埼玉医科大学総合医療センター

薬剤部

病棟(病棟薬剤業務/薬剤管理指導業務)

 当院では,各病棟に薬剤師が配置されており,病棟における薬物治療全般に責任を持つ薬剤師として活動しています。1993年から一般病棟での業務を開始し,2003年までに高度救命救急センター,総合周産期母子医療センター,さらに2004年には手術部やICUも含め,全ての病棟で薬剤師が活動するようになりました。

 病棟の薬剤師は,担当病棟の入院患者さんの薬の使用状況を把握し,薬の専門家として,問題が起きていないか,これから問題が起きないか,などを確認し,個々の患者さんの薬物治療に積極的に関わっています。

 まず入院時には,原則としてベッドサイドでお話を伺い,薬の使用歴やアレルギー・副作用歴を確認します。確認後,入院中の治療に際し,変更が必要な薬について医師と検討します。

 入院中,新たに薬が開始されたり変更がある場合は,患者さんが十分に理解できるように説明を行ったり,薬の効果や副作用,問題点についても確認を行い,医師に処方の変更や追加,検査について提案をしたりします。退院時には,入院中の経過や退院後の薬に関して確認し,患者さんやご家族に説明を行います。

 担当病棟での薬の保管や管理状況についてもチェックを行い,薬が適正に使用できるよう,医師,看護師など他職種スタッフに情報提供や注意喚起を行います。病棟に常にいることで,他職種スタッフからの相談にもすぐに応じることができ,情報共有や情報交換もスムーズで,処方提案も積極的に行うことができます。他職種スタッフ対象の薬の勉強会も開催します。

 また,糖尿病や腎臓病などの患者さんを対象に,医師,看護師,栄養士など他職種スタッフとともに教室を開催し,インスリン等の薬の使い方や注意点,腎臓を大切にする薬の使い方等に関する指導を行っています。

 糖尿病教室の風景

 病棟の薬剤師は,薬の専門家としてその専門性を生かし,医師,看護師等,他職種のスタッフとともに,より安全で最適な治療を提供できるよう,病棟で医療チームの一員として活動しています。薬について聞きたいことがありましたらいつでも薬剤師にご相談ください。