埼玉医科大学研究シーズ集
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羽藤泰1、鹿島田寛明1、山口雅利1、杉山亜斗1、井上慶明1、福田祐樹1、河野光智1、中山光男11埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科術前CTのDICOMファイルから、ラバー様素材(熱可塑性エラストマー)を用いて気管支モデルや肺区域モデルを作製し、手術に役立てる研究である。柔軟性に富む素材を出力可能な特殊なプリンターを使用しており、いまのところ他の機種では利用できないモデルである。現在、より高精度の3Dモデルデータを得る方法や、プリントされたモデルの凸凹軽減の改良に取り組んでいる。すでに手術モデルとして使用しているが、今後はマルチカラー素材の出力にもチャレンジしたい。得意な技術(ノウハウ)切断、縫合が可能な3次元軟性モデルの作製患者のDICOMファイルから作成するので、casebycaseでの対応が可能左肺モデルの例(肺動脈肺静脈知的財産・論文・学会発表学会発表熱可塑性エラストマーを用いた気管支3Dプリントモデルによる術前シミュレーション羽藤泰,鹿島田寛明,山口雅利,杉山亜斗,井上慶明,青木耕平,福田祐樹,儀賀理暁,河野光智,中山光男.第45回日本呼吸器内視鏡学会学術集会2022年5月27,28日岐阜構成員研究概要気管支モデルの縫合の例− 194 −熱可塑性エラストマーを用いた、模擬手術可能な気管支3Dプリントモデル作製総合医療センター呼吸器外科准教授羽藤泰キーワード3Dプリンター、手術教育、気管支、熱可塑性エラストマー

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