感染対策室の病院における役割
●活動の目的
病院における感染対策の考え方は、まず合併症としての感染症を可能な限り低減させること、および医療従事者(職員)を種々の感染(職業感染)から守ることです。つまり感染症から患者を守り、職員を守り、それによって病院(の機能)を守り、ひいては地域の医療を守ることといえます。そのために、感染対策室を中心に複数の職種が協力して(いわゆるICT infection control team)病院横断的に活動しています。
また、近年種々の抗菌薬に対して耐性となった多剤耐性菌は、国内外を問わず社会的な問題となっています。病院内でも、耐性菌の検出には注意し、迅速な対応に心がけています。
●主な活動内容
1) 病棟ラウンド(巡視と指導)
2) 職員の教育
・標準予防策および感染経路別予防策
・職業感染について
・抗菌薬適正使用など
3) 感染対策マニュアル作成
4) サーベイランス
・各種感染症サーベイランス
・院内分離菌サーベイランス
・耐性菌サーベイランス
・抗菌薬使用状況
5) 職員の職業感染対策
・ワクチン接種
・針刺し・切創後の対応
6) その他
・アウトブレイク対応
・情報収集と提供
・学会発表
・地域連携など |