大学病院− 156 −梶原健1、田丸俊輔1、山縣洸1、水野由美1,2、水野洋介1,3、佐藤智美1、大竹明31産科・婦人科、2中央研究施設、3ゲノム医療科子宮内膜は脱落膜化という分化を経て胚の受け入れの準備を行う。この過程で重要な働きをする脂質代謝経路の解明や、代謝産物の同定をおこなっている。本研究により、着床・妊娠の維持に必要な脂質代謝産物等が明らかになる可能性がある。また、本研究結果は、不妊症の治療や生殖補助医療技術の向上に役立つことができる。得意な技術(ノウハウ)遺伝子発現解析細胞内小器官の観察(免疫染色・電子顕微鏡解析)着床アッセイ知的財産・論文・学会発表学会発表1, 水野由美, 田丸俊輔, 佐藤智美, 梶原健, 子宮内膜細胞は脱落膜化に伴い中鎖脂肪酸を産生する第45回日本分子生物学会年会(2022)2, 田丸俊輔、水野由美、梶原健、岸美裕子、佐藤智美、小黒辰夫、石原理.脱落膜化子宮内膜間質細胞における脂肪酸代謝調節機構の解明とオクタン酸の役割, 第51回日本臨床分子形態学会(2019)特許出願等特許取得学校法人埼玉医科大学、水野由美、梶原健、田丸俊輔、佐藤智美、三井智美産婦人科疾患の罹患可能性の判定を補助する方法特願2018-152478平成30年8月13日出願特許第7191361号令和4年12月9日取得不妊症、子宮内膜、脱落膜化、脂質代謝、ミトコンドリア構成員研究概要子宮内膜の脂質代謝と着床・妊娠についての研究産科・婦人科教授梶原健キーワード
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