− 228 −澤野誠1大河原健人1今本俊郎1平埜貴久1坂本博史1米津雅之11高度救命救急センター当施設では外傷・産褥出血・術後出血等の出血性ショックに対する手術・カテーテル治療・集中治療を得意としている。出血性ショックでは、凝固能・血小板・乳酸値を測定して輸血・凝固因子の補充を決定するが、現在は間欠的に採血してそれらの指標を確認している。しかし、間欠的にしか確認することができないため、一挙に増悪していることがしばしば見られる。そのため、それらの指標を持続測定することができれば、出血性ショックに対してより迅速に対応することが可能となる。・大量血胸・大量腹腔内出血に対する開胸・開腹手術・出血性ショックに対するカテーテル治療・出血性ショックに対する大量輸血戦略・フィブリノーゲン製剤・ケイセントラ投与論文MatsudaM,SawanoM.Single-staged laparotomyversusmultiple-stagedlaparotomyfortraumatic.massivehemoperitoneumwithhemodynamicinstability:asingle-center, propensityscore-matchedanalysis.BMCSurg. 22(1):210.2022.学会発表松田真輝, 平埜貴久, 大河原健人, 澤野誠. 第81回日本臨床外科学会総高知2019/11/14-11/16た外傷手術の活用方法~シンポジウム体幹部外傷手術の切り抜け方~定型手術を応用し得意な技術(ノウハウ)知的財産・論文・学会発表構成員研究概要出血性ショックにおける凝固因子の連続測定高度救命救急センター講師松田真輝出血性ショック、血胸、腹腔内出血、産褥出血キーワード
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