埼玉医科大学研究シーズ集
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大学病院− 90 −長井良昭1、内田義孝1、山崎進1、内田貴裕1、四宮俊11基本学科名呼吸器内科NEJSG(北東日本研究機構)に参加し、肺がんの後ろ向き研究に参加しています。積極的な臨床研究活動を通じて、肺がん治療の向上に向けて重要な役割を果たしています。患者の過去のデータを用い、緻密な分析を行う後ろ向き研究、肺がんに対する最適な治療を探索するための前向き研究に参加することにより最新の医学的知見に基づいたアプローチで学術的な進展に寄与しています。また、埼玉医科大学国際医療センターと協力し、腫瘍免疫における好酸球の役割についての基礎的研究をおこなっております。現在参加中の臨床研究●悪液質を伴う非小細胞肺癌に対するアナモレリン+免疫チェックポイント阻害薬(イピリムマブ+ニボルマブ)の第II 相試験(AnINCA/NEJ058A 試験)●ICI (immune checkpoint inhibitor)治療が無効となった非小細胞肺癌に対するICIへのアンサー+放射線治療併用追加による第Ⅰ/Ⅱ相試験(NEJ046)●肺大細胞神経内分泌がん(LCNEC) におけるアテゾリズマブと化学療法併用療法の多施設共同非介入前向き観察研究(NEJ044)●食欲不振を呈する進行肺がん患者に対する異なる用量のステロイド療法の有効性と安全性を検討する無作為化第Ⅱ相試験(NJLCG1602/NEJ031)●腫瘍免疫における好酸球の役割学会発表内田貴裕,肺癌における末梢血好酸球とPD-1阻害薬の治療効果との関連特許出願特開2006-288353萩原弘一長井良昭宮澤仁志「高感度な既知変異遺伝子検出方法およびEGFR変異遺伝子検出方法」第72回アレルギー学会学術大会学術大会2023年10月22日肺癌構成員研究概要肺癌呼吸器内科准教授長井良昭キーワード

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