− 253 −大崎昭彦1、榊原彩花1、長谷部孝裕1、佐伯俊昭1、石黒洋1、松浦一生1、大原正裕1、島田浩子1、淺野彩1、貫井麻未1、一瀬友希1、藤本章博1、山口慧1、中目絢子1、黒澤多英子1、朝井香子1、三島一彦2、三島眞代21乳腺腫瘍科、2脳脊髄腫瘍科1︓乳癌原発腫瘍と転移性脳腫瘍における遺伝子変異について、次世代シークエンサーを用いて網羅的、探索的に解析する。乳癌は女性が罹患する悪性腫瘍のうち最も頻度が高く、肺癌に次いで脳転移を生じやすい。脳転移腫瘍に特異的な遺伝子異常の獲得が、原発腫瘍の治療に対する脳転移腫瘍の治療抵抗性の一因になっていることが示唆されるため、本研究で行う脳転移腫瘍に特異的な遺伝子異常の同定は、脳転移病変に対する新たな治療標的や治療法の開発につながることが期待される。得意な技術(ノウハウ)免疫染色、RNA抽出、RNA-seqデータ解析など構成員研究概要乳癌原発腫瘍と脳転移腫瘍における網羅的遺伝子解析乳腺腫瘍科教授大崎昭彦キーワード浸潤性乳管癌転移性腫瘍遺伝子解析
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