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診療科のご案内

肝胆膵・小児外科−患者さん向け

2017年8月2日更新

診療スタッフ 診療内容・専門分野 セカンドオピニオンの受付
診療実績 関連・連携施設 受診されるみなさまへ

診療スタッフ

肝胆膵外科グループ

別宮 好文 診療部長・教授
別宮 好文 日本外科学会専門医・認定医
日本消化器外科学会・認定医
日本小切開・鏡視外科学会理事
日本移植学会評議員・日本組織適合性学会評議員
牧  章  診療副部長・講師
  日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医
日本移植学会専門医・認定医
米国移植外科学会認定医
ECFMG certificate
駒込 昌彦 外来医長・助教
  日本外科学会専門医

二宮 理貴 病棟医長・助教
  日本外科学会専門医
日本肝胆膵外科学会評議員
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
三井 哲弥  助教
   
宮田 陽一  助教
  日本外科学会専門医
中沢 祥子  助教
  日本外科学会専門医

小児外科 グループ

小高 明雄 教育主任・外来医長・教授
小高 明雄 日本外科学会指導医・専門医
日本小児外科学会評議員
日本小児外科学会指導医・専門医
日本周産期・新生児医学会認定外科医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本超音波医学会専門医
日本小切開・鏡視外科学会監事
井上 成一朗 病棟医長・准教授
井上 成一朗 日本外科学会指導医・専門医
日本小児外科学会評議員
日本小児外科学会専門医
日本周産期・新生児医学会認定外科医
日本小切開・鏡視外科学会評議員
日本移植学会移植認定医
牟田 裕紀 助教
  日本外科学会専門医
日本小児外科学会専門医
日本小児泌尿器科学会認定医

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診療内容・専門分野

当科は、肝胆膵外科と小児外科の2つの専門医グループに分かれて、それぞれが専門性の高い治療ができるように日々、努めております。グループの枠組みを超えた教室全体のテーマは下記の3つです。

  1. 手術前の正確な診断と治療方針の決定
  2. 手術に伴う合併症を防ぐ正確で丁寧な手術、
  3. 手術後に起こりうるあらゆる状況に対応できる丁寧な術後管理

これら3つのことを教室員全員が心がけ、患者様が安心して手術・治療が受けられるような体制を構築しております。

肝胆膵外科グループ

当院は日本肝胆膵外科学会が定めた、「肝胆膵外科高度技能専門医修練施設A」として認められており、肝臓、胆道(胆嚢・胆管)、膵臓、十二指腸、脾臓、副腎の腫瘍・炎症・結石などの手術が必要な病気に対して高度に専門的な診療・研究を行っています。

肝臓、胆道(胆嚢・胆管)、膵臓の悪性腫瘍では、学会の主導の下にガイドラインが定められており、治療の標準化が図られています。当施設でもガンドラインに則った治療を原則としています。また、高度進行癌に対する集学的治療や新規治療法の開発などガイドラインを超えた治療にも積極的に取り組んでいます。また、安全性の確立されている術式に関しては、より侵襲の少ない腹腔鏡下手術にも積極的に取り組んでいます。

以下に我々の取り組みのいくつかを紹介します。

○先進的コンピューターシミュレーションを応用した安全な手術計画の策定 術前に3次元再構築画像を用いた解剖構造の把握や正確な切除範囲の測定をすることにより、手術の正確性・安全性を高めています。また、独自の術中ナビゲーションガイド法の開発を通して更なる正確性の追求に勤めています。

肝胆膵外科グループ写真1

 


VINCENT®を用いたシミュレーション。
臓器の立体解剖の理解を深めると同時に、肝臓の体積や機能を計算し、過不足のない切除計画を術前に策定します。

肝胆膵外科グループ写真2

 


術前にシミュレーションした画像を手術中に参照しながら手術できる技術を開発しております。この技術により、外科医の経験と勘に頼っていた手術も、より正確にナビゲートできるようになります。


○術前化学療法による高度進行膵癌・切除不能進行膵癌に対する積極的手術

膵臓癌は外科的切除なくしては完治を望めない癌です。当科では全国に先駆けて新規抗がん剤を用いた治療を行っており、切除不能とあきらめられていた何人もの患者様が手術を受けることができています。

○より整容性の高い腹腔鏡手術の導入

腹腔鏡手術においても、より手術侵襲が少なく整容性に優れた手術法を採用しています。胆石手術のほとんどが、1ヶ所の傷で手術されています。

当施設は、年間30例を越す肝切除術、30例を越す膵切除術、100例を越す腹腔鏡下胆嚢摘出術などは国内でも有数の経験数を誇る施設となっています。

このように、肝胆膵外科では、エビデンスに基づく治療を内科、外科、放射線科と協力して行なっております。さらに、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師がひとつのチームとなって、総合的に患者の皆様に最もよい治療を提供するよう日々努力いたしております 。

 

