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埼玉医科大学雑誌 第29巻第3号 (2002年7月) 186頁 (C) 2002 The Medical Society of Saitama Medical School
■ 編 集 委 員
齋藤 一之(委員長)
板橋 明 糸山 進次 菰田 二一 鈴木 洋通 竹内 勤 土田 哲也
中塚 貴志 西村 重敬 禾 秦壽 廣瀬 隆則 間嶋 満 渡辺 修一
和田 攻 ( 五十音順)
■ 編 集 後 記
昭和47年に本学が創立されて以来30年が経過し,その記念講演会,祝賀レセプションが本年6月に盛大に開催された.一言に30年といっても,この埼玉医大の礎を築き,発展させた多くの先人たちの努力なくして埼玉医大の現在はないことを思うとき,世代交代してその後を受け継いでいる我々に課せられた課題の大きさを今更ながら実感するものである.
埼玉医科大学雑誌も本学創設後すぐに創刊され,本年で29巻目を数えるに至っている.本誌に学術論文を投稿された多くの研究者たちは,今や諸大学の教職者として,或いは病院やクリニックの重要なスタッフとして,全国に散らばって活躍中であることも,まことに喜ばしい限りである.一つ一つの論文を作成するに当たって,研究の立案からデータ収集,結果のまとめ,解釈,論文へのまとめという,研究者の努力が結実した集大成がこの埼玉医科大学雑誌には収められている.この伝統をさらに発展させ,大きな実を結ばせていくのが,我々,また,この後に続く世代の責務であろう.
本号には原著が3編,特別講演が1編,Thesisが3編掲載されている.ガンマセミノプロテインの前立腺癌予後因子としての重要性を検討した岩渕氏の2編の論文,3D-CT
cholangiography の臨床応用で新たな研究をされた牛見氏の論文は,それぞれ力作で,今後の両氏,および研究グループの発展を期待させるものである.また,Thesisとして寄せられた,平岩,斉藤,江田氏の論文はそれぞれの研究の集大成として,非常に興味深いものである.
今後も学内外から,数多くの原著論文,綜説が投稿され,埼玉医科大学雑誌がますます価値の高いものとして発展していくことを期待したい.
(板橋 明)
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埼玉医科大学雑誌
http://www.saitama-med.ac.jp/uinfo/jsms/ 第29 巻 第 3号 通巻106号 (季 刊)
編 集 責 任 者 |
齋藤 一之 |
平成14年6月25日 発行 |
発 行 所 |
埼玉医科大学医学会 |
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制 作 | 株式会社アテネデザイン 東京都港区三田1-11-19 小宮ビル2階 電話03(3456)5741(代) http://www.atene.co.jp |