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病院概要
エイズ診療拠点病院

病院紹介

エイズ診療拠点病院

エイズ診療拠点病院

エイズ診療拠点病院とは「エイズに関する総合的かつ高度な医療を提供する病院」と定義され、埼玉県下では6施設が指定されており、次のような機能が期待されています。

1. 総合的なエイズ診療の実施
エイズ患者さんには全身症状や呼吸器症状、消化器症状、眼科的症状、神経症状、悪性腫瘍等様々な症状が現れその対応が必要なことから、拠点病院において総合的なエイズ診療を行うことが期待されています。
2. カウンセリング体制の整備
エイズ診療では患者さんやその家族へのカウンセリングが不可欠であるため、拠点病院においてはカウンセリングの講習を受けた医師や看護婦等を含めカウンセリングを行える体制をとることが望ましいとされています。
3. 地域の他の医療機関との連携
拠点病院は、エイズ患者さん等の状況に応じて地域の他の医療機関との役割分担・連携に努めるとともに、他の医療機関に対して教育・技術的支援を行うこととされています。
4. 院内感染防止体制の整備
拠点病院内においては感染予防対策委員会を設置するとともに、医療用器具や検査材料の取扱い、汚染物の処理、針事故等の汚染事故時の対処方法等について院内関係者に徹底を図ることが重要とされています。
5. 職員の教育、健康管理
拠点病院内においては、その職員に対しエイズに関する学習会や講習会の開催に努めるとともに、希望する医療従事者に対して任意にHIV抗体検査を受ける機会を用意することが望ましいとされています。

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HIV感染症/エイズ(AIDS) の診療

当院におけるHIV/エイズ対象患者さんは

  1. HIV感染症心配症例(心当たりがあって不安になり検査目的で来院)
  2. HIV感染症可能性例(他の医療施設における検査でHIV感染が疑われ来院)
  3. エイズ発症例(ニューモシスチス肺炎などエイズを発症して入院)

に大きく分けられます。
それぞれの症例における診療の流れを中心に説明いたします。

1. HIV感染症心配症例
主に若い方に多く、種々の情報から心配になり来院されます。検査は「HIV 1+2の抗体スクリーニング検査」を行い、結果は当日に判明します。万が一結果が陽性であっても、実はHIV感染症が確定するわけではありません。検査の偽陽性が意外と多く、「スクリーニング検査での陽性はHIV感染の可能性が少しあるという程度の意味」であることに注意が必要です。確認検査には「ウエスタンブロット法」(結果判明まで約1週間)が必要となります。一方、スクリーニング検査での陰性は、HIVに感染していないと言えます。
2. HIV感染症可能性例
病医院や保健所などでHIVスクリーニング検査やウエスタンブロット法で陽性を認めたということで紹介来院されます。上述した通り、正式な確認にはウエスタンブロット法が必要ですので、もし検査が行われていなければ実施します。ウエスタンブロットで陽性ならば次の検査を行います。
  • (1) 血漿中ウイルス量(HIV-RNA)の測定(標準法:測定範囲400-750,000コピー/mL)
  • (2) CD4陽性Tリンパ球数(白血球数×リンパ球分画×CD4比率:正常値は500-1,000/μL)
この二つの指標を基に、抗ウイルス治療を行うかどうかの判定を行います。
3. エイズ発症例
数年の無症候期を経た後、CD4値が著しく低下し日和見感染症を発症するとエイズとなります。エイズを発症した患者さんは、疾患の部位に応じた診療科(ニューモシスチス肺炎ならば呼吸器内科、カポジ肉腫ならば皮膚科、クリプトコッカス髄膜炎なら神経内科など)で治療を行います。またエイズが改善し外来治療が可能な状態まで回復すると、感染症科・感染制御科の外来で抗ウイルス治療を行います。

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最新の抗ウイルス治療

近年、抗ウイルス薬を数種類組み合わせて投与する多剤併用療法(Highly Active Anti-Retroviral Therapy:HAART)が一般的となっており、効果は劇的であるためほとんどの症例で通常の社会生活が営めております。治療薬には (1) NRTI(核酸系逆転写酵素阻害薬)、(2) NNRTI(非核酸系逆転写酵素阻害薬)、(3) PI(プロテアーゼ阻害薬)の3系統があり、(1) 2剤 + (2) または (3) 1剤を組み合わせます。

最近のトピックスは1日1回の内服で済む薬剤が増えてきたことであり、我々が新規患者に用いている組み合わせでは、1日1回たったの4錠を内服するだけで済んでいます。HIV感染症の治療内容は毎年少しずつ変更されてきているため、最新のガイドライン(「国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター」へリンクします)も参考にしていただければと思います。

患者さんのサポート

平成18年1月より、エイズ対策委員会(委員長:前﨑繁文 感染症科・感染制御科教授)指導の下、HIV/エイズ患者さんに関わるあらゆる職種のスタッフを対象に、HIVサポートチーム(HIV-infected-patient support team:HST)を組織致しました。患者さんを中心としたチーム医療がスムーズに行えるよう、勉強会や講演会を通じて研修を続けております。

他の医療機関との連携

近隣の病医院や保健所からの相談を随時受け付けております。
また埼玉県内の各エイズ診療拠点病院と定期的に情報交換を行っております。

お問い合わせ先

感染症科外来 TEL:049-276-1277

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