小児外科グループ

当科は、日本小児外科学会の教育認定施設に指定されており、対象とする症例は、鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、陰嚢水腫、肛門周囲膿瘍、急性虫垂炎などの日常疾患から、横隔膜ヘルニア、先天性肺嚢胞症、消化管穿孔、胆道拡張症、肝腫瘍、膵腫瘍などの術後に集中治療管理を必要とする疾患まで、幅広く多種類にわたっています。胆道閉鎖症、胆道拡張症、肝腫瘍、膵腫瘍などの疾患に対しては、肝胆膵グループと協力して高難度外科手術も施行いたします。胆道閉鎖症については2016年より全国登録事業に参加して治療成績の向上に努めています。

鼠径ヘルニアについては、患児への負担・傷の数などを考慮して鼠径部の切開による直視下手術を選択していますが、患者さんの状況に応じて腹腔鏡手術を選択する場合があります。

また、腹腔鏡のメリットとして、一側の鼠径ヘルニアの場合、反対側にもヘルニアがあるかどうか術中に確認が行えることが挙げられますが、我々は反対側が疑わしい場合には術前に超音波検査を行って鼠径ヘルニアの有無を確認しています。

虫垂炎については、原則的に抗生剤治療を先行する待機的虫垂切除の方針を取っています。特に、穿孔して膿瘍や腫瘤を形成した重症の虫垂炎については、強力な抗生剤治療を最初に行って、一旦、炎症を治してから数ヵ月後に、虫垂を切除するかどうか決めております。虫垂炎を保存的に治療した後の虫垂炎の再発は5人に1人ぐらい(約20%)と言われており、無理に手術はお勧めせず、ご家族の希望があった場合にのみ手術を行っています。手術になった場合には、腹腔鏡または右下腹部の小開腹で虫垂切除を行います。

その他の特色として、小児の腹壁の柔軟性を利用して、お臍だけの皮膚切開による低侵襲手術法を世界に先駆けて開発し、肥厚性幽門狭窄症、メッケル憩室、胃軸捻症などの手術に導入にしております。

また、当院には世界有数の総合周産期母子医療センターがあり、出生前診断された新生児外科手術が多いという特徴があります。横隔膜ヘルニア、腹壁破裂、臍帯ヘルニア、仙尾部奇形腫、先天性消化管閉鎖など、胎児期に発見される疾患については、出生前から産科、新生児科、麻酔科、小児外科の4科でカンファレンスを行い、治療方針を綿密に検討しております。出生後に手術になった場合にも、術中のことは新生児科、麻酔科、小児外科の3科で相談し、術後については新生児科と小児外科で協力しながら管理を行っています。

外来診療では、主に手術や外科的処置が必要な小児を対象としております。小児の嘔吐症や便秘症については、外科的疾患の鑑別を目的とした消化管造影や内圧測定などの検査も行っていますが、その場合には事前に小児科受診をお願いしています。また、停留精巣、膀胱尿管逆流症、水腎症については、小児泌尿器専門医の診察が必要な場合があります。その際には小児泌尿器科のある病院へ紹介させて頂いておりますので、ご了承ください。

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セカンドオピニオンの受付

随時受け付けておりますが、あらかじめご連絡下さればお待たせしないで済みます。担当する医師と領域は以下の通りです。

  • 肝胆膵領域(肝臓癌、胆道癌、膵癌など)
別宮好文
  • 小児外科疾患全般
小高明雄

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診療実績(平成27年度)

肝胆膵外科

(1)疾患別手術件数    
  肝癌 40件
  胆嚢癌 10件
  胆管癌 26件
  膵癌 53件
  胆石、胆嚢炎 120件

小児外科

疾患別手術件数    
(1)新生児 十二指腸閉鎖症 4件
  小腸閉鎖症 4件
  腹壁破裂 3件
  食道閉鎖症 3件
  横隔膜ヘルニア  3件
  鎖肛 2件
  卵巣嚢腫 2件
  胎便性腹膜炎 2件
  壊死性腸炎 1件
  臍帯ヘルニア 1件
  胎便関連性イレウス 1件
  腸間膜裂孔ヘルニア 1件
  腸回転異常症 1件
  後腹膜腫瘍 1件
  29件
     
(2)幼児〜年長児 鼠径ヘルニア(直視下) 50件
    同上  (腹腔鏡下) 17件
  急性虫垂炎(腹腔鏡下) 14件
  臍ヘルニア 12件
  停留精巣 10件
  陰嚢水腫 9件
  摂食障がい(胃瘻造設) 9件
  先天性肺嚢胞症  5件
  腸閉塞症 5件
  胃食道逆流症 4件
  鎖肛 3件
  肥厚性幽門狭窄症 3件
  ヒルシュスプルング病 2件
  尿膜管遺残症 2件
  横隔膜ヘルニア 2件
  先天性胆道拡張症 1件
  腸回転異常症 1件
  仙尾部奇形腫 1件
  後腹膜腫瘍 1件
  痔瘻  1件
  背部脂肪腫 1件
  膣ポリープ 1件
  154件

 

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関連・連携施設

東京大学附属病院 肝胆膵・移植外科
至聖病院 外科
東和病院 外科
三浦病院 外科
東京大学附属病院 小児外科
埼玉県立小児医療センター 外科

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受診されるみなさまへ

 

(連絡先)
昼間:外科外来直通
049-228-3618
夜間・休日:急患診療窓口
049-228-3595

 

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