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診療科のご案内

放射線腫瘍科−患者さん向け

2017年11月17日更新

診療スタッフ 診療内容・専門分野 セカンドオピニオンの受付
診療実績 受診されるみなさまへ  

診療スタッフ

高橋 健夫 診療部長・教授
高橋 健夫 日本医学放射線学会専門医(放射線治療)
日本放射線腫瘍学会認定医
がん治療認定医機構認定医
日本放射線腫瘍学会代議員
日本放射線外科学会世話人
日本食道学会評議員
日本ハイパーサーミア学会理事
新保 宗史 医学物理士・放射線治療品質管理士・准教授
  日本医学物理学会理事
放射線治療品質管理機構理事
医学物理士認定機構監事
西村 敬一郎 診療副部長・助教
  放射線腫瘍学、高精度放射線治療
  日本医学放射線学会専門医(放射線治療)
日本放射線腫瘍学会認定医
PET核医学認定医
山野 貴史 外来医長・助教
  放射線治療、定位放射線照射、小線源治療
  日本医学放射線学会専門医(放射線治療)
がん治療認定医機構認定医
PET核医学認定医
畑中 星吾 医学物理士・助教
  放射線治療計画、放射線治療品質管理
日本医学物理学会代議員
鷲巣 佳奈 助教
  放射線治療
 
惣田 梨加奈 助教
  放射線治療
 
村田 修 非常勤講師
  放射線治療
  日本医学放射線学会専門医(放射線治療)
日本放射線腫瘍学会認定医
がん治療認定医機構認定医
PET核医学認定医
本戸 幹人 非常勤講師
  放射線腫瘍学、緩和ケア
  日本医学放射線学会専門医(放射線治療)
日本放射線腫瘍学会認定医
がん治療認定医機構認定医
がん治療認定医機構暫定指導医
PET核医学認定医
麻酔科標榜医

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診療内容・専門分野

【放射線治療部門】
1) 放射線治療は外科療法(手術)、化学療法とならび腫瘍・がんの治療における3本柱の一つです。近年の機器の進歩に伴い、体にやさしく、体の機能・形態を温存しつつ、より効果的な放射線治療が可能となっています。高齢者や手術困難な患者さんに対しても積極的な治療を行うことが可能です。腫瘍・がんの治療は外科療法、放射線治療、化学療法を腫瘍の状態に合わせて適切に選択することが重要ですが、その中で放射線治療は定位放射線照射をはじめとする根治的治療(がんを治すことを目的とする治療)から症状緩和を目的とする治療まで幅広い領域を網羅しています。対象疾患は多岐にわたりますので他の診療科と共同で治療にあたることが多く、密接な連携を図りチーム医療を推進して、がんを切らずに治すことを目指し治療を行っています。当放射線治療部は日本放射線腫瘍学会の認 定施設に指定され、定位放射線照射("ピンポイント照射")や強度変調放射線治療(IMRT)、小線源治療といった高精度放射線治療を積極的に行っています。また近年、危機管理の上で注目されている放射線治療の精度管理に関しては国内で数少ない放射線治療品質管理室を有し、精度の高い放射線治療を提供しています。
 
2) 実施している放射線治療法
  通常放射線治療、脳および体幹部(肺)定位放射線照射、三次元放射線治療、化学放射線療法(化学療法との併用)、高線量率小線源治療(子宮頸がん、前立腺がん、など)、全身照射(骨髄移植)、強度変調放射線治療(前立腺がん)。
3) 対象疾患
  • 悪性腫瘍:脳腫瘍、頭頸部腫瘍(喉頭がんなど)、肺がん・縦隔腫瘍、食道がん、乳がん、大腸がん、胆道・膵臓がん、婦人科腫瘍(子宮頸がん、膣がんなど)、泌尿生殖器腫瘍(前立腺がん、膀胱がんなど)、皮膚がん、悪性リンパ腫、骨軟部腫瘍、等(疾患によって放射線治療のみで治療を行うもの、定位放射線照射を行うもの、化学療法との併用で行うもの、術前治療、術後治療行うものなど治療内容が異なります)
  • 化学療法との併用で治療が行われる疾患:肺がん、食道がんなど
  • 良性疾患:ケロイド(術後照射)、甲状腺眼症、脳動静脈奇形(定位放射線照射)
  • 症状緩和:骨転移(脊髄圧迫含む)、脳転移、再発腫瘍、腫瘍による上大静脈症候群、等

