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「注意欠如・多動性障害(ADHD)の新しいメカニズムを発見」

 発達障害の一つであるADHDは、有病率が高く、学齢期の子どもの3〜7%と推定されています。ADHDは、その特徴である不注意、多動性および衝動性の問題のために学業や社会的な活動に支障をきたすことが知られています。しかしその発症メカニズムはまだ明らかにされていません。
 埼玉医科大学教養教育学科(村上元講師)と浜松医科大学総合人間科学講座(孟紅蕊元大学院生、中原大一郎名誉教授)の研究グループは、東京福祉大学心理学部、浜松医科大学神経生理学講座、宮崎大学医学部臨床神経科学講座精神医学分野と共同で、マウスの免疫応答に重要な因子である主要組織適合遺伝子複合体クラスI(MHCI)の機能が欠損すると、ドーパミン受容体が増加し、注意欠如・多動性障害(ADHD)様行動を引き起こすことを発見しました。
 この発見により、ADHDの新規の発症メカニズムが明らかになり、ADHDに対する新しい予防法や新規治療薬の開発にも繋がることが期待されます。

(pdf) プレスリリース「免疫応答の重要因子が引き起こす注意欠如・多動性障害の新しいメカニズムを発見」

 

 

 
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