医学研究科修士課程
埼玉医科大学大学院医学研究科医科学専攻は、医学に係わる様々な分野において、幅広く深い学識の涵養を図るとともに、生命の尊厳に関する高い倫理観を持ち、学際的分野へも対応可能な専門的研究能力ならびに高い専門性が求められる職業等に必要な卓越した能力を培うことを目標とします。
長期履修生制度を希望する場合には、修業年限は2年を超えることができます。
履修登録にあたっては、指導教員と相談の上、授業科目から履修科目を選択し、年度初めの所定期間に「履修届」を提出する必要があります。
埼玉医科大学大学院理学療法学は日本理学療法士協会の認定理学療法士臨床認定カリキュラム教育機関として登録されています。「脳卒中」「スポーツ理学療法」における認定理学療法士の新規申請に必要なカリキュラムを開講しており、在学生はもちろん、進学していなくても科目履修生として履修可能です。
昼夜開講制とは夜間(18:10~)や特定の時間(時期)に授業・研究指導の時間を設け、病院に勤務する医療職等の社会人が大学院の授業・研究指導をより受けやすくするための制度です。そのため、夜間や土曜日に履修できるカリキュラムを設定し、単位を修得しやすくするなどの配慮を行います。
この制度を利用する者は、指導教員と相談の上、履修科目等を決定します。
また、本学にはサテライトキャンパスがあります。このキャンパスはJRおよび東武東上線の川越駅から約200mの位置にあり、修学に便利な場所で授業を受けることができます。
出願書類についての詳細は、保健医療学部事務室大学院担当までお問い合わせください。
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修業年限・学位
修業年限:2年 学位:修士(医科学、臨床検査学、医工学、理学療法学)長期履修生制度を希望する場合には、修業年限は2年を超えることができます。
履修の方法
学生は、定められた授業科目から30単位以上を履修しなければなりません。履修登録にあたっては、指導教員と相談の上、授業科目から履修科目を選択し、年度初めの所定期間に「履修届」を提出する必要があります。
医学研究科修士課程の教育方針
埼玉医科大学の期待する医療人として、医学・医療の領域に貢献できる以下のような人に学位を授ける。
以上の観点に立ち、所定の単位を修得し、修士論文を提出して、論文審査および最終試験に合格した人に対して大学院修士課程の修了を認定し、修士の学位を授ける。
- 医科学に係わる様々な分野において、幅広く深い学識と高い倫理観を有する。
- 専門領域において活躍できる卓越した専門的知識および技能を身につけている。
- 学際的分野へ対応可能な専門的研究能力を身につけている。
以上の観点に立ち、所定の単位を修得し、修士論文を提出して、論文審査および最終試験に合格した人に対して大学院修士課程の修了を認定し、修士の学位を授ける。
ディプロマ・ポリシーに示す教育目標を達成し、医療分野で高度な知識と専門的技能を有する人を育成するため、以下のようなカリキュラムを提供する。
本専攻は、生体機能科学分野、生体医工学分野及び理学療法学分野の3分野で構成されている。カリキュラムは講義・演習と特別研究にわけられ、講義科目は医学関連領域の共通科目と各分野の専門科目に分かれている。
各分野ではそれぞれの専門領域にみあった専門科目を必要十分なだけ配置するとともに、学生の多様なニーズに応えるための特別研究およびその演習を用意している。
本専攻は、生体機能科学分野、生体医工学分野及び理学療法学分野の3分野で構成されている。カリキュラムは講義・演習と特別研究にわけられ、講義科目は医学関連領域の共通科目と各分野の専門科目に分かれている。
各分野ではそれぞれの専門領域にみあった専門科目を必要十分なだけ配置するとともに、学生の多様なニーズに応えるための特別研究およびその演習を用意している。
- 共通科目は高い倫理観の醸成を含む3分野に共通の医学的知識や医学関連領域の高度な専門知識を修得し、活用できる能力を養うために設けている。履修時期は、その後の研究の基礎となることを考慮して、全ての分野において1年次に配置してある。
- 専門科目として、各専門分野に応じた高度な専門的知識を習得するための講義と専門的技能を身につけるための演習を設定している。講義は、大学レベルでの知識を基礎とし、各分野での研究や専門職に適した内容を特論として設定し、目指す進路に応じて選択可能としている。
