埼玉医科大学研究シーズ集
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− 263 −小島拓朗1、小林俊樹11小児心臓科・心房中隔欠損症閉鎖術後の妊娠における心機能への影響を研究する。・心房中隔欠損症の女性患者に対する閉鎖様式(外科的閉鎖、経カテーテル的閉鎖)の違いが、その後の妊娠・出産時における循環動態にもたらす影響を研究する。・経カテーテル的閉鎖を行った患者において、外科的閉鎖を行った患者よりも妊娠中の脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の上昇、頻脈性不整脈の発生、および循環器イベントの発生が抑制される事が示唆される。・また、この傾向は妊娠を重ねるごとに顕著になる事が推測される。得意な技術(ノウハウ)・心房中隔欠損症に対する外科的閉鎖術・心房中隔欠損症に対する経カテーテル的閉鎖術知的財産・論文・学会発表・学会発表:小島拓朗心房中隔欠損症に対する閉鎖様式の違いは妊娠中の循環に影響を与えるか.第33回日本先天性心疾患インターベンション学会学術集会(2023年1月19日~21日)・テルモ株式会社奨学寄附金対象研究構成員研究概要心房中隔欠損症術後妊婦の心機能解析小児心臓科准教授小島拓朗キーワード心房中隔欠損症、妊娠、外科的閉鎖術、経カテーテル的閉鎖術

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