医療安全対策室
医療安全対策室
Medical Safety Office
医療安全対策委員会が決定した方針に基づき、
組織横断的に医療に係る安全管理を行います。
組織横断的に医療に係る安全管理を行います。
医療安全対策室とは?
医療安全対策室は病院長直轄部門として、医療安全対策委員会が決定した方針に基づき、組織横断的に医療に係る安全管理を行う部門です。
活動内容例
- 診療基本マニュアルの整備
- 医療安全対策に係わる院内ラウンド
- ヒヤリ・ハット報告(インシデント)の収集と分析、再発防止策の立案と検討
- 医療安全の推進
1) 医療安全実務者による院内巡回の実施
2) 毎月、各職場にて医療安全の検討会を開催
3) 毎年11月に医療安全推進週間を定め、ワークショップやセミナーを開催 - 職員研修
- 医療安全に係わる講習会等の開催
- 院内広報誌の発行、ホームページの更新
- 近隣の医療施設との連携
医療安全管理指針(抜粋)
- 概要
1) 医療安全管理指針は、当院における医療の安全を確保するための基本方針をまとめたものである。
2) 医療安全管理指針の全文は、本マニュアル集に掲載されている。
3) 医療安全管理指針の中で特に重要な項目、内容を以下に再掲する。
- 総則 埼玉医科大学病院(以下「大学病院」という)は、診療基本理念を踏まえ、安全で安心を与える質の高い医療を提供するよう努めることにより、安全の確保を図ることを基本方針として、医療安全管理指針(以下「本指針」という)を定める。なお本指針は、医療法施行規則(昭和二十三年厚生省令第五十号)第一条の十一第一項第一号に定める医療に係る安全管理のための指針とする。
- 患者・家族への説明・公表
1) 患者からの相談への対応にあたっては、患者と職員は情報を共有した上で診療を遂行するという基本方針に鑑み、生命への尊厳と、患者のQOLを視野に入れた解決の方策を導き出すものとなるよう支援する姿勢をもつ。
2) 患者への説明は、日常より誠意をもって実施し、自己決定権を尊重する姿勢をもつ。
3) 患者が事故により死亡した場合には、その客観的状況を診療部長より速やかに遺族に説明する。
4) 説明を行った教職員は、その事実および説明の内容を、診療録、看護記録等、自らが患者の医療に関して作成すべき記録、帳簿等に記録する。
5) 事故発生後、救命措置の遂行に支障を来さない限り可及的速やかに、事故の状況、現在実施している回復措置、その見通し等について、患者本人、家族等に誠意をもって説明する。事故等の公表については、日本私立医科大学協会の定める指針を参考とし、病院長が決定する。
- 組織図
医療安全業務監査
当院における医療安全に係る業務内容を監査することにより質の高い医療安全体制を確立し、もって安心で安全な医療を提供することを目的とする。
★監査委員会委員長
名称
埼玉医科大学病院医療安全業務監査委員会委員名簿
令和6年7月1日現在
氏名 | 利害関係 | 学外者 | 所属 | 医療法施行規則上の該当要件 |
構成員として選定理由 | ||||
★小松 康宏 | なし | 〇 | 板橋中央総合病院 副院長 医療の質・安全管理学 群馬大学 名誉教授 群馬大学医学部附属病院 病院顧問 | 医療安全の立場 |
板橋中央総合病院にて医療の室・安全管理学に関わり幅広い知識と実務経験を有していること | ||||
森本 義博 | なし | 〇 | 社会保険診療報酬支払基金埼玉支部
医療顧問・主任審査委員 小川赤十字病院名誉院長 | 医療安全の立場 |
小川赤十字病院の元院長であり病院管理者として医療安全に携わり、幅広い知識や経験が豊富なこと | ||||
水谷 渉 | なし | 〇 | 駒込たつき法律事務所・弁護士 | 法律の専門家の立場 |
法律において豊富な専門知識と経験を有していること | ||||
粟田 博 | なし | 〇 | 元毛呂山町教育委員会・教育長 | 患者の立場 |
毛呂山町教育長を歴任。当時より患者として受診していたことから、外部から見た当院へ意見できる立場であること | ||||
丸山 元孝 | なし | 〇 | 坂戸鶴ヶ島医師会・会長
丸山内科クリニック院長 | 医療提供の立場 |
近隣医師会長でありクリニック経営している側面から臨床現場で長年携わってきたこと | ||||
荒井 有美 | なし | 〇 | 北里大学病院 医療の質・安全推進室副室長 | 医療安全の立場 |
北里大学病院にて医療安全管理に携わり、幅広い知識と実務経験を有していること | ||||
高沢 信也 | あり | 埼玉医科大学内部監査室 室長 | 患者の立場 | |
埼玉医科大学内部監査室長。監査する側として尽力されていること |