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埼玉医科大学雑誌 第29巻第4号 (2002年10月) 254頁 (C) 2002 The Medical Society of Saitama Medical School


■ 編 集 委 員

齋藤 一之(委員長)
板橋  明 糸山 進次 菰田 二一 鈴木 洋通 竹内  勤 土田 哲也
中塚 貴志 西村 重敬 禾  秦壽 廣瀬 隆則 間嶋  満 渡辺 修一
和田  攻 ( 五十音順)

■ 編 集 後 記

 埼玉医科大学雑誌もWeb上で発表される様になり,新しい雑誌の流れの先端を進んでいる.多くの雑誌が今後Webをいかにうまく使うかにより評価がわかれていくと思われる.Webを使う最大の強みはスピードにあると思われる.しかし埼玉医科大学雑誌に投稿される論文の内容は必ずしも世に出ることにスピードが必要とされる内容とは限らない.むしろ博士論文の意味あいを強く有していることより,転勤や昇進といった世俗的な事と深く結びついている点も否定出来ない.これは掲載される論文がすなわち2つの意味を有していると考えてもよいのではと思われる.1つは学問的レベルを高めより早く世に出す.1つは世間の常識的な事柄を考慮に入れることである.これらを査読者が充分に念頭に入れているかどうかが逆に問われているとも言える.最近の傾向として,査読者を査読することも行なわれており,1. 査読に要した時間,2. 他の査読者との評価の隔たり,3名いる場合には比較が容易となる.3. 査読者が雑誌の意図と評価(インパクトファクター)を理解しているかなどが重要なポイントとしてあげられている.学内雑誌であり,容易に査読者も判明してしまうことより,上記の点を厳格に行うことは無理があるが,少なくとも,査読者の評価も編集委員の間では試みるべきではないかと考えている.
 今回は一つの教室から4つの論文が提出され,教授が退官する時の様なにぎわいを与えていただいたが,より多くの教室から本雑誌に投稿して頂きたいと考えている.それははじめて論文を書く様な人のレベルであっても,より次へのステップを示す様な査読を行なうことも埼玉医科大学雑誌の役割の一つではないだろうかとも思っている編集委員のつぶやきを拾って終わりにしたい.
(鈴木 洋通)

 

埼玉医科大学雑誌
http://www.saitama-med.ac.jp/uinfo/jsms/  第29 巻 第 4号 通巻107号 (季 刊)


編 集 責 任 者

齋藤 一之

平成14年9月25日 発行

発 行 所

埼玉医科大学医学会
350-0495 埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷38
電話049(276)2125(直通)
FAX 049(276)2127
E-mail: igakkai@saitama-med.ac.jp
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