JCI/JMIP

JCI

大学病院で日本初のJCI(国際病院評価機構)認定病院(国際医療センター)

世界中の医療施設の“医療の質“向上と患者安全を国際基準で評価するJCI認証を大学病院では初めて2015年に取得し、2021年に3回目のJCI認証を受けました。
JCI

JMIP

外国人患者受け入れ体制の整備

埼玉医科大学国際医療センターでは一般社団法人日本教育医療財団によるJMIP(外国人患者受け入れ医療機関認証制度)の認証を取得しています。外国人が国際的に高い評価を得ている日本の医療サービスを安心・安全に享受することができる体制を構築することを目的とし、3年毎に認証更新審査が必要な制度です。評価基準としては、ホームページ、危険区域・感染症に係る院内表示などの「多言語対応」、いつでも迷いなく同質の対応を可能にするための「マニュアルの整備」、宗教や主義等の理由で制限される食材や対応可能な範囲を確認することができる「宗教・異文化への配慮」、患者の理解可能な言語で治療方針や治療内容について説明し同意を得ることができる「医療安全の重視」の4つのポイントがあげられます。外国人患者受け入れに伴い発生する未収金や言語によるミスコミュニケーション、宗教、異文化に係る誤解などリスクに対応することは「院内スタッフを守る」というリスクマネジメントの観点からも重要であり、外国人診療体制をしっかり整備した医療機関であることの第三者からの証明となっています。
JMIP

外国医師臨床修練・臨床教授制度

外国人医師の受け入れ

埼玉医科大学国際医療センターでは、診療、教育、研究において広く世界的な規模で双方向性の交流を目指しています。ロボット手術など新しい低侵襲治療を開始する際には、世界でトップの経験を持つ外国人臨床教授を招き最先端ロボットおよびデジタル化手術の教育を受けました。また、当院は厚生労働省より外国医師臨床修練指定病院に指定されており、外国人医師が当院指導医の監督下で、実際の診療行為を通じた研修を最大2年間受けられます。脳卒中外科を中心に様々な国から外国人医師を受け入れトレーニングを積極的に実施しています。海外医療機関より多彩な人材を受け入れ、世界水準の医療技術に触れながら臨床研修の実施を通して、更なる医療への貢献を目指します。
(主な出身国) モンゴル、ベトナム、中国、イタリア、マレーシア、シンガポール、ウズベキスタン、モロッコ、セルビア、ドイツ
外国医師臨床修練・臨床教授制度

海外からの病院視察の受け入れ

各国からの視察と協定調印

埼玉医科大学国際医療センターでは、国際的な人事交流の強化・支援の一貫として、病院視察を積極的に受け入れています。
今までにタイ、中国、韓国、サウジアラビア、チベット亡命政府、イスラエル、ベトナム、ミャンマーをはじめ多くの医療機関や政府機関の方が当院を視察に訪れています。更にタイのラジャビチ病院とパートナーシップ推進のための覚書の調印、またミャンマーのマンダレー医科大学と協定書調印を結んでいます。現地から医師、看護師等の研修生を受け入れ、当院からも医師、看護師、PT等のスタッフが現地を訪問し、技術の共有を行いました。またアジア原子力協力ファーラム(FNCA)放射線治療プロジェクトのメンバーがワークショップの一環として当院の化学放射線治療棟を視察されました。当院はIAEAのCOLLABORATING CENTREでもあります。
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