福島先生

指導歯科医・福島 洋介 先生

氏 名  :福島 洋介
出身地  :高知県
出身大学 :鹿児島大学
診療科目 :歯科口腔外科
専門分野 :口腔外科、歯科心身症、口腔乾燥症

研修時代のエピソード

私は2001年に当院の研修歯科医となりました。
研修歯科医1年目の最後の3ヶ月に麻酔科をローテーションしました。知識も手技も覚えることが大変多く、朝が早くつらかったのを覚えています。
2年目では当時の救急部を3ヶ月間ローテーションしました。救急部でも当然覚えないといけないことが山ほどありましたが、救急車のサイレンに敏感になりすぎたあまり、研修終盤では空耳まで聞こえるようになりました。

どちらの研修においても歯科医師としての自分を形成するうえで、医科の仲間たちができたことなども含め、大変貴重な経験となりました。

口腔外科を専門分野として選んだ理由

私が大学を卒業した時は歯科医師臨床研修制度が必須ではなく、卒業後すぐに開業する友達もいました。そういった状況でしたので、口腔外科を専門としたい、というよりは歯学部ではない医学部の歯科で研修をしたいと考え当院の研修歯科医となりました。
ここで2年間研修をし、さまざまな経験をしていくうちに口腔外科を専門にしようと思いました。現在は口腔外科専門医を取得したうえで歯科心身症や口腔乾燥症を研究テーマとしています。

当病院の魅力(イチオシ)

当院の魅力はたくさんありますが、1つ目は、幅広い症例が経験できる、ということです。当科は医学部にある口腔外科ですので、口腔外科疾患だけを診てればいいわけではありません。
根管治療や保存修復はもちろんのこと、都会では少なくなってきたといわれる総義歯の作製などの一般歯科診療もしっかり研修できます。これに加えて、医学部の口腔外科の特徴としての有病者歯科診療があります。当科を受診する患者さんの多くはなんらかの疾患を有していますので、知らないうちに全身疾患に強くなり、2012年には当科医局員みんなで執筆した全身リスク患者に対する歯科治療教本が発刊しました。

幅広い症例は歯科領域に限ったことではありません。

当院では研修2年目に麻酔科および救命救急での研修を経験できます。研修は医科研修医と一緒に行いますが、医科上級医は私たち歯科医師を特に区別することなく接してくれます.当然仕事内容はハードですが、医科研修医たちとの語らいも含め、必ず今後のみなさんの歯科医師人生の糧になることでしょう。
2つ目の魅力は、医局そのものです。当科では教授を含め助教以上が6名、1年目および2年目の研修歯科医がそれぞれ2名ずつ(2014年現在)と少数精鋭で診療・研究・教育に従事しています。研修歯科医1年目であっても研究にも参加し、オペの時もただ見学だけ、などということはありません。
ですのでチームワークが大切です。
かといってなんでもなあなあというわけではなく、オペのカンファレンスでも研究の場でも言いたいことはしっかり言い合える医局です。

また、いわゆる派閥というものが医局にはありません。助教以上6名の出身大学をみても、東京医科歯科、東北、鹿児島、九州歯科、日歯、奥羽大学とバラバラです。このバラエティさが当科の強みであり魅力でもあります。研究においてもそれぞれが専門性をもち、研究費の取得率は全科の中でも上位にあります。

その他では、希望やタイミングにもよりますが、初期研修が修了したあとの国際医療センター頭頸部腫瘍科での後期研修も魅力の一つといえます。

さいごに

歯科医師となって最初に様々なことを経験する研修歯科医時代は、自分の歯科医師像を確立していくうえで重要な期間です。
当院での研修は大変ではありますがみなさんにとって実りあるものになると断言できます。

興味がありましたら一度、当院の雰囲気や実際のオペなどを見学してみてはいかがでしょうか。