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診療科のご案内

総合周産期母子医療センター新生児部門−医療関係者向け

Center for Maternal,Fetal and Neonatal Medicine (CMFNM)
   Division of Neonatal Medicine

2016年9月20日更新

総合周産期母子医療センター
  新生児部門の歴史
診療内容 田村正徳センター長のメッセージ
研究・教育 症例数・成績 新生児部門助手ならびに
  研修医募集!!

    募集期間延長!!
患者さん紹介について 新生児部門
  関連電話番号
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こちらのホームページもご覧下さい(リンク)
小児科・新生児部科作成HP 後期研修医、医師募集

 

重篤な疾患を持つ新生児の家族と
医療スタッフの話し合いのガイドライン

(2004.5.19)

更新履歴

2015.06.25 病床数、症例内容など一部改訂
2013.12.29 助手ならびに研修医募集期間を延長
2002.01.24 助手ならびに研修医募集期間を延長
2001.11.06 新規掲載

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総合周産期母子医療センター 新生児部門の歴史

1996年11月 埼玉県周産期医療対策協議会の答申を受け、新生児集中治療室(NICU)9床で我が国で最初の総合周産期母子医療センターとして国からの指定を受ける。
1997年12月 増床許可(新生児部門46床)を受け、新棟を建設
1998年 8月 総合周産期母子医療センター起工
1999年11月 総合周産期母子医療センター竣工
2000年 2月 一部稼働
2000年 4月 フルオープン
2013年 1月 総合周産期母子医療センター増床

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田村正徳センター長のメッセージ

田村正徳
田村正徳センター長

埼玉医科大学総合医療センター附属の総合周産期母子医療センターは2016年6月現在で新生児部門81床(うち保険認可NICU51床)、母体胎児部門60床(うち保険認可MICU22床)、周産期麻酔部門、小児循環器部門の4つの部門から構成されています。埼玉県で唯一の総合周産期母子医療センターであり、日本周産期・新生児医学会の基幹研修施設ならびに新生児心肺蘇生法(NCPR)普及事業公式トレーニングサイトとしても認定されています。完成したばかりの周産期センター新病棟がフル稼働の暁にはNICU60床+GCU48床、MFICU30床、と世界一の規模の総合周産期母子医療センターとなります。

埼玉医科大学の理念は、”Your happiness is our happiness”です。

私たちは重篤な新生児の救命に努めるとともに、赤ちゃんに対するDevelopmental Careとご家族に対するFamily Centered Careによる優しい新生児医療を目指しており、そのために看護教育を重視し、日本新生児看護学会から推薦されて2011年秋から赴任した内田美恵子副センタ−長を先頭に新生児集中ケア認定看護師(現在7名、将来的には10人以上に増員する予定)を軸とした看護教育研修プログラムを実施中です。お母さんの心のケアには常勤の臨床心理士に加えて精神科専門看護師を中心としたリエゾンチームがあたります。

私たちは、埼玉県下の新生児・小児医療、障害児施設、訪問看護ステーション、保健師、行政などの力を結集して、地域でこどもと家族を支える“チーム埼玉”の構築を目指しています。2013年には隣接して重度心身障害児施設「カルガモの家」が開所しましたし、2016年には高度救命救急センターの改築に伴ってPICU8床も開設されました。現在の一般小児病棟には4床の小児在宅医療支援病床があり、3ヶ月毎に開催している埼玉小児在宅医療支援研究会を軸に県内に小児在宅医療支援ネットワークを構築中です。2012年春からは、こうした小児在宅医療支援プロジェクトのコーディネーターとして特定看護師(仮称)を採用し、厚生労働省のプログラムに従って院内実習中です。

当教室では、小児科部門の専門性を高めるために、国立成育医療研究センター・東京都立小児総合医療センター・埼玉県立小児医療センター・長野県立こども病院などの小児専門施設と連携したシニアレジデントローテーションを実施しています。毎年春に大阪大学大学院人間科学国際協力論講座中村安秀教授をプランナーとして国際小児保健医療協力入門セミナーを開催しており、国際医療協力や災害医療協力を目指す小児科医を積極的に受け入れています。

更に2013年からは難波文彦先生を研究担当講師として迎え、研究部門にも力を入れています。

このようにして私たちは、年間分娩数が6万件を超える埼玉県でお母さん達が安心してお産をし、安全に子育てが出来るだけで無く、日本の周産期・新生児医療の発展普及に貢献できる総合周産期母子医療センターを目指しています。

