埼玉医科大学研究シーズ集
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大学病院− 119 −菊池透1、武者育麻1,2、川名宏1、味原さや香1,2、沼倉周彦1,21埼玉医科大学病院小児科、2埼玉医科大学病院ゲノム医療科研究目的:小児肥満、成因・病態および、その治療として行動療法の有効性を明らかにする。対象と方法:後方視的観察研究。埼玉医科大学病院小児科を受診した肥満小児を対象に、肥満度、腹囲、血圧、血清脂質、インスリン、骨年齢、骨密度、体組成を検討する。また、肥満度の変化などの推移を検討した。結果、肥満小児での、骨年齢促進。骨密度Zスコアの低下を明らかにした。また、行動療法が肥満改善に有用であることも明らかにした。得意な技術(ノウハウ)行動療法知的財産・論文・学会発表学会発表1)川名宏, 武者育麻, 菊池透.肥満小児の腰椎骨密度は下肢除脂肪量率と関連する.第55回日本小児内分泌学会学術集会,横浜市,2022 2)菊池透.小児肥満外来診療での1年間の継続した行動療法は、肥満改善に有用である.第55回日本小児内分泌学会学術集会,横浜市,2022 肥満小児の成因・病態・合併症および肥満小児への行動療法の肥満改善に対する有効性に関する研究大学病院小児科教授菊池透キーワード小児、肥満、インスリン、骨代謝、行動療法構成員研究概要

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