第5次長期総合計画「挑戦」
本学では、私立学校法により中期的な計画の作成が義務化される20年も前の平成13(2001)年度から、おおむね5年ごとに、第1次から第4次までの長期総合計画を策定し、計画的かつ組織的に諸事業に取り組んでまいりました。
第5次長期総合「挑戦」は、50年先のあるべき姿を見据えつつ本学が令和5(2023)年度から令和9(2027)年度までに取り組む5年間の計画として定めたものです。また、計画のテーマを「挑戦」と掲げ、「創立の原点に立ち返り、理念と基本方針を常に心に刻み、より質の高い教育、診療を提供するとともに、優れた研究成果を残すため、新たな時代に向けて“挑戦”し続ける」ことを基本的な考え方としました。その上で、創立50周年の節目の年を経て、本学がこの5年間で目指す、あるべき姿にふさわしい目標として、新たに法人全体の柱のほか、各組織の柱として「危機対応の強化」「戦略的連携・情報発信の充実」を加えて次のとおり計画の柱を定めました。
第5次長期総合「挑戦」は、50年先のあるべき姿を見据えつつ本学が令和5(2023)年度から令和9(2027)年度までに取り組む5年間の計画として定めたものです。また、計画のテーマを「挑戦」と掲げ、「創立の原点に立ち返り、理念と基本方針を常に心に刻み、より質の高い教育、診療を提供するとともに、優れた研究成果を残すため、新たな時代に向けて“挑戦”し続ける」ことを基本的な考え方としました。その上で、創立50周年の節目の年を経て、本学がこの5年間で目指す、あるべき姿にふさわしい目標として、新たに法人全体の柱のほか、各組織の柱として「危機対応の強化」「戦略的連携・情報発信の充実」を加えて次のとおり計画の柱を定めました。

法人全体 | 「教職員のHappinessを追求し、頑張った人が報われる体制の基盤を整備し、その推進と必要な支援を行う」 |
各組織 | ① 教育・研究・診療の更なる質の向上
② 国際化の推進 ③ 危機対応の強化 ④ 戦略的連携・情報発信の充実 ⑤ 安定した財務基盤の確立 |
部門別の基本構想
1)教育・研究部門教育研究の更なる質の向上を目指し、時代の変化や社会のニーズに的確に対応しつつ資源の有効活用と最適配置を図り、教育研究機能の充実を推進し、優れた医療人を育成する。
2)診療部門
地域医療を支えるとともに、高度かつ専門的な医療提供体制・機能の維持向上を図りつつ、多職種によるチーム医療を実践し、医療安全対策の強化と感染対策の徹底により安全で質の高い医療を提供する。
3)管理部門
地域や患者、学生から期待されている役割を的確に果たすため、経営組織のトップマネジメントのリーダーシップの下に、ヒト・モノ・カネ・情報の経営資源を、創意工夫により効果的かつ効率的にマネジメントしつつ、教育・研究、診療の両部門をしっかりと支える。
4)経営の根幹をなす財務面
急速な環境変化にも耐え得る健全で安定した財務基盤を堅持すべく、徹底した経営分析の下に、診療報酬改定への的確な対応や収支バランスの健全化を図るためのプロジェクト等を通じて、効率的な組織運営により、ゆるぎない財務基盤を確立する。
本計画の位置づけ、検証・見直し方法等
本計画は、下図のとおり最上位の基本理念等とこれに基づいた教育研究方針や病院運営方針等に基づいて作成されることとなります。年次事業計画は、基本理念等に基づいた長期総合計画等に基づいて作成されることとなります。
計画の検証、見直しについては、下図のとおり計画の折り返しとなる3年目の令和7(2025)年度に中間検証、そして、次期長期総合計画の策定に当たり、最終年度の令和9(2027)年度に最終検証を実施し、計画の進捗や達成状況について検証し、外部環境の変化や教育・医療政策等の変更を踏まえつつ必要な見直しや改善に取り組み、PDCAサイクルを機能させた実効的な組織運営を図ります。
