- 埼玉医科大学病院臨床研修センター
- 歯科医師臨床研修
- 研修歯科医の本音白書
- インタビュー01

研修医の 本音白書

H先生
複合型歯科医師臨床研修プログラム
東北大学出身
埼玉医科大学病院を選んだ理由
医科と合同の内科、麻酔科、救急科研修など、歯科大学の研修にはないカリキュラムが充実していることです。
埼玉県西部という立地は比較的都心に近く、自然豊かで住みやすいと思い、そちらに関しても魅力的でした。
埼玉県西部という立地は比較的都心に近く、自然豊かで住みやすいと思い、そちらに関しても魅力的でした。
埼玉医科大学病院での病院見学の感想
自然豊かでスタッフの方たちが明るい雰囲気だったのが印象的です。また、寮や図書館、研修医室の設備が充実していると感じました。手術室での見学時には、意識下挿管を行ったうえでの切開排膿という、母校の臨床実習でも見学する機会のなかった症例を見学でき、勉強になりました。
埼玉医科大学病院での研修の感想
医科大学病院のため、一般の歯科医院では経験できないような基礎疾患をもつ患者さんが多いです。有病者歯科に関する症例はとても充実していると感じました。医科研修では特に麻酔科研修が魅力的でした。口腔外科手術だけではなく他科の手術の全身麻酔を経験することで、コメディカルとの連携や全身管理に関して歯科医師と違う視点から学ぶことができ、今後口腔外科を学ぶうえでもとても貴重な経験となりました。
将来の目標を教えてください
具体的な目標は口腔外科学会の認定医を取得することです。また一般歯科診療も遜色なく行えるよう、自分なりに抜去歯や模型で空き時間に練習しています。将来的には有病者歯科・観血的処置を得意として歯科医院で勤務したいと考えています。麻酔科研修を通じて全身麻酔や静脈内鎮静法への興味がより強くなったので、具体的には未定ですがそちらに関しても今後さらに勉強したいと思っています。
医学生へのメッセージ
学生として机の上で勉強していると、基礎系科目や自分が進路として選択しない科の勉強をするときに、むだな苦労をしているように感じてしまうかもしれません。しかし、実際に働き患者さんと接して診断を考えたり薬を処方する中で、学生時代には使わないだろうと思っていた知識も関係していたことがよくありました。
勉強をするうえで、国家試験に受かるためだけではなく、包括的な知識をもったうえで、将来の患者さんに正しい診断をくだせるよう、また、実際に治療を行う自分が困らないために勉強する。という気持ちで頑張りましょう。私も初心を忘れないように日々研鑽したい所存です。
勉強をするうえで、国家試験に受かるためだけではなく、包括的な知識をもったうえで、将来の患者さんに正しい診断をくだせるよう、また、実際に治療を行う自分が困らないために勉強する。という気持ちで頑張りましょう。私も初心を忘れないように日々研鑽したい所存です。
研修医の1日
8:30 | 回診 | |
9:00 | 外来診療 |
問診をとり治療計画を立てたり、埋伏抜歯のアシストを行います。 |
12:00 | お昼休み | 食堂で食べるときもあります。売店やタリーズもあります。 |
13:00 | 外来診療 | 次の日のオペの準備、カルテ入力など |
17:00 | 回診 |
|
17;30 | 終業 |
終業後は問診をとった患者さんの病態に関して勉強、オペの予習などします。 |