埼玉医科大学研究シーズ集
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− 13 −「すぐれた実地臨床医家の育成」を建学の理念の第一に掲げ、「師弟同行の学風」のもとに医学教育を行うことにより多くの医療人材を養成し、「Your Happiness Is Our Happiness」を本学のミッションに、地域中核の医療系大学として、医療・福祉・教育が融合した理想郷の実現を目指して、たゆまぬ努力と挑戦を続けております。これまで本学で行われてきた研究活動は、大学や病院が独自で遂行する例が多く、豊富な症例数や研究資源の利活用が十分ではありませんでした。この点を踏まえ、2024年4月より、大学と病院群の研究活動(基礎研究、トランスレーショナル研究、臨床研究、治験)を統合して運営する「研究統合推進センター」がスタートしました。これにより、小規模で行われてきた活動規模を組織横断的に拡大し、社会実装を大きく推進していく所存でございます。本誌では、産学連携に興味のある本学の研究プロジェクトについて、個々の情報をご紹介するとともに、本学の知財情報もご提供しております。このシーズ集が、産学連携のみならず、キャンパス間の研究連携、他の大学・研究機関との共同研究にもお役に立てることを切に願っております。益々のご指導ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。学校法人埼玉医科大学理事長丸木清之埼玉医科大学は、1972年に設立され、2022年に創立50周年を迎えました。埼玉県南西部にある毛呂山町に大学を置き、大学病院(毛呂山町)、総合医療センター(川越市)、国際医療センター(日高市)の3つの大規模病院などで構成し、関連法人を含め病床数約3,300床、学生数約2,400名を擁しております。埼玉医科大学研究シーズ集発刊のご挨拶

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