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埼玉医科大学雑誌 第29巻第1号 (2002年1月) 98-99頁 (C) 2002 The Medical Society of Saitama Medical School
会 報

平成13年度埼玉医科大学医学会会務報告
 本年度医学会総会は平成13年12月14日に本学第三講堂において開催され,総会と公開シンポジウムが行われた.
総会議事は以下のとおりである.
(1)
埼玉医科大学医学会会則の改正について
   齋藤幹事長より平成13年11月16日開催の医学会評議員会に会費の免除に関する会則改正について諮り,一部語句の訂正を行った上で了承されたので,改正案を審議願いたいとの発言があり,審議の結果改正案どおり承認された.
(2)
埼玉医科大学雑誌について
   幹事長より埼玉医科大学雑誌は順調に刊行を行っており,平成13年刊行の28巻より大学のホームページに掲載したと報告があり了承された.
(3)
公開シンポジウムについて
   幹事長より本年度の公開シンポジウムは禾泰壽教授(分子生物学)が世話人となり,「ゲノムからみた医学 −埼玉医科大学ゲノム医学研究センター開設を記念して−」をテーマに行われると報告があり了承された.
(4)
医学会奨励賞について
   幹事長より,27巻掲載の原著より選考の結果,大須賀育朗氏(第四内科学),森脇健史氏(腎臓内科学)が受賞したと報告があり,2氏に奨励賞が授与された.
大須賀育朗氏(第四内科学)
 レチノイン酸によるヒト甲状腺癌細胞株(FRO)の細胞増殖抑制効果
 埼玉医科大学雑誌 2000;27:183-189.
森脇健史氏(腎臓内科学)
 ヒト糸球体腎炎及び腎血管炎の尿細管上皮細胞におけるオステオポンチン発現の臨床病理学的検討
 埼玉医科大学雑誌 2000;27:1-11.
(5)
平成12年度決算・平成13年度予算案
   経理担当の田島経理部次長より,平成12年度決算と平成13年度予算案について説明があり,承認された.
(6)
新評議員
   会長より,下記の方々に新たに評議員を委嘱したと報告があった.
毛呂山キャンパス:
清水道生教授(病理),松下祥教授(免疫),西村重敬教授(循内),土器屋卓志教授(放射線)
総合医療センター:
吉田行雄教授(1内),御手洗哲也教授(4内),菊地茂教授(耳鼻),宮尾秀樹教授(麻酔)
日高キャンパス :
須田立雄教授(ゲノム)


第28回埼玉医科大学医学会総会プログラム
平成13年12月14日(金)
埼玉医科大学第三講堂

15:30−16:00 総 会
16:00−19:30 第4回公開シンポジウム
「ゲノムからみた医学 −埼玉医科大学ゲノム医学研究センター開設を記念して−」

       1)ゲノム医学研究の目指すもの
          村松 正實(本学ゲノム医学研究センター・所長)
       
       2)マウスゲノムエンサイクロペディア
          林崎 良英(理化学研究所)

       (コーヒーブレーク)

       3)多因子疾患における疾患感受性遺伝子のポジショナルクローニング-NIDDM1を例にして
          堀川 幸男(群大・生体調節研究所)

       4)癌の機能ゲノミクス解析
          油谷 浩幸(東大・先端科学技術研究センター)

       5)ゲノム研究の倫理的側面
        
−埼玉医科大学倫理委員会における審議の実情と今後の問題点
          山内 俊雄(本学倫理委員会委員長)

       6)まとめと討論


(C) 2002 The Medical Society of Saitama Medical School