学術研究活動における行動規範

公的研究費等の運営・管理を含む学術研究活動を行うすべての研究者は、建学の精神のもとに責任と使命をもって学術研究活動に取り組み、自律的に社会への責任を果たすよう努めなければならなりません。この行動規範は、学術研究活動に関する基本的な認識のもとに、日本学術学会の「科学者の行動規範」に準拠し、学校法人埼玉医科大学における学術研究活動の行動規範を示したものです。

詳細はこちら「学校法人埼玉医科大学における学術研究活動における行動規範

3つの研究倫理教育

1.公的研究費を用いた研究倫理教育
 「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(文科省)」に基づき、税金を財源とした研究費活用のルールについて、「公的研究費に関する説明会」により実施しております。
 
2.研究活動に関わる不正行為防止教育
 「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(文科省)」に基づき、研究の改ざん、捏造、盗用などの研究不正を防止する目的の教育として、「研究倫理向上研修会」を実施しております。

3.医学系研究に関わる研究倫理教育
   「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(文科省・厚労省)」に基づく、臨床研究や疫学研究など、医学系研究が対象となる教育について、平成27年度から研究開始に先駆けて、随時受講をするよう案内をしております。ICR臨床研究入門eラーニングにより教育を実施しております。

研究倫理の教育・管理の体制

1.教育・管理責任体制の明確化 
学校法人埼玉医科大学研究活動の不正行為の防止等に関する規程」により、研究倫理の教育・管理に関する最高管理責任者に学長を、統括管理責任者に法人事務局長とし、不正防止計画推進部署としてリサーチアドミニストレーションセンターを設置しております。

2.研究倫理教育体制の構築
各キャンパスのコンプライアンス推進責任者の方々に、研究倫理教育責任者を兼務していただき、不正使用防止とあわせ研究不正行為の防止に関する教育と周知を実施していきます。

3.研究データの保存
 リサーチアドミニストレーションセンターでは、研究成果の再検証が必要となった場合のため一定期間保存する体制を準備しております。

教育と周知

リサーチアドミニストレーションセンターは、研究倫理教育責任者と連携し、特定の研究テーマをもって研究活動に従事する研究者、研究補助者、その他職員を対象に、健全な研究活動への理解を深めてもらうため「研究倫理向上研修会」を開催し、受講者へ受講証明書を発行しております。