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診療科のご案内

放射線腫瘍科−医療関係者向け

2017年4月19日更新

診療スタッフ 診療内容・専門分野 専門外来
他院からの検査、放射線治療受付について
他院からの検査・放射線治療患者さん来院当日
当院の検査の特徴や対応可能な特殊検査・放射線治療装置
こちらのホームページもご覧ください(リンク)

 

診療スタッフ

高橋 健夫(教授)
  専門分野: 放射線腫瘍学、放射線治療
  がんの放射線治療に携わっています。肺癌、食道癌、前立腺癌、乳癌をはじめ、多くのがんに対する放射線治療を行います。定位放射線照射をはじめとする高精度放射線治療や小線源治療から、緩和的放射線治療まで臨床腫瘍学をベースとして幅広く対応しています。また担当診療科や紹介元の先生方と密接な連携のもと集学的治療を進めます。また各種学会では中心的活動を行っています。
  学会認定資格: 日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、日本放射線腫瘍学会認定医、がん治療認定医機構認定医、PET核医学認定医、日本放射線腫瘍学会代議員、日本放射線外科学会世話人、日本食道学会評議員、日本ハイパーサーミア学会評議員、日本放射線腫瘍学研究機構理事
     
新保 宗史(准教授)
    中央放射線部放射線治療品質管理室長
  専門分野: 医学物理学
  学会認定資格: 医学物理士、放射線治療品質管理士、日本医学物理学会代議員、放射線治療品質管理機構理事、医学物理士認定機構評議員
     
西村 敬一郎(助教)
  専門分野: 放射線治療、高精度放射線治療
  学会認定資格: 日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、 PET核医学認定医、日本放射線腫瘍学会認定医
     
山野 貴史(助教)
  専門分野: 放射線治療、定位放射線治療、小線源治療
  学会認定資格: 日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、がん治療認定医機構認定医、 PET核医学認定医
     
畑中 星吾(助教)
    中央放射線部放射線治療品質管理副室長
  専門分野: 医学物理学
  学会認定資格: 医学物理士
     
鷲巣 佳奈(助教)
  専門分野: 放射線治療
     
     
惣田 梨加奈(助教)
  専門分野: 放射線治療
     
     
村田 修(非常勤講師)
  専門分野: 放射線治療
  学会認定資格: 日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、日本放射線腫瘍学会認定医、がん治療認定医機構認定医、PET核医学認定医
     
本戸 幹人(非常勤講師)
  専門分野: 放射線治療、緩和ケア
放射線治療全般に対応
  学会認定資格: 日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、日本放射線腫瘍学会認定医、がん治療認定医機構認定医、PET核医学認定医、麻酔科標榜医

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診療内容・専門分野

放射線科は大別して、診断、治療、核医学と3部門に大別されていますが、各部門が力を合わせて患者さんの診療にあたっています。またオールラウンドに診療できるように若い医師を教育しております。常勤医と非常勤医を合わせると10数名の医師が当部門で勤務しています。放射線診療技師は40数名が勤務しております。

【1】放射線治療部門

リニアック(放射線治療装置)と小線源治療装置(マイクロセレクトロン)さらに定位放射線照射システムを用いて腫瘍性病変を中心に治療を行なっています。以下に放射線治療について説明いたします。

放射線治療について

放射線治療は外科手術や化学療法とならび、悪性腫瘍に対する治療における大きな柱の一つです。侵襲性が低く臓器の形態・機能温存に優れていることから注目を集めています。近年、放射線治療機器の進歩は著しく、副作用を極力抑えて腫瘍性病変を治療することが可能となっています。頭から足の先まで放射線治療の適応となる疾患は多岐にわたります。放射線治療単独で行われることもあれば、外科手術療法や化学療法との併用で放射線治療が行われることもあります。当センターの場合、他科の医師(または紹介元の医師)と緊密な連携をはかり治療にあたっています。

【放射線治療の適応具体例】

 

定位放射線照射(脳内病変)

脳内の転移性脳腫瘍や手術適応でない動静脈奇形(AVM)、場合によって原発性脳腫瘍や一部の手術困難な良性脳腫瘍に対して行います。脳神経外科の先生と緊密に連携を図り治療方針を決定します。原則的には小さな病変(通常3cm以下)でかつ数の少ない病巣が対象となります。病巣を中心として3次元的に多方向から細い放射線を集束させ治療します。これにより周囲の正常組織にはほとんど放射線があたらずにすみます。そして手術とほぼ同等の治療効果が期待できます。治療期間は1日から数日程度で、1回の照射時間は30分程度です。高精度な治療のため治療前に定位照射用MRIの撮像や固定具の作製等を行います。

体幹部3次元照射(定位照射):肺などの腫瘍

脳内病変に対する定位照射の技術を体幹部に応用したものです。5〜10方向から3次元的に放射線を腫瘍局所に集中させ治療します。そして患者様の呼吸による動きの誤差を抑えて行う治療が体幹部定位照射です。具体的には肺癌、転移性肺腫瘍などがよい適応となります(通常3cm以下の病変)。最新の報告ではI期肺癌は外科手術と遜色のない治療成績がでつつあり、標準治療の一つとなりうる可能性をもっています。当センターでは2004年から肺腫瘍に対して定位照射が可能となり適応が大きく広がっています。