2016年 6月
 埼玉医科大学総合医療センター
 特任教授兼総合周産期母子医療センター長   田村正徳

 

〒350-8550 埼玉県川越市鴨田辻道町1981
電話 病院代表 049(228)3402
  小児科医局事務室 049(228)3550
  NICU 049(228)3890
  教授室 049(228)3714
Fax   049(226)1424
E-mail address mstamura@saitama-med.ac.jp

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診療内容

スタッフ

医師は、田村正徳特任教授兼総合母子周産期センター長、側島久典新生児部門教授、加部一彦新生児部門教授のもと、常勤医師13名、非常勤医3名が新生児部門専任で診療にあたっています。このほか研究専任講師1名が動物実験を中心とした研究に従事しております。

看護部門は、新生児集中ケア認定看護師7名を含む総勢140名および看護助手若干名がNICUおよびGCUでの看護に従事しております。

その他、NICU専任臨床心理士1名、病棟薬剤師2名、病棟専任検査技師2名、NICU担当ME3名、NICU専属MA3名などのスタッフが病棟業務に従事しています。

NICU病棟

平成25年4月より新しい周産期センターが開設し、多数の新スタッフが配属されました。新スタッフの研修をすすめながら病床を段階的に増床し、平成28年6月現在NICU51床、GCU30床が稼働しています。平成27年の入院数は797名でした。うち、極低出生体重児は120名で、超低出生体重児58名、死亡退院は8例で先天奇形、染色体異常が多くを占めていました。外科手術症例は37例のべ64件の手術が施行されました。

診療内容

主な業務内容は、院内、院外で出生した病的新生児の集中治療です。産科や産科麻酔科、小児外科、小児循環器科などとともに、週1回の周産期カンファランスで連携をとりながら、胎児治療-分娩-新生児治療の流れのなかで質の高い診療を目指しています。NICUでは毎日、朝夕の2回、教授を含めた新生児科スタッフによる回診を行っています。

分娩立ち会いや新生児搬送

日本周産期・新生児医学会の新生児心肺蘇生法(NCPR)普及事業公式トレーニングサイトであることを活用して新生児部門の医師および看護師は積極的にNCPR蘇生法コースの資格を取得しています。院内における全てのハイリスク分娩(帝王切開や早産児、多胎など)への立ち会いの他、時に院外での分娩立ち会いおよび児の搬送を行うこともあります。予定帝王切開分娩立ち会いにNCPR取得済みの看護師が積極的に参加するシステムを確立し、2016年からはローリスク予定帝王切開の分娩立ち会いは看護師が責任者となる事で医師の負担軽減と看護師のスキルアップにも努めています。

外来

総合周産期センター内に、小児科外来からは独立した新生児部門の外来(新生児発達外来)を有し、NICUを退院なさったお子さんの健診・フォローアップおよび予防接種などを行っています。発達遅滞、自閉症、学習障害などが疑われるお子さんに関しては当院の小児神経専門医と連携して診療にあたっています。また、摂食外来や、周産期センター専属の臨床心理士による発達検査外来、小児心臓専門医による心臓外来なども新生児科外来にて実施しています。

 

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研究・教育

卒後教育およびカンファレンスなど

産科・小児科カンファレンス(毎月1回)

前月にNICUに入院した院内出生児の妊娠・分娩経過、新生児の入院後経過について情報を共有するとともに、分娩予定のハイリスク分娩に関して、最適な娩出時期および各科の連携についてディスカッションを行います。また、各診療分野における最近のトピックスについて各科持ち回りでレクチャーも行なっています。

周産期カンファレンス(毎週月曜日)

母体・胎児部門と新生児部門でNICUに入院した児、およびハイリスク妊娠についての情報交換・治療方針の確認を行なうためのものです。産科、新生児科、産科麻酔、小児外科の医師、臨床心理士、産科、新生児の看護師、MEが出席します。

在宅医療カンファランス(隔週木曜日)

在宅医療を要することが見込まれる長期入院症例を中心に、臨床経過、リハビリ内容、母子関係、神経学的評価など多方面からのディスカッションをおこないます。新生児科医、小児神経医、理学療法士、心理療法士、NICU看護師、病棟薬剤師、MEなどが出席します。

