埼玉医科大学グループの学校見学に応募しました。実際に校内の雰囲気やカリキュラムの内容を見た上で、看護師になろうと思い入学を決めました。看護学校卒業後は埼玉医科大学病院に7年間勤め、一度退職しましたが、2012年から愛着のある埼玉医科大学病院に復職しています。
現在の仕事内容
2014年から医療安全管理者として、医療安全対策室に勤務しています。仕事の内容は多岐にわたりますが、当グループに関わる全ての人が安全で安心に過ごせる場所をつくり続けることです。具体的な仕事は、医療に関連したリスクについての情報収集、検討、医療の質の確保、安全に遂行するためリスクの回避及びリスク発生時の対応策の審議並びに教職員への周知をしています。一般的な看護師業務とは異なる内容ですが、患者さんのためにできることを探す点は一緒です。
目標・ビジョン
チーム医療における看護師の役割のひとつは多職種と連携するための繋ぎ役という立場です。医療安全対策室は多職種かつ役職も様々で特殊性の高い部署ですが、医療安全分野における看護師にも同様のことが求められると思います。その中で、臨床現場と医療安全対策室の繋ぎ役として、より安全で安心な医療を提供したいと思います。また、地域医療との連携を図り、少しでも貢献できるような活動を続けたいです。
埼玉医科大学病院
アドバンス助産師
南館3階院内助産施設勤務
2000年入職

関口さん

入職動機
埼玉県出身の私にとって、埼玉医科大学グループは幼い頃から親しみがあり、受診やお見舞いなどで訪れることも多くありました。「人の役に立つ仕事がしたい」と思い看護学校へ進学し学んでいく中で、母性看護に強く惹かれました。将来的には助産師になりたいと思い始めたときに、埼玉医科大学短期大学専攻科への進学の体制が整っていることを知り、地元にある当グループへの入職を決めました。入職当初は内科に配属となり、毎日忙しくも充実した日々を送り、3年が経過した時に、「夢を実現させたい」と思い、産婦人科病棟を希望し異動。翌年休職制度を利用して進学し、夢だった助産師の資格を取得して復職、助産師としての第一歩を歩み始めました。
現在の仕事内容
現在アドバンス助産師の資格を取得し、院内助産施設で働いています。アドバンス助産師は自律して助産ケアを実践できる能力を有する助産師とされており、当グループでも多くのアドバンス助産師が活躍しています。「お母さんの産む力と赤ちゃんの産まれる力を引き出し、アットホームな雰囲気の中でのお産」をモットーに、主人公であるお母さんと赤ちゃん、そして立ち会うご家族が満足のできるお産となるようお手伝いをさせていただいています。院内助産施設での分娩は、助産師が主体となり一つひとつじっくり丁寧に関わることができ、自分の持つ助産ケア技術を活かしつつ仲間の助産師と相談しながら進めることで更に知識も技術も学ぶことができます。時には医師に頼ることもありますが、信頼して任せていただくことにとてもやりがいを感じています。自分の中では満足できる分娩と言えることはあまりありませんが、院内助産施設を利用してくださったお母さんやそのご家族からは「もしまた次に出産することがあったら是非利用したい」などの嬉しいお言葉をいただき、高いモチベーションを持って日々働いています。
目標・ビジョン
院内助産施設では妊婦健診から関わり、医師の健診の前後に保健指導を行ったり、お母さんが望むお産にするためのバースプランを一緒に考えたりしています。今後は経腹超音波の技術を習得し、診断はできなくてもお母さんと一緒に赤ちゃんの様子を見たりすることでお産のイメージを明確にし、楽しいマタニティライフを送れるお手伝いができたらと思います。そして、少しでも多くの方に院内助産施設について知っていただき地域周産期センターとしてますます頼られる存在となるよう目指していきたいと思います。
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埼玉医科大学病院
総合医療センター
国際医療センター
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