埼玉医科大学研究シーズ集
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1腎臓内科大学病院− 111 −岡田浩一1、井上勉1、天野博明1、小坂井和歌子1慢性腎臓病の治療薬は代表的なunmet medical needsであり、新規治療薬の開発を進めている。共同研究我々の見いだした治療薬候補についての共同開発・共同研究をお願いできる企業様を探しております。受託研究これまでの当科の研究ノウハウを活かして、多種の慢性腎臓病モデルマウスを用いた動物実験を請け負います。得意な技術(ノウハウ)共同研究CCN2-integrinカスケードに着目し、慢性腎臓病モデルマウスの線維化進行を抑制するデコイペプチド(下記figureのDC#2および#5)を見いだしており、in vivo、in vitroで作用機序を解明済です。受託研究豊富な慢性腎臓病モデルマウスを用いて、御希望の治療薬の評価を致します。例)片側尿管結紮モデル(閉塞性腎症)、5/6腎摘出モデル(腎硬化症)、アリストロキア酸腎障害モデル(慢性尿細管間質障害)、アデニン腎症モデル(慢性尿細管間質障害)、虚血再灌流(軽症~重症)モデル(急性腎障害、急性腎障害/慢性腎臓病移行モデル)、他知的財産・論文・学会発表1.Amano H, et al. Mol Cell Biol. 2023;43(10):515-530.2.Inoue T, et al. Biochem Biophys Res Commun. 2019;517(1):96-102.3.Amano H, et al. Methods Mol Biol. 2023;2582:411-426.慢性腎臓病 CCN2 CTGF 線維化 治療薬構成員研究概要慢性腎臓病の新規治療の開発腎臓内科 教授  岡田 浩一キーワード

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