- 専門的研究能力を身につけるための特別研究、特別演習が2年次に配当されている。これに先立って、1年次には学生の希望を勘案して指導教員が決定される。その後、国際的な学術水準と社会のニーズを満たす研究テーマが検討され、研究指導が開始される。
埼玉医科大学の建学の理念を理解する以下のような人を受け入れる。
- 医学・医療に積極的な関心を持つとともに、ふさわしい倫理観を備え、くわえて他者の意見に耳を傾けることができる人
- 本専攻の教育課程に基づいて学習を重ね、修了に至るために必要な一定以上の基礎的学力を備えており、根気づよく学習を継続できる人
- 論理的に考えを整理し、自分の考えを適確に表現できる人
各分野の人材育成目標
生体機能科学分野
医療系分野や、医学以外の専門分野の卒業者に、生体機能関連の医科学を教育し、医学・医療関連の多様な分野で活躍できる研究者や専門職業人となる人材を育成します。生体医工学分野
医療系や工学系分野の卒業者に、医用工学および生体工学の学習を付加することで、学際的な領域にも対応可能な研究者や高度な専門職者を育成します。理学療法学分野
理学療法士の資格を持つ者に、専門科目に関する深い知識と技術を修得させることで、研究的な視野を常に欠かさない高度専門職業人を育成します。埼玉医科大学大学院理学療法学は日本理学療法士協会の認定理学療法士臨床認定カリキュラム教育機関として登録されています。「脳卒中」「スポーツ理学療法」における認定理学療法士の新規申請に必要なカリキュラムを開講しており、在学生はもちろん、進学していなくても科目履修生として履修可能です。
運動器・スポーツ理学療法学研究室 | |||
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赤坂 清和 | 教授 | Research map | https://researchmap.jp/read0208479 |
研究キーワード | 運動器理学療法,スポーツ理学療法,徒手理学療法 | ||
コメント | 変形性関節症,脊柱菅狭窄症,人工関節置換術後,スポーツ外傷予防,運動併用関節モビライゼーションに興味がある方は,一緒にRCT(Phase2)をやりましょう。 | ||
大久保 雄 | 准教授 | Research map | https://researchmap.jp/7000003559 |
研究キーワード
| スポーツ医学,運動器理学療法 | ||
コメント
| 現場で行っていることをエビデンスとして世の中に発信するお手伝いができればと思います。 | ||
服部 寛 | 講師 | Research map
| https://researchmap.jp/swbC9up5Nlnom07J |
研究キーワード | 運動器理学療法、スポーツ理学療法、スポーツ障害予防 |
神経・がん理学療法学研究室 | |||
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高倉 保幸 | 教授 | Research map | https://researchmap.jp/read0141957 |
研究キーワード | 腫瘍(がん)、脳損傷(脳卒中)、高次脳機能、義肢・装具、末梢神経損傷、医療教育など | ||
コメント | 腫瘍(がん)が主たるテーマですが、その他の領域でも幅広く担当しているので気軽に相談して下さい。 | ||
國澤 洋介 | 教授 | Research map | https://researchmap.jp/7000010179 |
研究キーワード | がん(緩和、骨転移、地域)、脊髄損傷、教育(卒前・卒後)、コミュニケーションスキル | ||
コメント | がん患者や脊髄損傷患者の理学療法や地域活動、理学療法士教育をテーマにしています。興味のある方はご相談ください。 | ||
金井 欣秀 | 講師 | Research map | https://researchmap.jp/read0155119 |
研究キーワード | 発達領域理学療法、重症心身障害、障害者の地域参加 | ||
清水 夏生 | 助教 | Research map
| https://researchmap.jp/bnjMx1FoEILiX3J4 |
研究キーワード | 脳卒中リハビリテーション、身体活動学、行動変容、三次予防、運動疫学 |
解剖学研究室 | |||
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時田 幸之輔 | 准教授 | Research map | https://researchmap.jp/read0141974/ |
