唾液を用いた診断法・疫学調査に関するの臨床研究例)唾液を用いた梅毒トレポネーマMLST解析大学病院− 176 −今井一男1、大町竜羽1、竹内慶大2、小野寺梓1、前田卓哉11大学病院臨床検査医学(中央検査部) 2保健医療学部臨床検査学科性感染症、特に梅毒の国内患者数は増加の一途をたどり、流行に歯止めがかからない。性感染症の流行抑制には、①個々の患者の早期診断・治療、②サーベイランスによるリスク集団の同定・介入が重要である。当グループでは梅毒、マイコプラズマジェニタリウムなど性感染症を引き起こす病原体に対する、①簡易診断系の開発、②唾液を用いた検査系の探索、③性感染症の疫学調査、上記3点を目的として研究を行っている。得意な技術(ノウハウ)LAMP法、高速PCR法、CRISPR Casたんぱく質などを利用した簡易遺伝子診断系の開発例)CRISPRCasたんぱく質を利用した簡易遺伝子診断系知的財産・論文・学会発表学会発表大町竜羽. SHERLOCK法を用いたMycoplasma genitalium簡易検出系の検討. 第35回日本臨床微生物学会総会・学術集会. 2024年性感染症、梅毒、マイコプラズマ、遺伝子検査、疫学調査構成員研究概要性感染症の診断系開発・疫学調査臨床検査医学講師今井一男キーワード
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