大学病院− 118 −菊池透1、武者育麻1,2、川名宏1、味原さや香1,2、沼倉周彦1,21埼玉医科大学病院小児科、2埼玉医科大学病院ゲノム医療科研究目的:小児期の肥満、脂質異常症、高血圧が、成人期にトラッキング(移行)するかどうかを明らかにする。対象と方法:新潟県見附市の小児生活習慣病予防健診を、小学校4年生時に受診し、20歳になった成人を対象に、郵送健診を実施した。小学校時のデータと、郵送健診(指先穿刺血)とのデータを比較検討した。結果LDLコレステロール、BMI、腹囲で、有意な正相関(r=0.7程度)が見られた。得意な技術(ノウハウ)行政との共同研究知的財産・論文・学会発表学会発表1)菊池透,他.小児生活習慣病健診の追跡健診として成人式の郵送健診の試み.第123回日本小児科学会学術総会,WEB開催,2020年胎児期から小児期の成長の軌跡を指標とした生活習慣病への先制医療の確立。小児生活習慣病予防健診受診者の成人後の追跡調査研究大学病院小児科教授菊池透キーワード小児、生活習慣病、トラッキング、成人式構成員研究概要
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