研究キーワード | 肉眼解剖学 比較解剖学 末梢神経 脈管系 | ||
コメント | ヒトの肉眼解剖学的手法を哺乳類等脊椎動物に応用し、形態から機能・発生・進化を考察する研究を行っている。 |
予防理学療法研究室 | |||
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新井 智之 | 教授 | Research map | https://researchmap.jp/read0154076 |
研究キーワード | 予防理学療法学、老年学、地域理学療法学、ロコモティブシンドローム、骨粗鬆症、フレイル | ||
コメント
| 老年学と予防理学療法学が専門です.中高年の抱える問題、人間の加齢変化、地域の健康増進活動など、特に高齢者のロコモティブシンドローム、フレイル、サルコペニア、骨粗鬆症などに興味のある方は、気軽に相談しに来てください
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三浦 佳代 | 講師 | Research map | https://researchmap.jp/7000021606 |
研究キーワード | 地域理学療法,予防理学療法,行動変容,ヘルスプロモーション | ||
森田 泰裕 | 講師 | Research map | https://researchmap.jp/vkxydNnWfro97FjT |
研究キーワード | 老年学,予防理学療法,ロコモティブシンドローム,骨粗鬆症 | ||
甘利 貴志 | 助教 | Research map | https://researchmap.jp/amaritaka |
研究キーワード | 腎臓リハビリテーション、組織の3次元微細構造解析、集中治療のリハビリテーション | ||
飛田 和基 | 助教 | Research map | https://researchmap.jp/kazuki_tobita |
研究キーワード | 心臓リハビリテーション、肺高血圧症、運動生理学、予防理学療法 |
昼夜開講(大学院設置基準第14条による教育方法の特例)による履修及び研究
近年、大学院における社会人の再教育への要望が高まっておりますが、本学では社会人に対して、昼夜開講制を導入しています。昼夜開講制とは夜間(18:10~)や特定の時間(時期)に授業・研究指導の時間を設け、病院に勤務する医療職等の社会人が大学院の授業・研究指導をより受けやすくするための制度です。そのため、夜間や土曜日に履修できるカリキュラムを設定し、単位を修得しやすくするなどの配慮を行います。
この制度を利用する者は、指導教員と相談の上、履修科目等を決定します。
また、本学にはサテライトキャンパスがあります。このキャンパスはJRおよび東武東上線の川越駅から約200mの位置にあり、修学に便利な場所で授業を受けることができます。
学位授与
本専攻に2年以上在学し、所定の授業科目について30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、学位論文を提出して、その審査および最終試験に合格することにより修士の学位(下記参照)が授与されます。医学研究科医科学専攻 生体機能科学分野(修士課程) | 修士(医科学)又は修士(臨床検査学) |
医学研究科医科学専攻 生体医工学分野(修士課程) | 修士(医科学)又は修士(医工学) |
医学研究科医科学専攻 理学療法学分野(修士課程) | 修士(医科学)又は修士(理学療法学) |
奨学金等
日本学生支援機構奨学金
申請し採択された場合は奨学金の貸与が受けられます。科目等履修生について
正規学生の研究及び指導に支障のない範囲で、年1回(4月入学)の募集を行います。出願書類についての詳細は、保健医療学部事務室大学院担当までお問い合わせください。
大学院に関する問い合わせ先
〒350-1241 埼玉県日高市山根1397-1
埼玉医科大学 保健医療学部事務室大学院担当
TEL:042-984-4801(内線42-3101)
FAX:042-984-4804
E-mail:hmaster@saitama-med.ac.jp
〒350-1241 埼玉県日高市山根1397-1
埼玉医科大学 保健医療学部事務室大学院担当
TEL:042-984-4801(内線42-3101)
FAX:042-984-4804
E-mail:hmaster@saitama-med.ac.jp