NICUカンファレンスと抄読会(毎週木曜日)

病棟のあるいは外来症例のうち、重症児や問題症例をピックアップし、経過ならびに治療方針をスタッフ全員で話し合っています。また、輪番で論文の抄読会と最新情報に基づく当NICUの診療マニュアルの改訂を行っております。

リハビリカンファレンス(毎月1回)

当院では、極低出生体重児、長期挿管管理児、染色体異常児は入院中から積極的に理学療法士によるリハビリテーションを行っております。月に一度、リハビリ対象者に関するカンファレンスを新生児科医師、NICU・GCU看護師、理学療法士で行い情報共有につとめています。

小児科・新生児科合同ジャーナルクラブ(毎週火曜日)

輪番で英語論文の内容を紹介するもので、最新の医学情報を共有するように努めています。

小児科・新生児科合同患者カンファランス(毎週金曜日)

入院患者の中で特に治療方針の確認が必要な症例をピックアップし、それぞれディスカッションを行っています。

埼玉西部地区新生児臨床検討会

毎年年度末に近隣の産科施設の先生方とともに、NICUに入院した児に関する統計や症例検討を行なっております。また、外部から講師をお招きし、新生児医療に関するトピックスについて講演していただいています。

 

委託研究、シンポジウム、臨床研究、基礎研究

委託研究

厚生労働省科学研究費補助金(障害者政策総合研究事業(身体・知的等障害分野))
医療的ケア児に関する実態調査と医療・福祉・保健・教育等の連携促進に関する研究
主任研究者 田村 正徳
 
厚生労働省科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)
周産期搬送に関する研究
主任研究員 田村 正徳
 
厚生労働科学研究(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)
HTLV-1母子感染予防に関する研究:HTLV−1抗体陽性母体からの出生児のコホート研究
分担研究者 田村 正徳
 
委託研究開発 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
再生医療実用化研究事業
低酸素性虚血性脳症に対する自己臍帯血幹細胞治療に関する研究
分担研究者 田村 正徳
 
埼玉県
小児在宅医療推進事業
文部科学省科学研究費(基盤C)
「新生仔期高濃度酸素性肺傷害修復過程におけるHAPLN1の重要性」
主任研究者 難波 文彦
 
母子健康協会小児医学研究助成
「新生仔期高濃度酸素暴露の長期的影響と肺傷害修復過程における重要分子HAPLN1の同定とその機能」
主任研究者 難波 文彦
 
新生児臨床研究ネットワーク研究活動助成事業助成金
「新生児慢性肺疾患全国調査2015」
主任研究者 難波 文彦
 
日本医療研究開発機構(AMED)研究費
「低出生体重児の発症機序及び長期予後の解明に関する研究」
分担研究者 難波 文彦
 
文部科学省科学研究費(若手B)
「高濃度酸素暴露されたマウス肺における転写因子Bach1の重要性に関する研究」
主任研究者 小林 信吾
 
落合記念賞研究助成金
「新生児慢性肺疾患マウスモデルにおける細胞内抗酸化物質チオレドキシンの重要性」
主任研究者 長田 浩平
 
埼玉医科大学若手医師育成研究費助成
「メタボローム解析を用いた新生児慢性肺疾患の新規バイオマーカー探索に関する研究」
主任研究者 岡 俊太郎
 
埼玉医科大学若手医師育成研究費助成
「新生児慢性肺疾患の感受性遺伝子解析に関する研究」
主任研究者 本島 由紀子
 
文部科学省科学研究費
「未熟児新生児領域における非侵襲的臓器血流指標を用いた 新たな循環管理法の開発」
主任研究者 石黒 秋生

    

多施設共同研究
「早産児の呼吸障害に対する抜管後のHigh-Flow Nasal Cannula療法とNasal CPAP療法の多施設共同ランダム化比較試験」
「在胎期間34週以降の新生児の呼吸障害に対するHigh-Flow Nasal Cannula療法とNasal CPAP療法の多施設共同ランダム化比較試験」
「新生児慢性肺疾患に対するシベレスタットナトリウム投与に関する研究
「新生児慢性肺疾患感受性遺伝子解析に関する研究」
難波 文彦

 

