ノートパソコン
本学ではノートパソコンの利用を前提とする授業があります。授業時だけではなく、データ整理やレポート作成にも使用します。特段高い性能を持ったものを準備する必要はありません。必要とされる仕様について、以下を参考にして下さい。
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OS Microsoft Windows10以上 または Apple macOS 13 Ventura以上
パソコンはOS(基本ソフト)によりWindows、Mac、Chromebook、Linuxの4種類に分けられます。WindowsとMacにはMicrosoft Office(以下、単にOfficeと書きます)のアプリがありますが、ChromebookとLinuxにはありません。ChromebookやLinuxでOfficeを使用するにはインターネット接続した状態で、Webブラウザ上で作業する必要があります。本学医学部としてはOfficeのアプリを利用できるWindowsかMacを推奨します。
補足:iPadの性能が向上し、パソコンでやれる作業の大部分はiPadでもできます。したがってiPadが1台あればノートパソコンは必要ないと思う方もいるかもしれません。しかし、医局等では備え付けのWindowsを使って作業することもあり、学生のうちにパソコンの基本的な操作を身につけておくことが大事です。そのため、WindowsかMacのノートパソコンの利用を推奨します。
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メモリ容量 8GB以上;HDDまたはSSD 1TB以上
動作の遅延や動画再生に支障をきたすことを防ぐため、メモリ容量は8GB以上を推奨します。また、保存できるデータ容量としては、6年間使用することを念頭において1TB以上を推奨します。
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無線LAN
本学では全ての教室、実習室等にWifi環境が整備されています。授業中にWifiに繋いで作業を行うこともあります。ほとんどのノートパソコンには無線LAN機能が付いていると思いますが、万が一ないと困りますのでご確認ください。
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バッテリー駆動時間8時間以上
授業は朝9時から始まり、午後5時過ぎまでやる時もあります。電源のコンセントは教室にありますが、全員が繋げられるほどの数はありません。授業中に切れてしまうことのないよう、駆動時間8時間以上のバッテリーを推奨します。
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Webカメラ、マイク、イヤホン
一部の科目ではzoom等を利用した遠隔授業が行われます。また授業中に各自で動画を視聴する場合もあります。Webカメラ、マイク、イヤホンが利用できることをご確認ください。Webカメラ、マイクが搭載されていない場合は、別途ご購入ください。
ノートの取り方
本学医学部では、多くの講義はPowerPointのスライドをスクリーンに映しながら説明する形式をとっています。そのような授業を実りあるものとするためには、各スライドの要点や重要事項をノートに書き留めておくことが大切です。講義の際のスライド等の資料はネットを通じて電子的に配信しており、紙媒体の印刷物は配布していません。学生諸君が講義を聞きながらノートをとる方法は、おおむね以下の3つになります。
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iPad等のペン入力可能な電子デバイスを用意し、Goodnotes等のアプリを通して講義資料を画面上に表示させ、その上に電子ペンでノートを書き込む。
現在、本学在学中の大多数(9割程度)の学生はこの方法(iPad+Goodnotes+Apple Pencil)でノートを取っています。
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電子的に配信された講義資料をあらかじめ紙に印刷しておき、講義時にその紙上にノートを書き込む。
この方法を希望する場合は、大学内にある共用のプリンタを利用することができます。本学では学生1人あたりモノクロなら毎月500枚、カラーなら250枚まで無料で印刷できるようになっています。ただし、プリンタの台数には限りがありますので、講義前に印刷が済んでいるように計画的に準備する必要があります。
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ノートパソコン上でNotionなどのアプリを利用してノートを取り、講義資料と一括管理する。
この方法を利用している学生は少数派ですが、タイピングが早くパソコンに慣れている人にとっては、余分な機器や時間を必要としないためスマートな方法かもしれません。
どのような方法でノートを取るかをよく考えた上で、必要に応じた準備をしてください。