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ご 挨 拶
 
 埼玉医科大学ゲノム医学研究センターは、ヒトゲノムのドラフトシーケンスが発表された2000年の翌年に、その膨大な情報を医学に有効活用することを目的として設立されました。データの処理能力が異なる次世代シーケンサーも備え、あらゆる規模のDNAシーケンス解析に対応できる体制を整えています。

 本センターの研究成果を未来の医療に役立てるべく、2020年4月に従来の5部門を2つの医学部基本学科(ゲノム基礎医学とゲノム応用医学)に再編し、さらなる共同研究や産学官連携を目指すことになりました。

 ゲノム医学は、基礎医学分野ではもちろん、がんゲノムや希少・難治性疾患などの臨床領域においても、その重要性はますます高まっています。本学の医学センターで育った人材と施設・備品を活用して、新たな知の創造、価値の創出が促進され、その社会実装が加速されることを切望しております。

 今後とも、より一層のご指導ご鞭撻、何卒よろしくお願い申し上げます。

2024年5月

埼玉医科大学ゲノム医学研究センター
所長 竹内 勤

 埼玉医科大学HP