肺・体幹部定位放射線治療画像1 肺・体幹部定位放射線治療画像2
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強度変調放射線治療 (IMRT)

強度変調放射線治療 (IMRT)は、腫瘍と副作用の原因となるリスク臓器が近くにある場合、腫瘍病変に放射線を均一にあてながら、リスク臓器への線量を低減させる高精度な治療法です。前立腺がんや頭頸部がんが良い適応となっています。

imrt [拡大]

小線源治療

子宮頸癌に対する腔内照射、前立腺癌に対する組織内照射を192Ir線源を用いた小線源治療にて施行しています。子宮頸癌に対しては外照射と併用で、精度の高いイメージベース小線源治療を行っています。前立腺癌に対する組織内照射は泌尿器科と共同で施行しています。

子宮頸癌・イメージベース小線源治療 前立腺癌・組織内照射
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当センターが有する放射線治療装置

当センター放射線治療部では高精度の治療設備を有しており、通常の放射線治療から腫瘍病巣に限局した定位放射線照射、ならびに強度変調放射線治療(IMRT)が可能なシステムです。日本放射線腫瘍学会の認定施設に指定されています。それぞれの装置はコンピューターを介してネットワークで連携され一つのシステムとして動いています。これにより患者様の画像情報を正確にかつすばやく治療に用いることができます。また骨髄移植の際の全身照射や、手術と同時に行う術中照射にも対応しています。

 

放射線治療の進み方
(1) 診療(患者様診察)
  院内もしくは院外から紹介を受け、専門の放射線治療医が患者様の診察にあたり、放射線治療の必要性について、さらに治療方針(身体のどこに、どうような方法で照射するのか)についてわかりやすく説明いたします。初診時には紹介状、治療上必要な画像検査のフィルムをお持ちください。
(2) 治療計画(シミュレーション・位置決め)
  CTを撮り、最適な放射線治療を検討します。通常の放射線治療であれば20分程度です。その後、医師がどの装置をつかうかなどの検討をします。(1)の診察から数日以内に行われます。定位放射線照射の場合はCT撮像・固定具作成に30分程度要します。
(3) 放射線治療開始
  治療計画された部位に対し放射線治療を施行します。つまり放射線があたるのは体のごく一部です。通常の照射は1回の照射時間が数分程度であり、それを毎日繰り返して行います。照射をしている間にだるい、熱い、痛い、気持ち悪いなどの症状はおきませんのでご安心下さい。定位放射線照射の場合は1回約30分程度です。
(4) 治療後の経過観察
  外来において定期的な経過観察をいたします。

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専門外来

  • 放射線治療は放射線腫瘍科外来(地下1階)にて担当しています。他院からの初診 は原則、月・火・木・金曜日午前に受診していただきます。
     担当医 : 高橋健夫医師、西村敬一郎医師、山野貴史医師、鷲巣佳奈医師
     受付電話 : 049−228−3511(直通)

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他院からの検査、放射線治療受付について

【方 法】

検査については他院から担当部門に直接電話をいただき予約を承ります。いずれの検 査も当日、紹介状と、できれば他の画像診断のフィルムを患者さんにご持参いただく ようお願いしております。

放射線治療は放射線腫瘍科外来(地下1階)にて担当しています。他院からの患者さ んは原則、月・火・水・木・金曜日の午前に受診していただきます。

【連 絡 先】

放射線治療 :
受付電話:
049−228−3511 直通
初診外来:
月・火・水・木・金 午前
担 当 医:
高橋健夫医師、西村敬一郎医師
山野貴史医師、鷲巣佳奈医師、本戸幹人医師

できればあらかじめ紹介医の方から電話もしくはFAX(病診連携担当:049-226-1567)にて連絡をいただければと存じます。
紹介状と臨床データ、画像診断フィルム、病理診断報告書をご本人またはご家族にご持参いただくようお願いしております。

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他院からの検査・放射線治療患者さん来院当日

 

直接、電話にて検査・放射線治療の予約をいただいた患者さんは、すべて放射線科に受診することになります。当院初診の方は初診窓口で「放射線科の初診」の手続きをしていただきます。以前に当院を受診したことがありIDカードのある方は直接検査受付、放射線治療外来へ行っていただきます。

<検査受付場所>

  • CT、血管造影、骨塩定量:1階放射線画像診断受付
  • MRI:地下1階西MRI受付
  • 核医学:地下1階核医学受付
  • 放射線治療:地下1階放射線治療受付

 

撮影したフィルムで当日お渡しできるものは患者さんにお渡しいたします。読影レポートは数日以内に依頼された医師宛に郵送いたします。

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当院の検査の特長や放射線治療装置

放射線治療: 放射線治療装置2台(4・10MV、6・10MV)(バリアン社製)、定位放射線照射システム(ブレインラボ社製)、体幹部定位放射線治療システム、192Ir小線源治療装置(マイクロセレクトロン)1台、全身照射システムを有しています。治療計画CT、治療計画装置ならびに治療機器がオンラインで結ばれ極めて安全な設計となっています。通常照射から定位照射をはじめとする高精度放射線治療に対応できる設備を有し、日本放射線腫瘍学会の認定施設に認定されています。定位照射は脳内病変に加え、肺腫瘍に対して施行しています。腫瘍に限局して放射線治療を施行するため副作用が少なく、通常の放射線治療に比べ短期間で治療できるのが特色です。

 

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