1血管外科大学病院− 115 −野中崇央1、松本春信1包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)は放置すれば大切断となる肢予後不良な病態に加え、併存症により生命予後も不良とされる。下腿以下への外科的血行再建は重症のCLTIに対する治療効果が極めて高いものの、本邦においては広く普及しているとは言い難い。当科では、さらなる治療成績向上に向け、その適応とバイパス手技の向上ならびに肢および生命予後に関する臨床研究を行っている。得意な技術(ノウハウ)下肢閉塞性動脈硬化症に対する外科的血行再建に関する臨床研究重度静脈うっ滞性疾患に対する外科的治療に関する臨床研究知的財産・論文・学会発表学会発表1野中崇央、松本春信.高度屈曲肢に対してバイパス手術を行なった症例について.第39回埼玉県外科集談会.2022.11.19.2野中崇央、松本春信.distal bypass後の急性下肢動脈閉塞に対して2期的に血行再建を行った1例.第30回日本血管外科学会関東甲信越地方会.2022.9.17.3野中崇央、松本春信.膝窩動脈瘤再発により急性下肢動脈閉塞を来した1例.第51回日本血管外科学術総会.2023.5.31-6.2包括的高度慢性下肢虚血、血行再建構成員研究概要包括的高度慢性下肢虚血に対する外科的血行再建術および長期予後に関する研究血管外科講師野中崇央キーワード
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