埼玉医科大学研究シーズ集
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− 271 −市村拓也1、中川秀之、釜田峰都、関口淳宏、能美隆臣、足立佳也、内田賢太郎、北村晶1国際医療センター麻酔科工心肺を使用しない冠動脈血管吻合術(OPCAB)において、心臓脱転時に循環動態が不安定、または循環破綻になることが知られている。脱転時の循環動態の安定のために有効な評価方法が必要である。経食道心エコーのスキルの一つであるBLOOD SPECKLE IMAGING(BSI)は実際の赤血球の動きをトレースすることで血流を視覚化できる技術である。我々はBSIを用いることで、脱転時の血流方向の違い、それによるエナジーロス、循環耐用時間の違い、将来的には、脱転方向の制御に役立てることを目指して、研究を行っている。得意な技術(ノウハウ)臨床研究経食道心エコーを持ちいた心機能評価構成員研究概要OPCAB 脱転時における血流方向の循環動態に及ぼす影響に関する研究麻酔科 助教  市村拓哉キーワード     OPCAB  、bLOOD SPECKLE IMAGING、tee

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