市民公開講座

市民公開講座

2024年12月21日(土)に5年ぶりに第12回の市民公開講座を再開しました。
今後も定期的に開催していきます。
過去の開催記録は下記をご確認ください。
問い合わせ:埼玉医科大学病院 病院広報戦略室 / 市民公開講座運営委員会
(TEL:049-276-1121)
(TEL:049-276-1121)
過去の開催記録
第12回

- 開催日
- 参加者
- 当日の様子
- アンケート結果(回答:101名)
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- ご意見・回答
→貴重なご意見ありがとうございます。次回に向けて、時間の確保や参加者の方にももう少しお話いただけるような企画に取り組みたいと思います。
「大変勉強になりました。あっという間の時間でした。画像を色々紹介していただいたのが良かった。」
→患者さんにとってわかりやすい講座であるように、今後も工夫していきたいと思います。
「糖尿病網膜症と緑内障のレーザー治療は違いがあるのか、当日回答いただけなかったので、教えてほしい。」
→当日は担当医不在にてご迷惑おかけしました。糖尿病網膜症と緑内障のレーザー治療は全く異なります。糖尿病網膜症の悪化の末、血管新生緑内障に進展した場合に限っては、緑内障治療になるので緑内障で行うレーザー治療の一部と同等になります。一般的な糖尿病網膜症に対してのレーザー治療は、網膜の血液循環が無くなってしまったことによる酸素欠乏を解消するために、網膜を凝固して細胞数を減らし、酸素の必要量を減らすものです。レーザーを打つ場所も、網膜になります。一方、緑内障のレーザー治療は、①眼内の水の排水溝の口を広げるために、排水溝にレーザーを打つ(糖尿病ではしません)ものと、②眼内に水を作る毛様体をレーザーで凝固し、水の産生量を減らして眼圧を下げる(血管新生緑内障でも行われる)もので、目的と打つ場所、使うレーザーの種類の全てが異なります。