具体的な対象疾患の説明を下記にお示しします。
(1) 頭頸部腫瘍(特に早期喉頭がん)
  頭頸部癌では形態温存が可能で放射線治療のよい適応となります。外来通院で治療が可能であり、治療後は通常の発声が保たれます。
(2) 乳がん
  乳房温存療法の中で放射線治療が用いられます。小さな手術の後、残った乳腺に対して放射線治療を行います。放射線治療を行うことで乳房内の再発を大きく減らすことができます。外来通院での治療が可能です。
(3) 肺がん
  放射線治療が主体で治療が行われる場合、化学療法(抗がん剤)との併用で放射線治療が行われることが一般的です。
(4) 肺がん(定位放射線照射)
  がん病変にピンポイントに照射することで治療を行います。小さな照射野を用いて、5−8方向から3次元的に放射線をがん病変局所に集中させ治療を行います。さらに患者さんの呼吸の動きによる誤差を抑えて治療を行います。通常3cm以下の肺癌もしくは転移性肺腫瘍がよい対象となります。
(5) 食道がん
  近年、化学療法との併用で良好な治療成績が得られています。早期食道がんは放射線治療と化学療法の併用で治すことが可能です。U、V期では外科手術と同等の治療成績を得ています。
(6) 前立腺がん
  近年、ホルモン療法に加え局所的な放射線治療を併用する治療が一般的となっています。多方向から前立腺に放射線を集中させ治療を行います。強度変調放射線治療(IMRT)ならびに小線源治療を行っています。
(7) 子宮頸がん
  通常の放射線治療に加えて子宮の内側からの局所的な照射を行う小線源治療(腔内照射)を組み合わせて治療を行い、手術に匹敵する治療効果が得られます。画像誘導小線源治療を施行しています。
(8) 骨転移
  骨転移による疼痛症状を和らげる照射効果が80%以上で得られます。鎮痛剤の使用も含め総合的にがん性の痛みに対して治療を行っています。単回照射や小分割照射を用います。
(9) 脳転移
  定位放射線照射、外部照射により病状に合わせた治療を行っています。

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セカンドオピニオンの受付

  • 放射線治療
高橋健夫、西村敬一郎、山野貴史

受診されるみなさまへ:治療の場合、説明に時間がかかることが多いので、あらかじめ医務課、入退院係、セカンドオピニオン担当者(TEL 049-228-3409、FAX 049-226-1567)までご連絡下さい。

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診療実績(平成26年度)

【放射線治療】 
1)新規放射線治療患者数(2014年度) 803件
2)疾患内訳  
   脳・脊髄腫瘍 15例
   頭頸部癌 21例
   食道癌・胃接合部癌 28例
   肺癌・気管癌 86例
   縦隔腫瘍・胸膜腫瘍 15例
   乳癌 136例
(うち乳房温存療法119例)
   肝・胆・膵癌 2例
   結腸癌・直腸癌・肛門管癌 11例
   子宮癌・卵巣癌 41例
(うち子宮頸癌36例)
   前立腺癌 114例
   膀胱癌 11例
   腎・腎盂・尿管癌 8例
   悪性リンパ腫 27例
   その他の造血器腫瘍 13例
   皮膚・骨・軟部腫瘍 6例
   原発不明癌 3例
   脳転移 66例
   骨転移 110例
   良性疾患 11例
   その他 23例

 

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受診されるみなさまへ

お問い合わせ先
電話でのお問い合わせの受付時間:午前8時30分から午後5時30分まで(月〜 金)

放射線治療 049-228-3511
〔放射線治療の進み方〕
(1)診察・初診
院外もしくは院内から放射線腫瘍科外来に紹介を受け、専門の放射線治療医(放射線 腫瘍医)が診察にあたり、放射線治療の必要性や治療方針(身体のどこに、どのよう な方法で照射するのか)についてわかりやすく説明いたします。初診時には紹介状、 治療の際に必要な画像検査のフィルムをお持ち下さい。(外来日;月・火・水・木・ 金)
(2)治療計画(シミュレーション・位置決め)
治療計画用のCT撮影を行い、最適な放射線治療の計画を行います。通常の放射線治 療であれば20分程度です。(1)の診察から数日以内に行われます。定位放射線照射 の場合にはCT撮像・固定具作成に30分から1時間程度を要します。
(3)放射線治療開始
治療計画された部位に対して放射線治療を施行いたします。放射線があたるのは体の ごく一部です。通常の放射線治療は1回の照射時間が数分程度であり、それを毎日繰 り返して行います。照射している間に熱い、痛い、気持ち悪いなどの症状はおきませ んのでご安心下さい。定位放射線照射の場合は1回約30分程度です。

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