スタッフ募集

外国人留学生の受け入れ

アジアを中心に外国人留学生の受け入れを行なっております。中国、韓国、インドネシア、フィリピンなどからの留学生を受け入れました

新生児部門臨床研修医師受け入れ

当施設は大学病院のなかでは国内で最も規模の大きな周産期センターです。新生児部門病棟はNICU51床、後方ベッド30床の計81床で稼働中であり今後さらに増床予定です。2015年の年間入院数797名で、そのうち超低出生体重児は58例でした。基本に忠実なEvidence based medicineとともに、最新の情報にも目を向けながら、母体・胎児部門との密接な連携のもと、質の高い医療を目指しております。特に、病的新生児の呼吸、循環管理や病態生理を勉強したい方、歓迎致します。

研究生受け入れ

上記のリサーチプロジェクトの他、呼吸管理や肺機能検査など最先端の臨床に直結した研究も計画しています。学位希望者、大学院生の受け入れも可能です。

見学希望の方は下記までお気軽にご連絡下さい。

また当科HP(http://www.saitamasougoupedi.com)もご覧下さい。

連絡先

田村正徳 (小児科特任教授、総合周産期母子センター長)
TEL 049-228-3714
E-mail mstamura@saitama-med.ac.jp
   
側島久典 (総合周産期母子センター新生児部門 教授)
TEL 049-228-3727
E-mail sobajima@saitama-med.ac.jp


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症例数・成績

平成27年の入院患者数は797名でした。院内出生は672名、院外出生は125名でした。極低出生体重児は120名、うち超低出生体重児は58名でした。

総入院数の年次推移
2015年在胎週数別入院数
診療実績3
診療実績4

 

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患者さん紹介について

外来受診の場合
診療受付は、日曜・祝祭日を除く月曜日から土曜日の完全予約制です。
診療担当曜日は2016年6月1日現在です。
変更となることがありますので、来院前に電話でご確認ください。
ご紹介頂く場合は事前にご連絡をいただき、予約していただくようお願いしております。


入院・新生児搬送の依頼の場合

入院・新生児搬送のご依頼は、NICU病棟(電話049-228-3890)へご連絡ください。

紹介の場合は必ず事前に電話連絡を頂き、埼玉県新生児救急医療連絡票に記載をお願いします。

病状により入院が必要でなおかつ当科が満床の場合は、他の受け入れ先を紹介するか、あるいは搬送する(三角搬送)等の対応をさせていただく場合があります。

ここで、埼玉県新生児救急医療連絡票がダウンロードできます。

マイクロソフトワード(doc)形式 PDF形式

埼玉県新生児救急医療連絡票
  44.3KB 40.0KB

 

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新生児専門研修医募集

埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター新生児部門では、現在、下記の要項で新生児学研修希望者を募集しております。また、これ以外にも様々なワークスタイルでの研修希望者も随時受け付けております。

待遇・身分 大学教員、病院助教(給与は国立大学病院助教に準ずる)、
文部科学省教員登録、研究者番号付与、科研費応募可
研修期間 1年契約を原則とし、3〜4年まで更新可。これ以外も応談可。
応募資格 一般小児科の研修を修了し、新生児学・新生児医療の専門医、指導医を目指す医師(おおむね大学卒後2年以降)で、所属長の推薦のあるもの
募集人員 若干名
応募手続き 履歴書(市販の用紙使用で写真貼付)、研究業績、現在の所属長(小児科教授、小児科部長等)の推薦状、医師免許証の写しを添えて、下記連絡先へ送付のこと。
研修開始日 要相談
その他 宿舎なし
施設見学希望者は事前に下記に連絡下さい
書類送付・
問い合わせ先
〒350-8550 埼玉県川越市鴨田1981
埼玉医科大学総合医療センター新生児科
側島久典、石黒秋生
電話:049-228-3725, 049-228-3550

 

 

上記募集要項をダウンロードできます
募集要項・
  20.0KB 8.82KB
マイクロソフトワード(doc)形式 PDF形式

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新生児科関連電話番号

 

市外局番は049です
総合周産期母子医療センター新生児部門
外 来 228-3717 受診の問い合わせ、予約の変更等、患者さんはこちらへ(9時〜12時まで)
医 局 228-3727 FAX:226-2325
NICU
新生児集中治療室
228-3890 新生児の入院・搬送依頼はこちらへ。

 

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